第112回日商簿記検定2級・仕訳類題2(売上割引)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★☆☆

 得意先犬童商店から当座預金に、3週間前の売上にかかわる売掛金の振込みがあった。この振込額は、売上後3週間以内に代金が決済されていたので、当初の契約どおり売上高 ¥ 1,000,000 の5%を控除した額である。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 受取手形 売掛金
支払手形 買掛金 前受金 売上
受取手数料 仕入割引 仕入 売上割引

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
当座預金
売上割引
950,000
50,000
売掛金 1,000,000

解説

 売上割引に関する問題です。売上割引は、早期回収の見返りとして代金の割引を行うさいに使う勘定をいい、売上戻りや売上値引のように売上控除項目として処理するのではなく「売上割引」という独立の科目をもって、営業外費用として処理することになります。

 本問は、早期回収の要件を満たしていますので売上割引を計上しますが、早期回収の要件は会社・取引ごとに異なりますし、日商簿記検定2級の仕訳問題で出題される場合は売上割引の適用期限を記載→期限内の返済→売上割引の計上という毎度おなじみの流れで処理するだけなので、割引要件などを暗記する必要はありません。

 売上割引に関する問題は、第104回の問4第118回の問1第126回の問4でも出題されているので、あわせてご確認ください。いずれも簡単な問題ばかりです。



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