第105回日商簿記検定3級・仕訳類題5(損益の振り替え)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★★☆

 損益勘定の記録によると当期の収益総額は ¥ 300,000 で、費用総額は ¥ 200,000 であった。この差額を資本金勘定に振り替えた。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
損益 現金 売上 未収入金
資本金 仕入 雑損 未払金

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
損益 100,000 資本金 100,000

解説

 損益の振り替え(決算振替仕訳)に関する問題です。

 問題文の「損益勘定の記録によると当期の収益総額は ¥ 300,000 で、費用総額は ¥ 200,000 であった」から、以前に以下の2本の仕訳を切っていたことが分かります。

参考:収益と費用を損益に振り替える仕訳
(借)諸収益 300,000
 (貸)損益 300,000
(借)損益 200,000
 (貸)諸費用 200,000

 この2本の仕訳の結果、損益勘定が100,000円の貸方残になるので、同額を資本金勘定に振り替えます。

解答仕訳
(借)損益 100,000
 (貸)資本金 100,000

 損益の振り替えに関しては、以下のような流れで機械的に、サクッと処理することもできます。参考までにご確認ください。

  • 収益総額>費用総額 → 利益が発生 → 資本金が増える → 資本金が貸方 → 損益が借方
  • 収益総額<費用総額 → 損失が発生 → 資本金が減る → 資本金が借方 → 損益が貸方

 損益の振り替えに関する問題は、第107回の問5第125回の問4第133回の問5第150回の問2でも出題されています。あわせてご確認ください。



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