第122回日商簿記検定3級・仕訳問題5(固定資産の売却・未収金)

仕訳問題

 平成15年7月1日に取得した車両(取得原価2,000,000円、残存価額200,000円、耐用年数6年、減価償却方法は定額法・間接法で処理)を平成20年8月31日に400,000円で売却し、売却代金については翌月の15日に受け取ることにした。なお、当社の決算日は12月31日で、減価償却については月割り計算による。

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勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座 受取手形 売掛金
前払金 立替金 未収金 仮払金
貸付金 車両 支払手形 買掛金
前受金 預り金 未払金 仮受金
借入金 車両減価償却累計額 引出金 仕入
減価償却費 発送費 租税公課 支払利息
固定資産売却損 売上 受取利息 固定資産売却益

矢印画像

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解答・解説

借方科目 金額 貸方科目 金額
車両減価償却累計額
減価償却費
未収金
固定資産売却損
1,350,000
200,000
400,000
50,000
車両 2,000,000

 固定資産の売却に関する問題です。固定資産の売却損益は、売却時の帳簿価額と売却価額の差額により算定します。本問の場合、売却直前の帳簿価額は【取得原価2,000,000円-減価償却累計額1,350,000円-減価償却費200,000円=450,000円】となりますので、これと売却価額400,000円とを比較して、売却損の50,000円を計上することになります。

解答に当たって注意すべきポイント

  • 車両減価償却累計額は、平成15年度については12か月分ではなく6か月分(平成15年7月1日~平成15年12月31日)ですので間違えないようにしてください。
  • 減価償却費は、12か月分ではなく8か月分(平成20年1月1日~平成20年8月31日)ですので間違えないようにしてください。
  • 売却代金400,000円に関しては、商品売買以外の取引から発生した債権ですので、売掛金勘定ではなく未収金勘定を使って仕訳を切ることになります。

 なお、本問を直接法で記帳していた場合、解答仕訳は以下のようになります。

(借)減価償却費
(借)未収金
(借)固定資産売却損
200,000
400,000
50,000
(貸)車両 650,000

 固定資産の売却に関する問題は、第102回の問2第105回の問2第108回の問1第115回の問4第119回の問5第120回の問3でも出題されていますので、併せて押さえておくようにしてください。



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