第110回日商簿記検定2級・仕訳類題2(予約販売・消費税)

仕訳問題(類題)

 大隈堂は、ゲームソフトの新発売に先立ち、単価 ¥ 4,200(うち消費税 ¥ 200 )で予約を受け付けていたが、本日、500本分のソフトを予約客に発送した。なお、昨日までに1000本分の予約があり、代金の全額を受け取っている。消費税の処理は税込方式で処理している。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 受取手形 売掛金
前払金 未収入金 支払手形 前受金
仮受消費税 仮払消費税 未払金 売上

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
前受金 2,100,000 売上 2,100,000

解説

 特殊商品売買の予約販売&消費税に関する問題です。

 予約販売に関しては、「予約金受け取り時の仕訳」と「商品販売時の仕訳」を分けて考えると分かりやすいです。

 まず、予約金受取時の仕訳ですが、問題文に「昨日までに1000本分の予約があり、代金の全額を受け取っている」とあるので、以下のような仕訳を切っていたと判断します。

【参考】既に切られている仕訳
(借)現金など 4,200,000
 (貸)前受金 4,200,000

 次に、解答すべき商品販売時の仕訳ですが、問題文に「本日、500本分のソフトを予約客に発送した」とあるので、上の仕訳で計上した前受金の半分を売上に振り替えます。

解答
(借)前受金 2,100,000
 (貸)売上 2,100,000

 なお、消費税の取り扱いに関しては、問題文に「消費税の処理は税込方式で処理している」という一文があるので、売上に消費税額を含めて処理します。仮に税抜方式で処理していた場合は、以下のような仕訳を切ります。

【参考】税抜方式で処理していた場合の仕訳
(借)前受金 2,100,000
 (貸)売上 2,000,000
 (貸)仮受消費税 100,000

 特殊商品売買の予約販売に関する問題は、第100回の問5第135回の問1でも出題されています。

 消費税に関する問題は、第104回の問3第117回の問3第124回の問3第132回の問3第138回の問5第141回の問4第142回の問1第143回の問5第144回の問3第146回の問5第147回の問3第150回の問4でも出題されているので、あわせてご確認ください。



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