第107回日商簿記検定2級・仕訳類題2(法人税等)

仕訳問題(類題)

重要度:★★★ 難度:★☆☆

 伊達商事株式会社は、決算時に、法人税 ¥ 1,000,000 、住民税 ¥ 500,000 、事業税(所得課税分)¥ 200,000 を確定した。なお、期中に中間納付した額(仮払処理済み)として、法人税 ¥ 600,000 、住民税 ¥ 300,000 、事業税(所得課税分)¥ 100,000 がある。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 未払金 仮払法人税等
未払法人税等 法人税等 租税公課 支払利息
福利厚生費 損益 従業員預り金 前受金

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
法人税等 1,700,000 仮払法人税等
未払法人税等
1,000,000
700,000

解説

 法人税等に関する問題です。

 決算において法人税等を計上する仕訳は、以下の手順で機械的に処理することができます。必ずマスターしておきましょう。

  • 仕訳の考え方
    1. 当期に計上すべき法人税等の金額を計算し、借方に「法人税等」を計上する。
    2. 中間納付の有無を確認し、中間納付があれば貸方に「仮払法人税等」を計上する。
    3. 貸借差額を計算し、貸方に「未払法人税等」を計上する。

 なお、3.の貸借差額が貸方残になる場合(=借方の法人税等よりも貸方の仮払法人税等のほうが大きい場合)は、借方に未収還付法人税を計上します。頭の片隅に入れておきましょう。

  • 本問の場合
    1. 借方に「法人税等 1,700,000円」を計上する。
      • 当期の法人税等:1,000,000円+500,000円+200,000円=1,700,000円
    2. 貸方に「仮払法人税等 1,000,000円」を計上する。
      • 中間納付:600,000円+300,000円+100,000円=1,000,000円
    3. 貸方に「未払法人税等 700,000円」を計上する。
      • 貸借差額:1,700,000円-1,000,000円=700,000円

 法人税等に関する問題は、第102回の問2第112回の問3第113回の問3第119回の問4第122回の問5第127回の問5第136回の問2第151回の問4でも出題されています。あわせてご確認ください。



簿記オフ会のおしらせ
簿記オフ会

 2019年10月26日(土)の夜(18時~)と10月27日(日)の昼(13時~)から東京・渋谷で簿記検定ナビ主催の簿記オフ会を開催いたします。現在参加者募集中です!

 みんなで楽しく気分転換&情報交換しませんか?人見知りする方も管理人がなるべくフォローしますので、ぜひぜひご参加ください!

簿記教材の割引キャンペーン情報
CyberBookStore

 資格の学校TACの直販サイトでは、TAC出版の簿記教材を割引価格(定価の10%~20%オフ)&冊数に関係なく送料無料で購入することができます。

簿記検定ナビの人気コンテンツ

ページの先頭へ