第119回日商簿記検定3級・仕訳問題1(手形取引)

仕訳問題

 以前に売上代金の一部として受け取っていた得意先振り出しの約束手形20,000円を取引銀行で割り引き、割引料として500円を差し引かれた手取金は当座預金とした。

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勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
当座預金 受取手形 売買目的有価証券 未収金
前払金 立替金 手形貸付金 土地
仮払金 支払手形 未払金 前受金
預り金 手形借入金 仮受金 資本金
引出金 売上 受取手数料 受取利息
固定資産売却益 仕入 給料 旅費交通費
手形売却損 支払手数料 支払利息 固定資産売却損

矢印画像

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解答・解説

借方科目 金額 貸方科目 金額
当座預金
手形売却損
19,500
500
受取手形 20,000

 手形取引に関する問題です。日商簿記検定3級の合否は「難しい問題を解けたかどうか」ではなく、このような簡単な問題を正解できるかどうかで決まります。本問はテキストで説明に使われるレベルの簡単な問題ですので、間違えてしまった方は必ずテキストに戻って復習しておいてください。

 本問で問われている手形の割引とは、満期日前に手形を現金化したい場合に、銀行に持っていって換金することを言います。イメージ的には以下のような感じを想像していただければ分かりやすいと思います。なお、利息相当分は「手形売却損」として認識することになります。

  • 当社「満期日前にお金が欲しくなったから、銀行さん、手形の割引お願いしまーす」
  • 銀行「OK。でも満期日前だから、今日から満期日までの利息相当分を引かせてもらいますよ。」
  • 当社「それでは利息相当分を引いた残りを当座預金として入金してくださいな」
  • 銀行「じゃあ、利息相当分を引いた残額を当座預金口座に振り込んでおきますわ」

 手形売却損は以前、「支払利息割引料」勘定を使って処理していましたので、古いテキストで勉強されている方は支払利息割引料で覚えてしまっているかもしれませんが、本試験では手形売却損として出題されますのでご注意ください。

 また、支払利息割引料は期間の経過に応じて費用化し、未経過のものは前払利息割引料として資産に計上していましたが、手形売却損は「金融資産の売却損」ですから、全額当期の費用として認識されます。



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