第148回日商簿記検定2級 試験問題予想

第148回日商簿記検定2級の試験問題予想を大公開します!

 簿記検定ナビの管理人が、2018年2月25日に行われる第148回日商簿記検定2級の試験問題を予想するページです(簿記3級の出題予想は簿記3級 試験問題予想ページをご覧ください)。

※左列の「第●問」のリンクをクリックすると、本ページ内の解説部分に移動します。
第1予想 第2予想 第3予想
第1問 仕訳
第2問 固定資産の一連の処理 株主資本等変動計算書 有価証券の一連の処理
第3問 財務諸表 連結会計 精算表
第4問 単純個別原価計算 費目別計算 部門別原価計算
第5問 直接原価計算 組別総合原価計算 等級別総合原価計算

第1問:仕訳問題は過去問対策が効果的!新論点は基本的な処理をマスターしておきましょう!

 第1問では毎回、【仕訳問題】が5問出題されますが、試験回によって問題の難度はバラバラです。

 まずは、以下の受験生アンケートをご覧ください。第144回・第147回試験のように極悪仕様の問題の試験回もあれば、第146回のように「こんなに簡単でいいの…?」という試験回もあります。

第144回の第1問のアンケート結果
第144回の第1問のアンケート結果
第145回の第1問のアンケート結果
第145回の第1問のアンケート結果
第146回の第1問のアンケート結果
第146回の第1問のアンケート結果
第147回の第1問のアンケート結果
第147回の第1問のアンケート結果

 第148回に関しては、第146回のような「過去問対策がそのまま点数に結びつく簡単な問題」が出題されるのか、第144回・第147回のような「今までに出題されたことのないような難しい問題・解きにくい問題」が出題されるのか…蓋を開けてみないと分かりません。

 そこで、今回は前者のパターンと後者のパターンの2つに分けて、効果的・効率的な対策を考えてみましょう。

「過去問対策がそのまま点数に結びつく簡単な問題」の場合

 まずは、仕訳問題の出題一覧表(PDFファイル)をご覧ください。最近の試験では「有価証券」「固定資産」「株式」「税金」の4つの論点がよく出題されているので、これらを中心に対策すると効率が良いです。

 なお、2016年度の試験(第143回~)から試験範囲から外れた「特殊商品売買」「荷為替手形」「偶発債務」「社債」「債務の保証」については、過去問対策する必要はないのでご注意ください(古い過去問題集を使っている方は要注意です)。

 また、「本支店会計」は未達事項および内部利益の処理が試験範囲外になったので、第3問で出題される可能性は低いですが、本支店間の取引が第1問で出題される可能性はじゅうぶんあります。忘れずに対策しておきましょう。

管理人

今までどおり過去問を使って対策をするのが一番効率的です。また、ここ最近は「消費税」が熱いです。松岡修造と同じくらい熱いです!

「今までに出題されたことのないような難しい問題・解きにくい問題」の場合

 残念ながら効率的な対策はありません。ただ、仕訳の処理能力を高めておくと対応できる幅が広がるのは確かです。

 例えば…第147回で初めて出題された「クレジット販売の取消し処理(問3)」は、販売時の仕訳の貸借を逆にするだけですが、販売時の仕訳自体は第144回の問3で全く同じ処理が問われています。

 このように初めて見るような問題も、実は以前に出題された問題がベースになっていることが多いです。よって、今までと同じように過去問を使って仕訳処理のベースとなる「力」を養っておくことをおすすめします。

管理人

結論としては…過去問対策に勝る対策なし!です。

新試験範囲の対策は?

 2016年度(第143回~)・2017年度(第146回~)から試験範囲に追加された論点と、第1問ですでに出題された論点は以下のとおりです。

  • 2016年度に追加された論点
    • 各種有価証券の処理
    • 売上原価対立法
    • クレジット売掛金
    • 電子記録債権・債務
    • 返品調整引当金
    • 固定資産の割賦購入
    • ソフトウェア
    • 役務収益・役務費用
    • 売上の認識基準(出荷基準・引渡基準・検収基準)
  • 2017年度に追加された論点
    • リース取引
    • 外貨建取引
    • 課税所得の計算
    • 固定資産の圧縮記帳
    • 連結会計(ダウンストリームのみ)
  • 第144回された論点:クレジット売掛金・ソフトウェア・各種有価証券の処理
  • 第145回された論点:電子記録債務・固定資産の割賦購入・役務費用(仕掛品)
  • 第146回された論点:固定資産の圧縮記帳
  • 第147回された論点:クレジット売掛金、ソフトウェア・リース取引・外貨建取引

