第121回日商簿記検定3級・仕訳類題4(小口現金)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★☆☆

 小口現金係から、次のような支払の報告を受けていたため、ただちに小切手を振り出して資金を補給した。なお、当店では、定額資金前渡制度(インプレストシステム)により、小口現金係から毎週金曜日に一週間の支払報告を受け、これにもとづいて資金を補給している。

  • 交通費:¥ 9,000
  • 消耗品費:¥ 7,000
  • 雑費:¥ 4,000
勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 前払金 仮払金
未払金 交通費 消耗品費 雑費

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
交通費
消耗品費
雑費
9,000
7,000
4,000
当座預金 20,000

解説

 小口現金に関する問題です。小口現金の仕訳は、【支払いに関する仕訳】と【補給に関する仕訳】に分けて考えると分かりやすいです。

支払いに関する仕訳

 小口現金から支払った経費を計上します。仕訳自体は簡単なので特に問題ないと思います。

①支払いに関する仕訳
(借)交通費 9,000
(借)消耗品費 7,000
(借)雑費 4,000
 (貸)小口現金 20,000

補給に関する仕訳

 問題文に「当店では、定額資金前渡制度(インプレストシステム)により、小口現金係から毎週金曜日に一週間の支払報告を受け、これにもとづいて資金を補給している」とあるので、支払額合計20,000円と同額の小切手を振り出して小口現金を補給します。

②補給に関する仕訳
(借)小口現金 20,000
 (貸)当座預金 20,000

 最後に①②の仕訳をまとめると解答仕訳になります。なお、本問は問題文に列挙されている勘定科目に「小口現金」がないので、借方と貸方の小口現金勘定は相殺します

 小口現金に関する問題は、第103回の問2第105回の問3第112回の問4第113回の問5第126回の問2でも出題されているので、あわせてご確認ください。いずれもほとんど同じ形式で出題されています。



ページの先頭へ