第139回・日商簿記検定2級 試験問題予想

第139回・日商簿記検定2級の試験問題予想を大公開します!

 簿記検定ナビの管理人が、2015年2月22日に行われる第139回・日商簿記検定2級の試験問題を予想するページです(日商簿記検定3級の出題予想は日商簿記検定3級 試験問題予想をご覧下さい)

※左列の「第●問」のリンクをクリックすると、本ページ内の解説部分に移動します。
第1予想 第2予想 第3予想
第1問 仕訳
第2問 伝票会計 特殊仕訳帳 個別問題(社債の処理)
第3問 本支店会計 精算表 財務諸表
第4問 費目別計算 部門別個別原価計算 本社工場会計
第5問 工程別総合原価計算 標準原価計算 直接原価計算

第1問:仕訳問題は過去問対策が非常に有効です!必ず20点満点を取りましょう。

 第1問では毎回、【仕訳問題】が5問出題されますが、3級と同様に出題パターンがほぼ決まっているので、過去問対策が非常に有効です。仕訳問題対策を使ってきちんと対策しておいてください。

 仕訳問題の出題一覧表(PDFファイル)をご覧ください。最近の試験では「固定資産」「手形取引」「新株発行」「有価証券」の4つがよく出題されているので、これらを中心に対策すると効率が良いです。

 また、「特殊商品売買」は最近あまり出題されていませんが、以前はほぼ毎回出ていたことを考えると第139回で出題される可能性も十分あります。出題回数の多い受託販売を中心に対策しておきましょう。

管理人のピンポイント予想!

 ズバリ「特殊商品売買(受託販売)」「有価証券の売却」「固定資産の除却」「増資時の新株発行」「銀行勘定調整表」の5つです。

 簿記検定ナビのオリジナル無料予想問題「簿記ナビ模試」でこの5つの問題を出題しますので、試験勉強の総まとめにぜひご利用ください。

第2問:伝票会計、特殊仕訳帳、恐怖の個別論点…どれが出てもおかしくないです!

日商簿記検定2級 第2問の出題状況(直近10回分)
129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139
伝票会計
特殊仕訳帳
個別論点

 少し前までは…第2問といえば、特殊仕訳帳か伝票会計のどちらかが出題されることが多かったんですが、第132回の特殊商品売買、第134回・第137回の銀行勘定調整表、第135回の有形固定資産の勘定記入、第138回の株主資本等変動計算書など、ここ最近は個別論点の問題が出題されることが多いです。

 よって、第139回の予想を立てるのは非常に難しいですが…近年の出題実績・出題間隔(第128回→第130回→第133回→第136回)を勘案すると、【伝票会計】の問題が出題される可能性が一番高いと思います。

 伝票会計は出題パターンがほぼ決まっているので過去問対策が非常に有効です。市販の過去問題集を使ってきちんと対策しておきましょう。


 一方、特殊仕訳帳は、第118回→第120回→第122回→第124回→第125回→第127回→第129回→第131回とほぼ中1回の間隔で出題されていたにも関わらず、最近ぱったり出題されなくなりました。

 重要性が相対的に低くなったから出題されなくなったのか、たまたま出題されない回が続いているのかは分かりませんが、個人的には第139回で出題される可能性もまだまだ高いと思っています。伝票会計と同様、市販の過去問題集を使ってきちんと対策しておきましょう。

 なお、特殊仕訳帳は「帳簿記入」と「試算表作成」の2パターンの問題に分類できますが、出題頻度の高い「試算表作成」を優先して対策しておいてください。特に、一部当座取引・一部現金取引の処理方法をきちんと押さえておいてください。

  • 帳簿記入 (第118回・第122回)
  • 試算表作成(第120回・第124回・第125回・第127回・第129回・第131回)

個別論点が出題されたら…諦めないでっ!(真矢みきふうに)

 最後に…第132回・第134回・第135回・第137回・第138回で出題された個別論点については、事前に予想して対策を講じるのは費用対効果の面で現実的ではないので、出題された場合には諦めずに部分点を積み上げていくことに注力してください。

