第117回日商簿記検定3級・仕訳類題4(所得税の源泉徴収)

仕訳問題(類題)

重要度:★★★ 難度:★☆☆

 給料日に、従業員に対する給料から所得税の源泉徴収額 ¥ 30,000 を差し引き、手取り金 ¥ 170,000 を当座預金の口座から振り替えて従業員に支払った。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 従業員立替金 貸付金
所得税預り金 仮受金 給料 租税公課

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
給料 200,000 所得税預り金
当座預金
30,000
170,000

解説

 所得税の源泉徴収に関する問題です。この問題は【所得税の源泉徴収に関する仕訳】と【手取額の支払いに関する仕訳】の2つに分けて考えると分かりやすいです。

所得税の源泉徴収に関する仕訳

 まず「所得税の源泉徴収分 ¥ 30,000 」ですが、これは所得税を給料から天引きしておいて、後で会社がまとめて税務署に納税するものですので、天引き段階では「所得税預り金」勘定で処理します。

(借)給料 30,000
 (貸)所得税預り金 30,000

 なお、解答の勘定科目については、特に指定が無い場合は「預り金」勘定でも「所得税預り金」勘定でもどちらでもOKですが、本試験では、問題で列挙されている勘定科目の中からどちらかを選ぶようにしてください。

手取額の支払いに関する仕訳

 残りの「手取り金 ¥ 170,000 」ですが、こちらは特に問題ないと思います。

(借)給料 170,000
 (貸)当座預金 170,000

 以上、①②の仕訳をまとめると解答の仕訳になります。

 所得税の源泉徴収に関する問題は、第100回の問3第101回の問3第102回の問4第106回の問5第109回の問2第121回の問2第128回の問4第130回の問3第131回の問4第140回の問4第142回の問2第143回の問5第145回の問5でも出題されています。あわせてご確認ください。



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