 第148回では、まだ出題されていない「売上原価対立法」「電子記録債権」「返品調整引当金」「役務収益・役務原価」「課税所得の計算」あたりの出題が予想されます。

 なお、試験の主催団体である日本商工会議所が公表しているとおり、新論点の1回目の出題は基本的な処理を問う問題になる(はずです)ので、テキストの例題や問題集等を使って対策しておけばOKです。

 簿記検定ナビのオリジナル無料予想問題「簿記ナビ模試(第148回試験対策)」でも、新試験範囲を含めた仕訳問題を出題する予定なので、試験勉強の総まとめにぜひご利用ください。

第2問:もし君に1つだけ強がりを言えるのなら、もう有価証券が出るなんて言わないよ絶対。

日商簿記検定2級 第2問の出題状況(直近10回分+予想) ※S/S…株主資本等変動計算書
138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148
伝票会計



銀勘
固資
有券
S/S
商品
合併
連結

 数年前までは…第2問といえば、特殊仕訳帳(※第143回から試験範囲外)か伝票会計のどちらかが出題されることが多かったのですが、ここ最近は個別論点の問題ばかり出題されています。

  • 銀行勘定調整表(第134回・第137回・第146回)
  • 有形固定資産(第135回・第139回・第143回)
  • 株主資本等変動計算書(第138回・第142回・第145回)
  • 有価証券(第141回)
  • 商品売買(第144回)
  • 企業合併&連結(第147回)

 よって、第148回に関しても【個別論点】の問題が出題される可能性が高いです。

個別論点のどんな問題が出題されるの?

 どんな問題が出題されるのか…皆さん気になるところだと思いますが、予想するのが非常に難しいです。

 なぜなら、ここ最近の出題頻度や出題間隔を考えますと「有形固定資産」「株主資本等変動計算書」「有価証券」などはどれが出てもおかしくない状況ですし、前回の「企業合併&連結」のように今までに見たこともないような問題が出題される可能性もあるからです。

 第2問に関してはできるだけ範囲を絞らずに、過去問題集や予想問題集を有効活用してまんべんなく対策しておきましょう。

個別論点を解くさいのポイント

 個別論点の問題はなんとなく難しそうに見えますが、基本的な処理を問う簡単な設問が用意されていることが多いので、まずはそれを見つけて確実に部分点を取りましょう。

 作問者も「初めて見るような問題→受験生はなかなか点数が取れない」ことは分かっているので、問題の中に比較的簡単な設問をいくつか用意したうえで、そこに重点的に配点してくれる可能性が高いです。

 問題を解いているときに手応えがなくても、諦めずに粘った結果、予想以上に点数を取れていたという話しを合格者の方々からよく聞きます。

 よって、個別問題が本試験で出題された場合には、とにかく諦めずに簡単な設問を探して部分点を積み上げていきましょう。

新試験範囲の対策は?

 2016年度(第143回~)・2017年度(第146回~)から試験範囲に追加された新論点に関しては、その論点だけがドカンと問われるよりも、既存論点と絡めて出題される可能性が高いです。

 前回の第147回でも、既存論点(企業合併)が新論点(連結会計)をうまく組み合わせた問題が出題されましたよね。イメージとしてはあんな感じです。

 このような新しいタイプの問題は過去問題集には収載されていないので、市販の予想問題集などを有効活用して万全の対策しておきましょう。

  • 既存論点と新論点の組み合わせ例
    • 固定資産:既存論点+新論点(割賦購入・圧縮記帳・リース取引など)
    • 有価証券:既存論点+新論点(子会社株式・関連会社株式・その他有価証券など)
    • 商品売買:既存論点+新論点(売上原価対立法・返品調整引当金・外貨建取引など)

 また、株主資本等変動計算書が出題されるのであれば、「資本剰余金からの配当」や「資本準備金の資本金への振替処理」といった、やや難度の高い新論点の処理が問われそうです。

 答案用紙の株主資本等変動計算書にカッコが付かない可能性も考えられるので(→記入すべき箇所を受験生に考えさせる)、どの部分にどんな金額を記入するか、きちんと押さえておきましょう。

伝票会計の対策について

 伝票会計は、試験範囲の改定前までは中2回または中3回ぐらいの間隔でよく出題されていたので、第148回で出題される可能性もゼロではありません(※直近の出題は第140回)。

 ただ、試験範囲の改定の結果、伝票会計に関する一連の処理が3級にまとめられることになったので、2級の試験においては以前のような頻度・間隔で出題されるとは考えにくいです。

 よって、伝票会計に関しては、保険的な位置づけで第140回の問題を解いておけばじゅうぶんです。

第3問:第147回の第2問でお披露目を済ませた連結会計。次は満を持して第3問に登場か?!

