第126回・日商簿記検定3級 試験問題予想

管理人の試験問題予想を大公開します!

 このページは、簿記検定ナビの管理人が第126回・日商簿記検定3級の試験問題を予想するページです(日商簿記検定2級は日商簿記検定2級 試験問題予想をご覧下さい)。

商業簿記

 第1問は、今回も間違いなく【仕訳】です。以下の10個が頻出論点ですので、これらは必ず押さえるようにしてください。

  • 手形の裏書・割引(←第120回・第122回・第124回・第125回で出題)
  • 為替手形(←第121回・第122回・第123回・第125回で出題)
  • 前払金・前受金(←第120回・第122回・第124回・第125回で出題)
  • 仮払金・仮受金(←第121回・第124回・第125回で出題)
  • 立替金・預り金(←第121回で出題)
  • 有価証券の購入・売却(←第121回・第123回・第124回で出題)
  • 固定資産の購入・売却(←第120回・第122回・第123回で出題)
  • 資本金・引出金(←第122回・第123回・第125回で出題)
  • 債権の貸倒れ(←第120回で出題)
  • 当座取引(←第121回・第122回・第125回で出題)

 まず手形取引に関してですが、毎回、最低でも1問は出題されていますので、次回の出題も大いに考えられます。有価証券&固定資産の購入・売却に関しては、手形取引と同様に、毎回出題される可能性が高いですので、きちんと過去問対策をしておいてください。

 なお、第123回で有価証券の売却が、第124回で有価証券の購入が出題されましたので、第126回に関しては固定資産のほうが怪しいですが、購入よりも売却の方が出題頻度が高いので、売却の方を中心に勉強するようにしてください。

 債権の貸倒れ所得税の源泉徴収(+立替金)に関しては、ここ最近出題されていませんので次回あたりに出題される可能性は十分ありますが、どちらも過去問に類似した問題が出題される傾向にありますので、過去問対策をきちんとしておけばボーナス問題になると思います。

 日商簿記検定3級の第1問の仕訳問題は、重要論点が繰り返し出題される傾向にありますので、簿記検定ナビの仕訳問題対策を使って十分な過去問対策を講じてください。第125回の仕訳問題は、きちんと過去問対策をやっていれば短時間で満点が取れる問題でした。


 第2問のここ最近の出題傾向は、帳簿組織(70%)・勘定記入(25%)・その他(5%)というような感じですが、今回も【帳簿組織】が出題される可能性が高いと思います。

 仮に帳簿組織が出題されるとすると、第123回では当座預金出納帳や買掛金明細表の作成問題が、第124回では小口現金出納帳の仕訳問題が、第125回では商品有高帳の作成問題が出題されましたので、第126回は売掛金・買掛金元帳や手形記入帳の作成や、第110回・118回で出題された補助簿の選択などの出題可能性が高いような気がします。補助簿の記帳ルールや表示方法は必ず押さえておくようにしてください。

 なお、勘定記入に関しては、「支払家賃・前払家賃・未払家賃・損益(第108回)」「仕入・売上・商品・商品売買益(第109回)」「仕入・売上・繰越商品・損益(第113回)」「当座預金・当座借越(第117回)」といったように出題パターンは様々ですが、常に「期中仕訳→決算整理仕訳→決算振替仕訳」の流れを意識して問題を解くようにしてください。


 第3問は、つい最近までは【試算表の作成】で間違いない…はずだったのですが、第103回試験以来、出題されていなかった「決算整理後残高試算表→貸借対照表&損益計算書の作成」という財務諸表作成問題が前回の試験で久しぶりに出題されました。

 ただ、第103回・第125回ともに「簡単な仕訳を切る→決算整理後残高試算表の空欄の金額を推定する→貸借対照表&損益計算書に金額を書き写す」という流れで、難度的には易しい部類に入る問題でしたので、過去問を何回か解いておけば十分対応出来ると思います。

 なお、第97回で「決算整理前残高試算表→貸借対照表&損益計算書の作成」という問題も出題されているのですが、さすがに2回連続で財務諸表作成問題が出題される可能性は低いですので、時間に余裕の無い方はスルーしていただいても特に問題はありません。

 …というわけで話しが逸れてしまいましたが、第126回については今まで通り【試算表の作成】が本命となります。試算表の作成問題はパターン化されていますので、過去問や予想問題などを使ってきちんと対策しておいてください。