 というのも、作問者も「個別論点の問題→受験生はなかなか点数が取れない」と分かっているようで、比較的簡単なところにたくさん配点される可能性が高いからです。問題を解いているときに手応えがなくても、諦めずに粘った結果、予想以上に点数を取れていたという話しをよく聞きます。

 なお、第134回・第137回で出題された銀行勘定調整表や、第138回で出題された株主資本等変動計算書が、第139回で出題される可能性は低いので、第139回対策としては、第132回の特殊商品売買の問題、第135回の有形固定資産の勘定記入の問題を解いて、心の準備をしておけば十分です。

第3問:10年以上続いてきた出題法則を信じれば…本支店会計!でも精算表の可能性も…。

日商簿記検定2級 第3問の出題状況(直近10回分)
129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139
本支店会計
精算表
財務諸表

 第3問では、本支店会計や精算表・財務諸表の作成問題が出題されます。

 ここ10年、本支店会計は中1回または中2回の間隔で出題されるので、第136回で出題されたことを考えると…第139回は中2回で【本支店会計】が出題されると予想します。

  • 出題間隔が中1回のケース:第109回→第111回、第111回→第113回、第113回→第115回、第115回→第117回、第123回→第125回→第127回
  • 出題間隔が中2回のケース:第117回→第120回、第120回→第123回、第127回→第130回→第133回→第136回→第139回?

 本支店会計のポイントは、下書きを定型化することです。自分なりの解答パターンを確立して、機械的に数字を当てはめて解いていくことが本支店会計攻略のカギになります。

 具体的には、本店の「支店」勘定と「支店へ売上」勘定、支店の「本店」勘定と「本店より仕入」勘定の4つのT勘定を書いて未達事項を反映させた上で、本店と支店の商品をボックス図を書いて売上・売上原価・売上総利益を一気に算定する…という流れになります。

 なお、本支店会計の下書きの書き方については、第136回・第3問の総評ページで、私が実際に問題を解くさいに書いた下書き画像付きで詳しく説明していますので、興味のある方はご覧ください。


 第2予想の精算表作成問題過去問対策が非常に有効で、理屈うんぬんよりも体で覚えたほうが早いので、とにかくたくさんの過去問を解いてください。最近は売上原価の算定を仕入の行ではなく売上原価の行でさせる問題がちょくちょく出題されているので、仕訳をきちんと押さえておいてください。

売上原価勘定による売上原価算定の仕訳
(借)売上原価 期首商品棚卸高
 (貸)繰越商品 期首商品棚卸高
(借)売上原価 当期商品仕入高
 (貸)仕入 当期商品仕入高
(借)繰越商品 期末商品棚卸高
 (貸)売上原価 期末商品棚卸高

 この仕訳については「浮く牛食う(うくうしくう)」という語呂で押さえてしまうのが一番手っ取り早いので、日商簿記検定と語呂暗記ページを参考にしてください。


 第3予想の財務諸表作成問題は苦手にする方が多いですが、精算表と財務諸表(貸借対照表・損益計算書)は答案用紙の見た目が違うだけで、どちらも「未処理事項・決算整理事項の処理→貸借対照表と損益計算書の作成」とやっていることは同じです。

 なお、財務諸表作成問題は前回試験でガッツリ出題されたこともあり、第139回で出題される可能性はかなり低いです。精算表作成問題の対策をひと通り終えたあとに、市販の過去問題集や予想問題集に収載されている問題を解いて、勘定科目の表示位置等を確認して心の準備をしておけば十分です。

第4問:費目別、部門別個別、本社工場…どれが出てもおかしくない状況!

