第113回日商簿記検定3級・仕訳類題5(小口現金)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★☆☆

 小口現金係から、旅費交通費 ¥ 20,000、消耗品費 ¥ 30,000 および雑費 ¥ 10,000 の小口現金の使用について報告を受け、同額の小切手を振り出して補給した。当店は小口現金について定額資金前渡法(インプレストシステム)を採用している。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
小口現金 当座預金 旅費交通費 消耗品費
雑費 未払金 前払金 仮払金

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
旅費交通費
消耗品費
雑費
小口現金
20,000
30,000
10,000
60,000
小口現金


当座預金
60,000


60,000
※1

※1 20,000円+30,000円+10,000円=60,000円(貸借差額)

または

別解
借方科目 金額 貸方科目 金額
旅費交通費
消耗品費
雑費
20,000
30,000
10,000
当座預金 60,000 ※1

※1 20,000円+30,000円+10,000円=60,000円(貸借差額)

解説

 小口現金に関する問題です。小口現金の仕訳は、【支払いに関する仕訳】と【補給に関する仕訳】に分けて考えると分かりやすいです。

支払いに関する仕訳

 小口現金から支払った経費を計上します。仕訳自体は簡単なので特に問題ないと思います。

①支払いに関する仕訳
(借)旅費交通費 20,000
(借)消耗品費 30,000
(借)雑費 10,000
 (貸)小口現金 60,000

補給に関する仕訳

 問題文に「同額の小切手を振り出して補給した」とあるので、支払額合計60,000円と同額の小切手を振り出して小口現金を補給します。

②補給に関する仕訳
(借)小口現金 60,000
 (貸)当座預金 60,000

 最後に①②の仕訳をまとめると解答仕訳になります。なお、本問は問題文に列挙されている勘定科目に「小口現金」があるので、借方と貸方の小口現金勘定を相殺してもしなくてもどちらでも正解です。

 小口現金に関する問題は、第103回の問2第105回の問3第112回の問4第121回の問4第126回の問2でも出題されているので、あわせてご確認ください。いずれもほとんど同じ形式で出題されています。



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