第124回・日商簿記検定3級 試験問題予想

管理人の試験問題予想を大公開します!

 このページは、簿記検定ナビの管理人が第124回・日商簿記検定3級の試験問題を予想するページです。

商業簿記

 第1問は、今回も間違いなく【仕訳】です。以下の10個が頻出論点ですので、これらは必ず押さえるようにしてください。

  • 手形の裏書・割引(←第120回・第122回で出題)
  • 為替手形(←第121回・第122回・第123回で出題)
  • 前払金・前受金(←第120回・第122回で出題)
  • 仮払金・仮受金(←第121回で出題)
  • 立替金・預り金(←第121回で出題)
  • 有価証券の購入・売却(←第121回・第123回で出題)
  • 固定資産の購入・売却(←第120回・第122回・第123回で出題)
  • 資本金・引出金(←第122回・第123回で出題)
  • 債権の貸倒れ(←第120回で出題)
  • 当座取引(←第121回・第122回で出題)

 まず手形取引に関してですが、毎回、最低でも1問は出題されていますので、次回の出題も大いに考えられます。前払金・前受金仮払金・仮受金に関しては第123回で出題されませんでしたので、次回の出題可能性は高いと思います。

 立替金・預り金に関しては所得税の源泉徴収とセットで出題されることが多いですが、以前に比べると出題頻度は低くなってきていますので、次回の出題可能性はあまり高くなさそうです。

 有価証券&固定資産の購入・売却に関しては、手形取引と同様に、毎回出題される可能性が高いですので、きちんと過去問対策をしておいてください。

 資本金・引出金に関しては、第122回・第123回と連続して出題されましたので、第124回に関しては若干重要度が落ちると思います。債権の貸倒れに関しては、過去3回ほど出題されていませんので、次回あたりに出題される可能性は十分あります。

 日商簿記検定3級の第1問の仕訳問題は、重要論点が繰り返し出題される傾向にありますので、簿記検定ナビの仕訳問題対策を使って十分な過去問対策を講じてください。


 第2問のここ最近の出題傾向は、帳簿組織(80%)・勘定記入(15%)・その他(5%)というような感じですが、今回も【帳簿組織】が出題される可能性が高いと思います。

 ただ、第123回はかなりの確率で帳簿組織と予想できたのに比べると、第124回は帳簿組織以外から出題される可能性も上がっていますので、勘定記入の問題を完全に切ってしまうのはちょっと怖いです。

 仮に帳簿組織が出題されるとすると、第123回では当座預金出納帳や買掛金明細表の作成問題が出題されましたので、第124回は補助簿(特に商品有高帳)作成の出題可能性が高いような気がします。

 記帳ルールや表示方法は必ず押さえておくようにしてください。下の画像は、商品有高帳の記帳ルールについて私がまとめたものなので、参考にしていただければ幸いです。

帳簿組織のまとめノート
帳簿組織のまとめノート

 第3問は【試算表の作成】で間違いないと思います。試算表には合計試算表・残高試算表・合計残高試算表と種類がありますが、それぞれの違いは分かっていますか?分からない方はテキストに戻って確認しておいてください。特に合計試算表と残高試算表の区別が出来ていない方が多いです。

 合計残高試算表については、形式が他の2つと明らかに違いますので特に意識する必要はありませんが、合計試算表と残高試算表は解答用紙の見た目が全く同じですので、どちらの試算表を作成するのか意識しておかないと逆を書いてしまうことがあります。

 日商簿記検定3級の試験で合計試算表と残高試算表を逆に書いてしまうと、合格可能性はほとんど無くなりますのでご注意ください。

 ちなみに、最近の出題傾向をチェックしてみますと、第118回・第119回は合計試算表、第120回・第121回・第122回・第123回は残高試算表の作成問題でしたので、どちらか1つに絞るのではなく、どちらも確実に出来るように準備しておいてください。

 第3問の対策は、問題集や過去問を何度も繰り返し解くことが一番いいと思います。その際に気をつけていただきたいポイントがいくつかありますので列挙しておきます。

  • 必ず時間を計って問題を解くこと(だらだら解いても意味がありません)
  • 下書き用紙はなるべくシンプルなものにする(回を重ねるごとに記述量を減らしてください)
  • 下書きは捨てずにとっておく(採点し終わった後、前回のものと今回のものを比べてください)
  • 間違えたところはテキストに戻って確認する(何度も間違える箇所は、間違いノートで何度も復習)

 上記のことをきちんとやれば必ず力は付きますので、がんばってください。なお、試算表の作成問題のT勘定を使った下書き用紙の書き方については、第121回総評ページ第122回総評ページ第123回総評ページで管理人が実際に書いた下書き画像付きで詳しく説明していますので、興味のある方はご覧ください。


 第4問のここ最近の出題傾向は、仕訳問題or勘定記入(50%)・伝票会計(50%)というような感じですが、今回は【仕訳問題or勘定記入】が出題される可能性が高いと思います。

 最近の伝票会計の出題実績(第104回→第105回→第108回→第111回→第112回→第114回→第115回→第118回→第122回→第123回)を勘案しますと、3回連続で伝票会計が出題されたことはありませんので、出題可能性はあまり高くないような気がします。

 ただ、第122回・第123回の伝票会計はかなり簡単な問題でしたので、第124回でちょっと難度の上がった伝票会計が出題される可能性も否定できません。

 第123回受験の場合はある程度、伝票会計にウェイトを置いた学習をおすすめしましたが、第124回受験の場合はバランスよく過去問対策をするようにしてください。なお、伝票会計は下の画像2枚の内容を押さえていると応用が利きますから、よろしければ参考にしてみてください。

伝票会計のまとめノート1
伝票会計のまとめノート1
伝票会計のまとめノート2
伝票会計のまとめノート2

 第5問は【精算表の作成】で間違いないと思います。

 第108回から第119回までと第121回から第123回では精算表の作成問題が出題されており、第120回で、前T/Bから財務諸表を作成する問題が出題されたものの、表示形式が違うだけでやることは同じですのであまり気にする必要はありません。過去問レベルの問題を普通に解けるようにしておいてください。

 なお、精算表の作成でも、第119回・第123回で出題されたような「精算表の空欄を推定させるようなパターン」のものと、それ以外の「決算整理仕訳→損益計算書・貸借対照表を作成するパターン」のものがありますが、第124回は後者の「決算整理仕訳→損益計算書・貸借対照表を作成するパターン」で出題される可能性が高いですので、それを考慮して過去問対策をするようにしてください。

 私ならば、出題される可能性の低い第119回と第123回の過去問は後回しにして、それ以外の第122回・第121回・第120回あたりの過去問を重点的に解くと思います。

 個別論点としては、貸倒引当金の設定や有価証券の評価替え、売上原価の計算、固定資産の減価償却、費用・収益の見越し・繰延べなどの論点は毎回必ず出題されていますので取りこぼしのないようにしてください。

 なお、下書き用紙の書き方や保険料の前払いなどについては、第121回総評ページ第122回総評ページで詳しく説明していますので、興味のある方はご覧ください。

 精算表作成の問題は、第3問の試算表の作成と同様にワンパターンですので、問題集や過去問を何度も解くことが最良の対策になります。問題を解く際のポイントは第3問で列挙したものと同じですから、4つのポイントを意識して繰り返し問題を解いてください。



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