第122回・日商簿記検定2級 試験問題予想

管理人の試験問題予想を大公開します!

 このページは、簿記検定ナビの管理人が第122回・日商簿記検定2級の試験問題を予想するページです。

商業簿記

 第1問は、今回も間違いなく【仕訳】です。116回以降出題されていない銀行勘定調整表に関する仕訳や、ここ最近連続して出題されている有価証券の売却、荷為替手形などは特に出題される可能性が高いと思います。特殊商品売買では、受託販売からの出題が近年多くなっていますので注意してください。

 本支店会計に関する仕訳は、前回の第121回で出題されましたので第1問で出題される可能性はほとんどありませんが、第3問で出題される可能性が高いですので、きちんと対策するようにしてください。


 第2問は帳簿組織か伝票会計ですが、おそらく今回は【帳簿組織】だと思います。帳簿組織の中でも特殊仕訳帳に関する問題が頻出されていますので、必ず押さえておくようにしてください。

 なお、伝票会計は第119回・第121回で出題されており、過去の出題実績(第108回→第110回→第115回→第119回→第121回)を勘案すると、第122回で伝票会計が出題される可能性は低いと思います。近年、連続して出題されたことはありませんので、勉強の進み具合によっては思い切って伝票を切るのも1つの手です。

 帳簿組織が出題された回は第109回第111回第113回第114回第116回第117回第118回第120回です。簿記検定ナビでは下書き用紙の書き方などを出題傾向・過去問徹底分析のページで公開していますので、興味のある方はご覧ください。


 第3問は【本支店会計】だと思います。第121回で本命だった「精算表の作成問題」は予想通り出題されましたので、近年の本支店会計の出題実績を勘案すると(第109回→第111回→第113回→第115回→第117回→第120回)、第122回は本支店会計からの出題の可能性が高いです。

 本支店会計は下書きをなるべく固定化させるようにしてください。自分で下書きの順番を決めて、なるべく機械的に解けるようにしておくことをおすすめします。(商品の流れを把握するために図を書いて、本店の支店勘定と支店の本店勘定のT勘定を書いて未達事項を反映させて、本店と支店の商品をボックス図を書いて…みたいな感じです)

 2級の本支店会計はパターン化して解くことが出来る分野なので、自分なりの解答パターンを確立させておくことが高得点獲得のカギとなります。

 ただ、第117回と第120回のように、出題間隔が中2回ということもありますので、精算表の作成問題を完全に切ってしまうのは危険です。第121回の精算表の問題の解き方や下書き用紙の書き方については、日商簿記検定2級・第121回総評ページで詳しく説明していますので、興味のある方はご覧ください。

 第3問の対策は、問題集や過去問を何度も繰り返し解くことが一番いいと思います。その際に気をつけていただきたいポイントがいくつかありますので列挙しておきます。

  • 必ず時間を計って問題を解くこと(だらだら解いても意味がありません)
  • 解き方を固定化し、ケアレスミスを防ぐ(出題される決算整理仕訳はパターン化されている)
  • 書き用紙はなるべくシンプルなものにする(回を重ねるごとに記述量を減らしてください)
  • 下書きは捨てずにとっておく(採点し終わった後、前回のものと今回のものを比べてください)
  • 間違えたところはテキストに戻って確認する(何度も間違える箇所は、間違いノートで何度も復習)

 上記のことをきちんとやれば必ず力は付きますので、がんばってください。

工業簿記

 第4問は、【費目別の分類】と【個別原価計算】が怪しいです。費目別の分類は苦手な方が多い論点ですが、ひっかけるポイントは毎回決まっていますので、よく間違えるところは割り切って暗記してください。

 個別原価計算は、まず以下のポイントを押さえることが大前提となります。計算の数字自体は簡単な場合が多いですので、この分類をしっかり出来るかどうかがカギとなります。

  • 月末(期末)時点で未完成→【期末仕掛品】
  • 月末(期末)時点で完成済みだが引渡しが行われていない→【期末製品】
  • 月末(期末)時点で完成済みで引渡し済み→【売上原価】

 あとは、工業簿記の勘定連絡もきちんと押さえておくようにしておください。勘定連絡図をきちんと書けないということは、工業簿記の一巡の流れを正しく理解できていないことを意味します。日商簿記検定2級・第121回総評ページで、管理人が実際に書いた第121回の第4問の勘定連絡を載せておりますので、一度確認しておいてください。


 第5問はそろそろ【直接原価計算】が出題されそうな気がします。ここ4回出題されていませんので、第122回あたりに出題されてもおかしくありません。直接原価計算はCVPに絡めて出題されるケースが多いので、安全余裕率や損益分岐点売上高などの公式は必ず暗記しておきましょう。

 また、直接原価計算…に限らず工業簿記は何でもそうですが、最初のほうで間違えてしまうと、芋づる式に間違えてしまうことになりますので、慎重に数字を出すように心がけてください。問題自体は簡単なものが多いです。

直接原価計算のまとめ画像
直接原価計算のまとめ画像

 あとは、【総合原価計算】でしょうか。総合原価計算はボックスを書いて数字を埋めていくだけの簡単な問題が多いですが、問い方を少しひねられる可能性も考えられますので、練習段階では機械的に数字を埋めていくのではなく、「今、自分は何を計算しているのか?」という視点を常に持つことを心がけてください。計算の意味を理解できれば応用問題にも対応できるようになります。

 総合原価計算は、単純総合原価計算、工程別総合原価計算、組別総合原価計算、等級別総合原価計算と種類がたくさんありますが、それぞれバランスよく出題されていますので、ひとつに絞らずに万遍なく出来るように準備しておいてください。ただ、第121回で出題された組別総合原価計算については、時間が無ければ切っても問題ないと思います。

 なお、第121回の総合原価計算の問題の解き方や下書き用紙の書き方については、日商簿記検定2級・第121回総評ページで詳しく説明していますので、興味のある方はご覧ください。



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