第118回日商簿記検定3級・仕訳類題4(消耗品)

仕訳問題(類題)

重要度:★☆☆ 難度:★☆☆

 事務用文房具を山浦商店より購入し、代金 ¥ 80,000 は現金で支払った。なお、当店では文房具については決算時に棚卸を行い、当期の使用額を費用に振り替える方法をとっている。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 小口現金 仮払金
消耗品 備品 未払金 消耗品費

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
消耗品 80,000 現金 80,000

解説

 消耗品の購入に関する問題です。

 本問は、問題文の「当店では文房具については決算時に棚卸を行い、当期の使用額を費用に振り替える方法をとっている」から、消耗品購入時に消耗品勘定を使って処理していたことが分かります。

仮に、決算期末において5,000円の未費消分があった場合の仕訳
(借)消耗品費 75,000
 (貸)消耗品 75,000

ではついでに、消耗品を購入時に「費用計上」する場合の仕訳も確認してみましょう。購入時に資産計上した場合と大きく異なる点は、決算期末に消費していない分を資産計上する点です。仕訳は以下のようになります。

消耗品取得時の仕訳
(借)消耗品費 80,000
 (貸)現金など 80,000
決算期末において5,000円の未費消分があった場合の仕訳
(借)消耗品 5,000
 (貸)消耗品費 5,000

 ポイントは、決算時に振り替える額が未費消分なのか既費消分なのかという違いです。簡単にまとめておきますので、この論点についてはこの場で理解するようにしてください。

まとめ

消耗品を購入時に資産(消耗品勘定)処理する場合

  • 購入時…支出額を消耗品勘定で認識
  • 決算時…既費消分を消耗品費勘定で認識

消耗品を購入時に費用(消耗品費勘定)処理する場合

  • 購入時…支出額を消耗品費勘定で認識
  • 決算時…未費消分を消耗品勘定で認識

 消耗品に関する問題は、第101回の問5第144回の問3でも出題されています。あわせてご確認ください。



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