第112回日商簿記検定2級・仕訳類題3(法人税等)

仕訳問題(類題)

重要度:★★★ 難度:★☆☆

 決算にさいし、当期分の法人税等 ¥ 500,000 を計上した。なお、当社はすでに小切手を振り出して ¥ 300,000 を中間納付しており、仮払法人税等として処理している。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 受取手形 売掛金
仮払法人税等 支払手形 買掛金 前受金
未払法人税等 資本金 繰越利益剰余金 法人税等

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
法人税等 500,000 仮払法人税等
未払法人税等
300,000
200,000

解説

 法人税等に関する問題です。

 決算において法人税等を計上する仕訳は、以下の手順で機械的に処理することができます。必ずマスターしておきましょう。

  • 仕訳の考え方
    1. 当期に計上すべき法人税等の金額を計算し、借方に「法人税等」を計上する。
    2. 中間納付の有無を確認し、中間納付があれば貸方に「仮払法人税等」を計上する。
    3. 貸借差額を計算し、貸方に「未払法人税等」を計上する。

 なお、3.の貸借差額が貸方残になる場合(=借方の法人税等よりも貸方の仮払法人税等のほうが大きい場合)は、借方に未収還付法人税を計上します。頭の片隅に入れておきましょう。

  • 本問の場合
    1. 借方に「法人税等 500,000円」を計上する。
    2. 貸方に「仮払法人税等 300,000円」を計上する。
    3. 貸方に「未払法人税等 200,000円」を計上する。
      • 貸借差額:500,000円-300,000円=200,000円

 法人税等に関する問題は、第102回の問2第107回の問2第113回の問3第119回の問4第122回の問5第127回の問5第136回の問2第151回の問4でも出題されています。あわせてご確認ください。



ページの先頭へ