日商簿記検定2級 第3問の出題状況(直近10回分+予想)
138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148
精算表
財務諸表
本支店会計
連結会計 ※第147回から2級の試験範囲に追加されました

 第3問では、精算表や財務諸表、本支店会計の作成問題が出題されます。

 ただ、本支店会計は2016年度から「未達事項・内部利益の処理」が試験範囲外になり、今後は第3問ではなく第1問での出題がメインになるので、第3問で出題される可能性はかなり低いです。

 逆に、第147回から新たに試験範囲に追加された連結会計に関しては、第147回の第2問で仕訳問題が出題されたので、次はいよいよ第3問で連結精算表または連結財務諸表の問題が出題される可能性があります。

 第148回の第3問対策は、出題可能性の高い【財務諸表作成問題】と【精算表作成問題】はもちろんのこと、【連結会計】もきちんとカバーしておきましょう。

財務諸表

 簿記2級の第3問で出題される財務諸表作成問題は、「損益計算書の作成」「貸借対照表の作成」「貸借対照表の作成+損益計算書の各利益」の3パターンがあります。

 仮に、第148回で財務諸表作成問題が出題されるとしたら…第147回が損益計算書の作成問題だったので、「貸借対照表(第142回や第145回タイプ)」「貸借対照表+損益計算書の各利益(第139回タイプ)」のどちらかの可能性が高いです。

  • 第137回:損益計算書
  • 第138回:貸借対照表
  • 第139回:貸借対照表+損益計算書の各利益
  • 第140回:損益計算書
  • 第141回:(精算表)
  • 第142回:貸借対照表
  • 第143回:損益計算書
  • 第144回:(精算表)
  • 第145回:貸借対照表
  • 第146回:(精算表)
  • 第147回:損益計算書
  • 第148回:貸借対照表?

 なお、第139回で問われた「営業利益」や「経常利益」の金額や、第145回で問われた「未払法人税等」や「繰越利益剰余金」の金額のように、解答するのに時間がかかる割に正答の可能性または配点の低い箇所は、いわゆる捨て問(=解答せずに捨てるべき問題)になります。

 試験本番では、費用対効果を考えて「割にあわない問題は思いきって捨てる」のも受験テクニックのひとつです。総合問題を解くさいは常に取捨選択を意識して取り組んでください。

 また、最近は第138回・第140回・第142回・第145回で出題された「減価償却の月割計上」のように、実務寄りの会計処理を問う設問が増えています。過去問対策をするさいは、なるべく新しい回の過去問を優先して解くようにしましょう。

管理人

貸借対照表は1年基準による分類がポイントです!以下に詳しくまとめておきますのでご確認ください!!

  • 定期預金
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に満期日が到来するもの:現金預金など(流動資産)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて満期日が到来するもの:長期性預金(固定資産)
  • 貸付金
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に返済日が到来するもの:短期貸付金(流動資産)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて返済日が到来するもの:長期貸付金(固定資産)
  • 借入金
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に返済日が到来するもの:短期借入金(流動負債)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて返済日が到来するもの:長期借入金(固定負債)
  • リース債務
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に支払日が到来するもの:リース債務(流動負債)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて支払日が到来するもの:長期リース債務(固定負債)
  • 保険料などの費用
    • 当期に属する分:保険料(費用処理)
    • 決算日の翌日から起算して1年以内のもの:前払費用(流動資産)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えるもの:長期前払費用(固定資産)
  • 有価証券(流動資産)
    • 売買目的有価証券
    • 満期日まで1年以内の満期保有目的債券
    • 満期日まで1年以内のその他有価証券(公社債)
  • 投資有価証券(固定資産)
    • 満期日まで1年超の満期保有目的債券
    • 満期日まで1年超のその他有価証券(公社債)
    • その他有価証券(株式)
  • 関係会社株式(固定資産)
    • 子会社株式
    • 関連会社株式

