第101回日商簿記検定3級・仕訳問題1(仮受金・前受金)

仕訳問題

 出張中の従業員から当座預金へ振り込まれ、仮受金として処理してあった100,000円は、得意先堤商店から受け取った商品売渡しにかかわる手付金であることが判明した。

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勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
売掛金 現金 前払金 旅費交通費
仮受金 備品 従業員貸付金 買掛金
未収金 消耗品 支払手数料 繰越商品
立替金 受取利息 消耗品費 前受金
貸倒引当金 仕入 借入金 当座預金
仮払金 給料 租税公課 雑費
貸倒損失 支払手形 売上 未払金
所得税預り金

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解答・解説

借方科目 金額 貸方科目 金額
仮受金 100,000 前受金 100,000

 仮受金・前受金に関する問題です。仮受金とは、入金の事実があるものの相手勘定や入金された理由などが不明な場合に、一時的に計上する勘定科目を言います。

 本問は、問題文に「出張中の従業員から当座預金へ振り込まれ、仮受金として処理してあった100,000円」とありますので、以前に以下のような仕訳を切っていたことが分かります。

以前に切った仕訳
(借)当座預金 100,000 (貸)仮受金 100,000

 そして今回の調査の結果、「得意先堤商店から受け取った商品売渡しにかかわる手付金」であることが判明しましたので、仮受金勘定を前受金勘定に振り替える仕訳を切ることになります。

仮受金勘定を前受金勘定に振り替える仕訳(解答)
(借)仮受金 100,000 (貸)前受金 100,000

仮受金と前受金の違いについて

  • 仮受金・・・なんのためのお金か分からないでとりあえず受け取った場合に計上する勘定
  • 前受金・・・なんのためのお金か分かっていて取引の前に受け取った場合に計上する勘定

 仮受金と前受金についてはきちんと区別できるようにしておいてください。目的がはっきりしていない場合は仮受金で、目的がはっきりしている場合は前受金と考えることも出来ます。

 仮受金と前受金に関する問題は、第109回の問5第112回の問3第116回の問3第125回の問3第127回の問4などでも出題されていますので、併せて確認しておいてください。



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