第122回日商簿記検定3級・仕訳類題1(資本の引き出し・租税公課)

仕訳問題(類題)

 店舗兼住居用の建物と土地に係る固定資産税 ¥ 200,000 と、店主の所得税 ¥ 150,000 を現金で納付した。なお、固定資産税のうち20%については店主個人住居部分に対してである。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座 前払金 立替金
預り金 未払金 引出金 租税公課

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
租税公課
引出金
160,000
190,000
現金 350,000

解説

 資本の引き出し・租税公課に関する問題です。

 まず、固定資産税200,000円に関しては営業用(事業用)と店主用の2つに分けたうえで、前者を租税公課で費用処理し、後者を資本の引き出しとして処理します。

 なお、本問は問題で列挙されている勘定科目の中に引出金がある(資本金がない)ので、資本の引き出しに関する仕訳は引出金で処理します。

  • 80%は営業用 → 160,000円(=200,000円×80%)は租税公課で費用処理
  • 20%は店主用 → 40,000円(=200,000円×20%)は引出金で処理
解答①
(借)租税公課 160,000
(借)引出金 40,000
 (貸)現金 200,000

 また、店主の所得税を会社が肩代わりして支払った場合は、資本の引き出しとして処理します。

解答②
(借)引出金 150,000
 (貸)現金 150,000

 以上、①②の仕訳をまとめると解答仕訳になります。

 資本の引き出しに関する問題は、第102回の問3第106回の問4第107回の問2第111回の問3第114回の問2第117回の問5第125回の問2第126回の問5第127回の問5第129回の問5第133回の問3第135回の問4第136回の問1第139回の問4第145回の問1第147回の問2でも出題されています。あわせてご確認ください。

 租税公課に関する問題は、第106回の問4第107回の問2第111回の問3第125回の問2第127回の問5第129回の問5第133回の問3第135回の問4第137回の問2第139回の問4第141回の問5第146回の問3第147回の問2第150回の問5でも出題されています。あわせてご確認ください。



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