第107回日商簿記検定3級・仕訳類題3(手形借入金)

仕訳問題(類題)

重要度:★☆☆ 難度:★★☆

 南部商店から、年利率5%、期間6か月の条件で ¥ 1,000,000 を借り入れ、現金を受け取った。なお、利息を含めた金額の約束手形を南部商店あてに振り出した。利息は月割計算するものとし、約束手形の振り出しに伴う債務は手形金額で記帳すること。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 受取手形 支払手形 手形売却損
支払利息 受取利息 手形貸付金 手形借入金

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
現金
支払利息
1,000,000
25,000
手形借入金 1,025,000

解説

 手形借入金に関する問題です。本問のように、借り入れにあたって借用証書の代わりに手形を振り出した場合、通常の借入金と区別するために手形借入金勘定を使って処理します(仕訳の考え方や処理方法は、通常の借入金と同じです)。

  • 借用証書による借り入れ:借入金勘定で処理
  • 約束手形による借り入れ:手形借入金勘定で処理

 利息に関しては、問題文に「利息は月割計算するものとし、約束手形の振り出しに伴う債務は手形金額で記帳すること」とあるので、以下の計算式で支払利息の金額を計算しますが、貸方に計上する手形借入金勘定の金額は、利息を含めた金額(1,000,000円+25,000円)になる点に注意してください。

1,000,000円×5%×6か月/12か月=25,000円

 手形借入金に関する問題は第119回の問3第139回の問1でも出題されているので、あわせてご確認ください。



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