連結会計

 第147回から新たに連結会計が試験範囲に追加されましたが、第2問でさっそく仕訳問題が3つ(6点分)出題されました。

 今回は1回目の出題ということもあり、「投資と資本の相殺消去」「のれんの償却」「当期純損益の振り替え」という基本的な仕訳しか問われませんでしたが、今後は徐々に難度が上がっていくことが予想されます。

 ただ、さすがに連結精算表・連結財務諸表の一発目から難しい問題を出題する可能性はかなり低いので、第148回対策としては、基本レベルの問題を何度も解いて「簡単な連結の問題ならすごく早く解ける!」という状態にしておきましょう。

管理人

連結精算表が出たらラッキー問題になる可能性が高いです!基本レベルの簡単な問題を、各欄の金額をすべて覚えてしまうぐらい何度も解いて、効率のよい解き方を体で覚えましょう!

精算表

 精算表作成問題は出題形式・解き方がワンパターンなので、過去問対策が非常に効果的です。理屈うんぬんよりも体で覚えたほうが早いので、とにかくたくさんの過去問を解いてください。

 また、最近は売上原価の算定を「仕入の行」ではなく「売上原価の行」でさせる問題がちょくちょく出題されているので(第134回・第146回など)、この機会に仕訳をきちんと押さえておきましょう。

仕入勘定による売上原価算定の仕訳
(借)仕入 期首商品棚卸高
 (貸)繰越商品 期首商品棚卸高
(借)繰越商品 期末商品棚卸高
 (貸)仕入 期末商品棚卸高
売上原価勘定による売上原価算定の仕訳
(借)売上原価 期首商品棚卸高
 (貸)繰越商品 期首商品棚卸高
(借)売上原価 当期商品仕入高
 (貸)仕入 当期商品仕入高
(借)繰越商品 期末商品棚卸高
 (貸)売上原価 期末商品棚卸高

 売上原価勘定による売上原価算定の仕訳は「浮く牛食う(うくうしくう)」という語呂で押さえてしまうのが一番手っ取り早いです。興味のある方は日商簿記検定と語呂暗記ページをご覧ください。

本支店会計

 試験範囲が改定された結果、本支店会計の一番の肝である「未達事項・内部利益の処理」が試験範囲外になりました。

 「本店・支店の取引の処理、支店間の取引の処理」は依然として試験範囲に含まれていますが、第3問でこの処理だけが問われる可能性はかなり低いです。

 個人的には「本支店会計の第1問対策のみでじゅうぶん」と考えていますが、どうしても気になるという方は…市販の予想問題集に収載されている可能性があるので、書店等でご確認ください。

管理人

追記:TACの予想問題集「第148回をあてるTAC直前予想 日商簿記2級」の第2問のプラスワン予想で、本支店会計の問題が出題されていました!

第4問:いったいなにが出題されるんですかね…逆に教えてもらいたいです(おいおい)

日商簿記検定2級 第4問の出題状況(直近10回分) ☆…第143回・第147回の標準は第5問で出題
138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148
費目別
単純個別
部門別
本社工場
標準

 第4問では、費目別計算や単純個別原価計算、部門別計算、本社工場会計、標準原価計算などが出題されます。最近はなぜか標準原価計算の出題が増えています。

 第148回に関しては、第147回で出題された本社工場会計以外は何が出題されてもおかしくない状況ですが…強いてあげるとすれば【単純個別原価計算】になるかと思います。

単純個別原価計算

 単純個別原価計算は、第127回・第128回・第133回(第5問)・第143回で出題されたような「勘定記入+α」の問題と、第138回で出題されたような「仕訳問題」の2パターンが考えられます。

 よく問われるのは「勘定記入+α」のほうなので、第148回はこちらのパターンの過去問をメインに対策しつつ、保険的な位置づけで第138回の「仕訳問題」も解いておきましょう。

 なお、単純個別原価計算は原価計算表を早く、かつ正確に作れるかどうかが攻略のカギになります。また、「仕掛中」「完成済」「完成・引渡済」の各金額が、仕掛品勘定・製品勘定のどの部分に入るのかをきちんと押さえておきましょう。

費目別計算

 費目別計算は、第132回・第136回で出題された仕訳問題や、第134回・第137回で出題された製造原価報告書を絡めた問題、第144回で出題された勘定記入の問題などが出題されます。

