第104回日商簿記検定3級・仕訳問題1(貸倒れ債権の回収)

仕訳問題

第128回試験より、償却債権取立益に関する問題は1級の出題範囲になりましたので、本問は参考程度にご覧ください。

 前期に貸倒れとして処理していた南場商店に対する売掛金400,000円のうち100,000円を現金で回収した。

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勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 受取手形 売掛金
貸付金 未収金 当座借越 未払金
支払手形 買掛金 借入金 仮払金
仮受金 仕入 売上 貸倒引当金
貸倒損失 給料 従業員立替金 商品券
他店商品券 償却債権取立益 受取利息 支払利息
前受金

矢印画像

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解答・解説

借方科目 金額 貸方科目 金額
現金 100,000 償却債権取立益 100,000

 貸倒債権の回収に関する問題です。貸倒債権の回収は当該貸倒債権が、当期に貸倒処理されたものなのか、前期以前に貸倒処理されたものなのかによって仕訳が変わってきますので、そのことを念頭において問題を解くようにしてください。

当期発生債権・当期貸倒処理・当期回収

貸倒時
(借)貸倒損失 ××× (貸)売掛金 ×××
回収時
(借)現金など ××× (貸)貸倒損失 ×××

 当期に発生し、当期に貸倒れ処理を行った債権を回収した場合、貸倒れ時に計上した貸倒損失の一部または全部を取り消す仕訳を切ることになります。

前期以前発生債権・前期以前貸倒処理・当期回収

貸倒時
(借)貸倒損失または(借)貸倒引当金 ××× (貸)売掛金 ×××
回収時
(借)現金など ××× (貸)償却債権取立益 ×××

 前期以前に発生し、前期以前に貸倒れ処理を行った債権を回収した場合、貸倒れ時に計上した貸倒損失や貸倒引当金を取り消すのではなく、償却債権取立益という特別利益を計上する仕訳を切ることになります。

 なお、貸倒れ債権の回収に関する問題は、第117回の問3第127回の問3でも出題されていますので、併せてご確認ください。



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