第103回日商簿記検定2級・仕訳問題4(特殊商品売買・委託買付)

仕訳問題

 島津貿易株式会社から次の買付計算書とともに商品の送付を受けた。

  • 【商品買付代金】・・・300,000円
  • 【諸掛】・・・発送運賃8,000円+買付手数料12,000=20,000円
  • 【買付代金合計】・・・320,000円
  • 【前受金】・・・100,000円
  • 【差引請求金額】・・・220,000円

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勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
繰越利益剰余金 仕入 減価償却費 株式交付費
未払金 貯蔵品 委託買付 別途積立金
受託買付 積送品売上 割賦仮売上 繰越商品
備品 消耗品 資本準備金 固定資産除却損
利益準備金 積送品 未収金 前受金
株式交付費償却 備品減価償却累計額 売掛金 資本金
割賦売掛金 未払配当金

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解答・解説

借方科目 金額 貸方科目 金額
仕入 320,000 委託買付 320,000

 特殊商品売買の委託買付に関する問題です。委託買付とは、商品の仕入を問屋や商社等の代理店などに委託し、商品代金に手数料を加算した金額をもって仕入れる取引をいいます。委託買付の問題は、前金や手付金を前払いした時の仕訳をイメージすると分かりやすいと思います。

【参考】前金or手付金支払時に切った仕訳
(借)委託買付 100,000 (貸)現金など 100,000

 委託買付勘定は混合勘定(借方残なら資産、貸方残なら負債)ですので、この場合の委託買付勘定は前払金を意味していると考えれば分かりやすいと思います。

【解答】手付金部分に関する仕訳
(借)仕入 100,000 (貸)委託買付 100,000
【解答】手付金以外の部分に関する仕訳
(借)仕入 220,000 (貸)委託買付 220,000

 仕入に伴い、前払金を意味している借方残の委託買付勘定を相殺消去し、不足分についてはそのまま貸方に委託買付勘定を計上してやればOKです。ちなみに、解答の仕訳を切ることによって、委託買付勘定が貸方残になりますが、この場合は買掛金を意味していると考えれば分かりやすいと思います。

 とにかく、日商簿記検定2級の委託買付の仕訳問題は、商品代金と各種諸掛を足し合わせた金額を委託買付勘定を使って処理するだけですので、必ず出来るようにしておいてください。なお、委託買付に関する問題は、第119回の問1でも同じようなパターンで出題されていますので、併せてご確認ください。



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