 第148回対策としては、第136回の「仕訳問題」や第137回の「製造原価報告書を絡めた問題」を中心に押さえておきましょう。

 なお、費目別計算は、発生した費用の分類がポイントになります。以下の費用は特に間違えやすいので、きちんと分類できるようにしておきましょう。

  • 買入部品:直接材料費
  • 燃料:間接材料費
  • 工場消耗品費:間接材料費
  • 特許権使用料:直接経費
  • 法定福利費:間接労務費
  • 工場事務用消耗品費:間接経費
  • 棚卸減耗損:間接経費
  • 工員募集費:間接経費
  • 工員訓練費:間接経費
  • 工場従業員厚生費:間接経費
  • 福利施設負担額:間接経費

部門別計算

 部門別計算は、直近では第129回・第135回・第139回・第145回で出題されています。

 過去の出題頻度・出題間隔を考えると、第148回で出題される可能性はそんなに高くないです。139回・第145回の過去問を解いておけばじゅうぶんでしょう。

標準原価計算

 標準原価計算は第140回・第142回・第146回の第4問、第143回・第147回の第5問で出題されており、第142回のような差異分析の問題と、第140回・第146回・第147回のような勘定記入・仕訳などの問題の2つのパターンがあります。

 第146回の第4問・第147回の第5問と2回連続で出題されているので、第148回で出題される可能性は正直低いです。

 ただ、なぜか最近よく出題されているので、過去問題集に収載されている問題(特に第142回で出題された差異分析の問題)はきちんと解いておきましょう。

本社工場会計

 本社工場会計は仕訳が問われます。解答のポイントは「問題で指定された勘定科目を使うこと」「勘定科目が本社側に設定されているのか、工場側に設定されているのかを正確に判断する」の2点です。

 第147回で出題されたばかりなので、第148回で出題される可能性はかなり低いです。第147回の問題を参考程度に解いておきましょう。

第5問:私のピンポイント予想は…総合か標準か直接のどれか!(それ全部やないかーい)

日商簿記検定2級 第5問の出題状況(直近10回分) ☆…第140・142・146回の標準は第4問で出題
138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148





単純
工程別
組別
等級別
標準原価計算
直接原価計算

 第5問では、総合原価計算や標準原価計算、直接原価計算などがよく出題されます。

 第148回に関しては、中2回で【直接原価計算】か、総合原価計算であれば【組別総合原価計算】や【等級別総合原価計算】が出題される可能性が高いのではないでしょうか。

直接原価計算

 直接原価計算は第139回・第141回で出題されたようなCVP分析を絡めた問題と、第134回・第136回・第145回で出題されたような全部原価計算を絡めた問題の2パターンの出題が考えられます。

 第145回で後者のパターンの問題が出題されたことを考えますと、第148回で出題されるとしたら前者のCVP分析を絡めた問題の可能性が高いので、第139回・第141回の問題をきちんと押さえておきましょう。

総合原価計算

 総合原価計算は、第128回・第140回で出題された「等級別」、第129回・第137回で出題された「組別」、第130回・第138回・第144回で出題された「単純」、第123回・第131回・第142回で出題された「工程別」の4種類に大別できます。

 仮に、第148回で総合原価計算が出題されるのであれば…出題間隔が空いている組別や等級別の可能性が高いと思います。第137回の第5問第140回の第5問を使ってきちんと対策しておきましょう。

総合原価計算の問題を解くさいのポイント

 総合原価計算の過去問や予想問題を解くさいには、「原価の按分方法(平均法と先入先出法)」「減損・仕損の処理」「材料の投入タイミング別の処理の違い」の3つをポイントを重点的に確認しておいてください。

 また、第123回で出題された工程別総合原価計算の「半製品(→第1工程完成品の一部を半製品として外部に販売)」のように少しひねられる可能性があるので、問題をきちんと読んで解答することを心がけてください。

標準原価計算

 標準原価計算は第140回・第142回・第146回の第4問、第143回・第147回の第5問で出題されたばかりですが、なぜか最近よく出題されているので、第148回でも出題される可能性も捨てきれません。

 出題パターンは、第135回・第142回・第143回のような差異分析の問題と、第126回・第140回・第146回・第147回のような勘定記入・仕訳などの問題の2つがありますが、第148回は前者の差異分析の問題を重点的に押さえておきましょう。



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