日商簿記検定2級 第4問の出題状況(直近10回分) △…第133回の単純個別原価計算は第5問で出題
129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139
費目別
単純個別
部門別
本社工場
その他

 第4問では、費目別計算や単純個別原価計算、部門別個別原価計算、本社工場会計などが出題されます。上記の表をご覧いただくとお分かりいただけると思いますが…第139回は単純個別原価計算以外はどれが出てもおかしくない状況です。

 あえて1つ挙げるとすれば…出題頻度を考慮して【費目別計算】になるかと思いますが、第139回対策はなるべくヤマをはらずに満遍なく対策することをおすすめします。

 費目別計算は、第132回・第136回のような仕訳問題と、第134回・第137回のような製造原価報告書・損益計算書の作成問題の2パターンがあります。第139回はどちらが出題されてもおかしくないので、過去問を使ってきちんと対策しておきましょう。


 部門別個別原価計算は、直近では第129回と第135回で出題されていますが、第135回のほうが簡単なので「第135回→第129回」という順番で問題を解くことをおすすめします。

 解答手順は予定配賦率の算定→予定配賦額の計算→実際発生額の計算→原価差異の計算という流れになります。問題を解くさいは「今、なんの計算をしているのか」を常に考えるように意識してください。


 本社工場会計は仕訳が問われます。解答のポイントは「問題で指定された勘定科目を使うこと」「勘定科目が本社側に設定されているのか、工場側に設定されているのかを正確に判断する」の2点です。第131回・第133回の過去問を使ってきちんと対策しておきましょう。

第5問:第4問と同様、何が出題されてもおかしくない状況です。満遍なく対策を!

日商簿記検定2級 第5問の出題状況(直近10回分)
129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139





単純
工程別
組別
等級別
標準原価計算
直接原価計算
その他

 第5問では、総合原価計算や標準原価計算、直接原価計算などが出題されます。上記の表をご覧いただくとお分かりいただけると思いますが…第4問と同様、第139回はどれが出てもおかしくない状況です。

 あえて1つ挙げるとすれば…出題間隔があいている【工程別総合原価計算】になるかと思います。でも上の表を見れば等級別のほうがもっと間隔あいてるし、標準だって直接だって出そうな予感バリバリしますよね。

 よって、第4問と同様に、第139回対策はなるべくヤマをはらずに満遍なく対策することをおすすめします。予想のページでこんなことを言うのはおかしいかもしれませんが…本当にどれが出題されてもおかしくないのです。


 まず、第1予想に挙げた工程別総合原価計算ですが、そもそも総合原価計算には、第128回で出題された「等級別」、第129回で出題された「組別」、第130回・第138回で出題された「単純」、第123回・第131回で出題された「工程別」の4種類があります。

 よって、第139回で総合原価計算が出題されるとしたらは、第137回で出題された「組別」や第138回で出題された「単純」以外の、「工程別」や「等級別」の可能性が高いです。第128回と第131回の過去問を使ってきちんと対策しておきましょう。

 なお、過去問や予想問題を解くさいは、原価の按分方法(平均法と先入先出法)や減損・仕損の処理を重点的に確認しておいてください。また、第123回で出題された「半製品」のように少しひねられる可能性があるので、問題をきちんと読んで解答することを心がけてください(→半製品の解説はこちら)。


 標準原価計算は、第127回・第135回のような差異分析の問題と、第126回のような(仕掛品勘定の)勘定記入の問題の2パターンがあります。過去によく問われているのは前者のほうなので、第139回も差異分析の問題をメインに対策してください。

 解答手順は原価標準の設定→標準原価の計算→実際原価の計算→原価差異の計算という流れになります。問題を解くさいは「今、なんの計算をしているのか」を常に考えるように意識してください。


 直接原価計算は、第132回・第134回・第136回で出題されているので、標準や総合に比べると出題可能性は一段低くなります。ただ、ここ最近の出題ペースを考えると…第139回で出題されても全然おかしくないので、上記の3問を中心に過去問対策をしておいてください。

 なお、直接原価計算は第132回のようなCVP分析の問題と、第134回・第136回のような全部原価計算を絡めた問題の2パターンがあります。第139回で出題されるとしたらCVP分析のほうが可能性が高いので、第124回・第132回の過去問や市販の予想問題集を使って対策しておいてください。



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