第110回日商簿記検定3級・仕訳類題5(資金の借り入れ)

仕訳問題(類題)

重要度:★☆☆ 難度:★★☆

 仕入先今川商店から販路拡張のための資金 ¥ 1,000,000 を、期間6か月、利率年6%の条件で借り入れ、利息を差し引いた残額について同店振出しの小切手で受け取った。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 前払金 仮払金
貸付金 借入金 受取利息 支払利息

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
現金
支払利息
970,000
30,000
借入金 1,000,000

解説

 資金の借り入れに関する問題です。

 本問では利息相当額を借り入れ時に支払っていますので、資金返済時には元金相当額(1,000,000円)の支払いのみです。貸方の借入金勘定の金額を1,030,000円にしてしまわないように注意してください。

 なお、問題文の「同店振出しの小切手で受け取った」より、借方の現金勘定を当座預金勘定にしてしまう方がいらっしゃいますが、小切手の受け取りは現金として資産計上しますので、間違えてしまった方はご注意ください。「すぐに当座預金勘定に預け入れた」の一文がある場合にのみ、当座預金勘定として認識します。

小切手を受け取った場合の仕訳

  • 他店発行の小切手:現金の増加として処理
  • 当店発行の小切手:当座預金の増加として処理

 一方、利息については、問題文の「期間6か月」という部分を見落とさないように注意してください。問題文を読んだときに丸で囲むなり、ラインを引くなりして目立たせておくと良いと思います。

支払利息=1,000,000円×6%×6か月÷12か月=30,000円

 資金の借り入れに関する問題は、現時点では本問のみです。



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