第107回日商簿記検定3級・仕訳類題1(売上取引・前受金・手形取引)

仕訳問題(類題)

 得意先出井商店に商品 ¥ 600,000 を売り上げ、代金のうち ¥ 100,000 はかねて受け取っていた手付金を充当し、¥ 300,000 は澤田商店が振り出した約束手形の裏書譲渡を受け、残額は掛けとした。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
売掛金 売上 受取手形 支払手形
未収入金 前受金 前払金 仮受金

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
前受金
受取手形
売掛金
100,000
300,000
200,000
売上 600,000

解説

 売上取引に関する問題です。このような問題は【前受金に関する取引】【裏書手形に関する取引】【掛け売上に関する取引】の3つに分けて考えると、難度がぐっと下がって分かりやすくなります。

前受金に関する取引

 問題文に「代金のうち ¥ 100,000 はかねて受け取っていた手付金を充当し」とあるので、売上に先立って手付金を受け取っていたことが分かります。なお、受け取り時の仕訳は以下のようになります。

参考・手付金受取時の仕訳
(借)現金など 100,000
 (貸)前受金 100,000

 上記の仕訳を踏まえたうえで、当該手付金を充当する仕訳を切ります。

(借)前受金 100,000
 (貸)売上 100,000

裏書手形に関する取引

 問題文に「 ¥ 300,000 は澤田商店が振り出した約束手形の裏書譲渡を受け」とあるので、他店振出の約束手形の受け取り、つまり受取手形の増加として処理します。

(借)受取手形 300,000
 (貸)売上 300,000

掛け売上に関する取引

 これは簡単です。普通に掛売上をした時の仕訳を切るだけです。

(借)売掛金 200,000
 (貸)売上 200,000

 以上、①②③の仕訳を合算すると解答になります。このように、取引をひとつひとつに分解して考えれば十分正解にたどりつける問題です。



簿記オフ会のおしらせ
簿記オフ会

 2019年10月26日(土)の夜(18時~)と10月27日(日)の昼(13時~)から東京・渋谷で簿記検定ナビ主催の簿記オフ会を開催いたします。現在参加者募集中です!

 みんなで楽しく気分転換&情報交換しませんか?人見知りする方も管理人がなるべくフォローしますので、ぜひぜひご参加ください!

簿記教材の割引キャンペーン情報
CyberBookStore

 資格の学校TACの直販サイトでは、TAC出版の簿記教材を割引価格(定価の10%~20%オフ)&冊数に関係なく送料無料で購入することができます。

簿記検定ナビの人気コンテンツ

ページの先頭へ