第102回日商簿記検定2級・仕訳類題1(委託販売)

仕訳問題(類題)

 山口商店は、委託販売のため商品(原価:¥ 300,000 、売価:¥ 400,000 )を委託先玉塚商店に発送した。なお、そのさいに発送運賃 ¥ 5,000 を現金で支払った。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 売掛金 前払金
積送品 未着品 試用品 貯蔵品
受託販売 売上 仕入 発送費

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
積送品 305,000 仕入
現金
300,000
5,000

解説

 特殊商品売買の委託販売に関する問題です。委託販売とは、商品の販売を第三者に委託して販売してもらう売買形態をいいます。

 委託販売を行うために、受託者(本問では玉塚商店)に商品を発送した場合、手許にある商品と区別するために、発送した原価に相当する額を仕入勘定から積送品勘定に振り替えることになります。なお、本問では売価も与えられていますが、ダミーデータなので注意してください。

 また、委託先に商品を発送するさいに発生した費用を積送諸掛と言いますが、この費用の処理方法は①積送品勘定に含めて処理する方法と②積送諸掛費として別建てで処理する方法の2つがあります。

 本問は問題文で与えられている勘定科目の中に【積送諸掛費】勘定がありませんので、発送運賃5,000円は、積送品勘定に含めて処理します。

 特殊商品売買の委託販売に関する問題は、第108回の問2第115回の問1でも出題されています。



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