第101回日商簿記検定2級・仕訳類題4(株式申込証拠金)

仕訳問題(類題)

重要度:★★☆ 難度:★☆☆

 普通株式500株の時価発行増資を行うため、公募価格 @¥ 50,000 で新株の引受けの募集をしたところ、申込期間中に600株の応募があり、受け取った代金は別段預金とした。なお、資本金の増加は、払込期日に記帳する。

勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選びなさい。
現金 当座預金 支払手数料 広告宣伝費
受取手数料 株式払込剰余金 利益準備金 株式申込証拠金
未収入金 別段預金 当座借越 発送費

解答仕訳

借方科目 金額 貸方科目 金額
別段預金 30,000,000 株式申込証拠金 30,000,000

解説

 株式申込証拠金に関する問題です。

 株式引受人から受け取った払込金は、株式申込証拠金として別段預金に預け入れます。あえて別段預金を使うのは、一時的に預かっている状態の「払込金」と、自由に使える「各種預金」とを区別するためです。

 なお、本問のケースでは募集株式数(500株)を超える600株分が払い込まれていますが、募集期間中は募集株式数に関係なく払い込まれた全額を株式申込証拠金・別段預金で処理します。

払込金=600株×@50,000円=30,000,000円

 その後、払込期日が到来したタイミングで、500株分の株式申込証拠金・別段預金については適切な勘定に振り替えるとともに、募集株式数を上回る分(本問の場合は100株)については、株式引受人に返還します。

 株式申込証拠金に関する問題は、第108回の問4第112回の問1第128回の問2第136回の問5第149回の問4でも出題されているので、あわせてご確認ください。



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