 ところで、試算表には合計試算表・残高試算表・合計残高試算表と種類がありますが、それぞれの違いは分かっていますか?分からない方はテキストに戻って確認しておいてください。特に合計試算表と残高試算表の区別が出来ていない方が多いです。

 合計残高試算表については、形式が他の2つと明らかに違いますので特に意識する必要はありませんが、合計試算表と残高試算表はパッと見が同じですので、どちらの試算表を作成するのか意識しておかないと逆を書いてしまうことがあります。配点比重の大きい第3問で合計試算表と残高試算表を逆に書いてしまうと、合格可能性はほとんど無くなりますのでご注意ください。

 ちなみに、最近の出題傾向をチェックしてみますと、第118回・第119回は合計試算表、第120回・第121回・第122回・第123回・第124回は残高試算表の作成問題でしたので、どちらか1つに絞るのではなく、どちらも確実に出来るように準備しておいてください。

 第3問の対策は、問題集や過去問を何度も繰り返し解くことが一番いいと思います。その際に気をつけていただきたいポイントがいくつかありますので列挙しておきます。

  • 必ず時間を計って問題を解くこと(だらだら解いても意味がありません)
  • 下書きの量はなるべく少なくする(回を重ねるごとに記述量を減らしてください)
  • 下書き用紙は捨てずにとっておく(採点し終わった後、前回のものと比べてください)
  • 間違えたところはテキストに戻って確認するか、間違いノートにまとめる

 上記のことをきちんとやれば必ず力は付きますので、がんばってください。なお、試算表の作成問題のT勘定を使った下書き用紙の書き方については、第121回総評ページ第122回総評ページ第123回総評ページ第124回総評ページなどで管理人が実際に書いた下書き画像付きで詳しく説明していますので、興味のある方はご覧ください。


 第4問は仕訳問題(訂正仕訳)や勘定記入、伝票会計からの出題が多いですが、今回は【伝票会計】の可能性が高いと思います。

 最近の伝票会計の出題実績(第104回→第105回→第108回→第111回→第112回→第114回→第115回→第118回→第122回→第123回)を勘案しますと、第126回で出題されても何らおかしくありません。

 なお、第122回・第123回の伝票会計はかなり簡単な問題でしたので、第126回ではちょっと難度の高い問題が出題される可能性がある点に注意しておいてください。伝票会計は下の画像2枚の内容を押さえていると応用が利きますから、よろしければ参考にしてみてください。

伝票会計のまとめノート1
伝票会計のまとめノート1
伝票会計のまとめノート2
伝票会計のまとめノート2

 第5問は【精算表の作成】の可能性が高いと思います。第108回~第119回+第121回~第123回+第125回では精算表の作成問題が出題されており、第120回・第124回で前T/Bから財務諸表を作成する問題が出題されたものの、表示形式が違うだけでやることは同じですのであまり気にする必要はありません。過去問レベルの問題を普通に解けるようにしておいてください。

 なお、精算表の作成でも、第119回・第123回で出題されたような「精算表の空欄を推定させるようなパターン」のものと、それ以外の「決算整理仕訳→損益計算書・貸借対照表を作成するパターン」のものがありますが、第126回に関してはどちらのパターンで出題される可能性もありますので、過去問対策をする場合は「第119回&第123回」と「それ以外の問題」をバランスよく取り組むようにしてください。

 ちなみに、私が受験生ならば…第5問対策に関しては第118回~第125回までの8回分の過去問を満点が取れるまで何回も解くと思います。

 第118回~第125回までの8回分とした理由は、「通常の精算表作成問題が4問・空欄推定の精算表作成問題が2問・財務諸表作成問題が2問」という組み合わせになり、この8問をきちんと押さえておけば、どんな問題が出題されても対応出来るようになるからです。

 最後に、個別論点としては貸倒引当金の設定や有価証券の評価替え、売上原価の計算、固定資産の減価償却、費用・収益の見越し・繰延べなどの論点は毎回必ず出題されていますので取りこぼしのないようにしてください。

 なお、下書き用紙の書き方や保険料の前払いなどについては、第121回総評ページ第122回総評ページ第124回総評ページ第125回総評ページで詳しく説明していますので、興味のある方はご覧ください。

 精算表作成の問題は、第3問の試算表の作成と同様にワンパターンですので、問題集や過去問を何度も解くことが最良の対策になります。問題を解く際のポイントは第3問で列挙したものと同じですから、4つのポイントを意識して繰り返し問題を解いてください。



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