第116回日商簿記検定2級・仕訳類題4(決算振替仕訳)

仕訳問題(類題)

重要度:★☆☆ 難度:★☆☆

 株式会社成田商会は、当期の決算を行った結果、¥ 6,000,000 の損失を計上した。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 別段預金 前払金
仮払金 立替金 未払金 仮受金
利益準備金 別途積立金 繰越利益剰余金 損益

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
繰越利益剰余金 6,000,000 損益 6,000,000

解説

 決算振替仕訳に関する問題です。ここでは、簡単な設例を使って決算振替仕訳の流れを確認していきましょう。仮に、決算整理後の諸費用が10,000,000円、諸収益が4,000,000円だったとします。まずはこれらを損益勘定に振り替え差額(当期純利益または当期純損失)を認識します。

(借)諸収益 4,000,000
 (貸)損益 4,000,000
(借)損益 10,000,000
 (貸)諸費用 10,000,000

 この2つの仕訳により6,000,000円の当期純損失を認識することが出来ますので、当該差額を繰越利益剰余金勘定にさらに振り替えます。

解答
(借)繰越利益剰余金 6,000,000
 (貸)損益 6,000,000
下書き画像

 上の画像は、勘定の流れを図に表したものですので、よろしければ参考にしてください。なお、決算振替仕訳に関する問題は第109回の問2でも出題されていますが、難度の割りに出題可能性の低い論点になるので、時間がない方はバッサリ切るのもひとつの手だと思います。



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