第112回日商簿記検定3級・仕訳類題4(小口現金)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★☆☆

 小口現金係から、次のように支払の報告を受けたため、ただちに小切手を振り出して資金を補給した。なお、当店では定額資金前渡法(インプレストシステム)により、小口現金係から毎週金曜日に1週間の支払報告を受け、これに基づいて資金を補給している。

  • 通信費:¥ 6,000
  • 消耗品費:¥ 4,000
  • 雑費:¥ 1,000
勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
当座預金 立替金 前払金 当座借越
未払金 通信費 消耗品費 雑費

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
通信費
消耗品費
雑費
6,000
4,000
1,000
当座預金 11,000

解説

 小口現金に関する問題です。小口現金の仕訳は、【支払いに関する仕訳】と【補給に関する仕訳】に分けて考えると分かりやすいです。

支払いに関する仕訳

 小口現金から支払った経費を計上します。仕訳自体は簡単なので特に問題ないと思います。

①支払いに関する仕訳
(借)通信費 6,000
(借)消耗品費 4,000
(借)雑費 1,000
 (貸)小口現金 11,000

補給に関する仕訳

 問題文に「当店では定額資金前渡法(インプレストシステム)により、小口現金係から毎週金曜日に1週間の支払報告を受け、これに基づいて資金を補給している」とあるので、支払額合計11,000円と同額の小切手を振り出して小口現金を補給します。

②補給に関する仕訳
(借)小口現金 11,000
 (貸)当座預金 11,000

 最後に①②の仕訳をまとめると解答仕訳になります。なお、本問は問題文に列挙されている勘定科目に「小口現金」がないので、借方と貸方の小口現金勘定は相殺します

 小口現金に関する問題は、第103回の問2第105回の問3第113回の問5第121回の問4第126回の問2でも出題されているので、あわせてご確認ください。いずれもほとんど同じ形式で出題されています。



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