電卓の種類について

【電卓の選び方】電卓の種類について

 ひとくちに「電卓」といっても、高性能電卓・事務用電卓・普通電卓・テンキー電卓・関数電卓・プログラム電卓など様々な種類があります。

 大きさも、B5サイズの大型なものから、クレジットカードくらいの小型のものまでたくさんあるので、どんな電卓を購入すれば良いのか分からない…という方も多いと思います。

 このページでは、各電卓の特徴や受験簿記との相性について簡単にご紹介いたします。

高性能電卓(SHARP EL-G37、CASIO JS-20WKなど)

簿記2級以上や税理士・会計士まで考えている方には絶対オススメ!

SHARP EL-G37

 左の「SHARP EL-G37」は、日商簿記・税理士・公認会計士の勉強をする人のために開発されたSHARP製・学校用電卓の最新モデルです。

 操作性・打鍵感も良く、キー入力の際の静粛性もかなり高いです。販売価格と性能・機能のバランスは市販電卓の中でも1、2を争うレベルです。

 4,700円という価格は少し高いと感じられるかもしれませんが、税込・送料込で、さらに3年保証も付くのでお得感はかなり高いと思います。

 これから簿記の勉強を始められる方、また、他の電卓を買ってみたもののイマイチしっくりこないという方に、自信を持っておすすめできる1台です。

 ちなみに…私が簿記の勉強を始めたのは十数年前になりますが、TACの窓口で「SHARP EL-G34」というEL-G37の旧モデルを買って以来、G34→G36→G37とずっとこのシリーズの電卓を愛用しています。

 また、「CASIO JS-20WK」も「SHARP EL-G37」と同様、簿記受験生から高い支持を得ている高性能電卓です。

 この2台に関しては、携帯性(サイズや重さ)や機能面(操作性・静粛性)ではほとんど差はありません。CASIOのほうがちょっとだけ価格が高いぶん、打鍵感がさらに良いかな…ぐらいの違いです。

 大きく異なるのはキーの配列ぐらいですが、よっぽどのこだわりがない限り、個人的にはどちらの配列も使っているうちに慣れるので問題ないと思います。あとは、見た目の好みと懐具合でお選びください。

事務用電卓(CANON HS-1220TUGなど)

コストパフォーマンス抜群の1台!まずはこの電卓で様子を見るのもアリです。

 主に仕事で使うことを想定して作られた事務計算用の電卓です。

 上述の高性能電卓に実装されている「早打ち機能」や「サイレント機能」が付いていない分、安価で購入することができます。

 左の「CANON HS-1220TUG」は、液晶部分が大きいので数字が見やすい点と、ひとつひとつのキーが大きく、指先の角度にあわせてけキーに傾斜がつけられているので打ちやすい点、の2点が特長の人気電卓です。

 また、「00」キーだけでなく「万・千」キーが付いているなど、キー入力の補助が充実しているところも大きな魅力です。

 実売価格は1,500円~2,000円ぐらいで、上述の高性能電卓の2分の1~3分の1ぐらいの金額で購入できます。コストパフォーマンスを重視する方に特におすすめの1台です。

普通電卓(CASIO MW-12GT-Nなど)

メイン電卓としては厳しいけど、予備電卓ならバッチリ!

 名前のとおり、日常生活でよく見かける普通の電卓です。

 価格はだいたい1,000円前後で、財布に優しい点が一番のウリですが、簿記の勉強で「メイン電卓」として使うには不向きな場合が多いので、積極的におすすめすることはできません。

 すでに普通電卓を持っており、新たに高性能電卓や事務用電卓を購入するのはちょっと…という方がお使いになるのは問題ありませんが、電卓を1台も持っていない方が新たに購入する場合は、少し無理をしてでも事務用電卓を選びましょう。

 逆に、試験当日の万が一のケースに備えて「予備電卓」を用意する場合は、財布に優しい普通電卓がピッタリだと思います。

 「CASIO MW-12GT-N」のミニジャストサイズ(12桁)は、携帯性(サイズが小さい・軽い)に優れているのでおすすめです。

テンキー電卓

試験で使えないことはないけど、積極的に選ぶ理由がないです…

 外見は普通の電卓と変わらないものの、パソコンに接続するとテンキーとしても使うことが出来る電卓をいいます。

 パソコンにつながない状態では普通の電卓と変わりないため、日商簿記検定でも使うことができますが、あえてこの種類の電卓を選ぶ意味はありません。

関数電卓・プログラム電卓

試験で使うことができません!ダメ。ゼッタイ。

 関数電卓は、数学・化学・工学などの理系分野の計算で使う電卓です。通常の電卓では使えない関数が使えたり、液晶表示が複数行になっているのが大きな特徴です。また、プログラム電卓は、関数電卓の機能にプログラミング機能が追加された電卓です。

 日商簿記検定では「関数電卓等の多機能な電卓は持ち込みできません」と規定されているので、関数電卓やプログラム電卓を使って受験することはできません。

おまけ・予備電卓の必要性

 本試験に持っていく予備電卓の必要性に関しては、「万が一のことを考えて絶対に必要」という意見もあれば、「電卓が壊れる可能性はほとんどゼロだから不要」という意見もあります。

 個人的には、今までに電卓が壊れたことが一度もないので、予備電卓を用意しなくても99.9%大丈夫だと思いますが、万が一のさいに試験会場で調達する難しさを考えますと、念のために安い電卓を持っておくのはアリだと思います。

 なお、予備電卓を準備する場合は、メイン電卓と同じものを用意する必要はありません。1,000円前後で購入できる普通電卓の中から、コンパクトで持ち運びしやすいものを選びましょう。


簿記電卓の選び方講座

簿記電卓の使い方講座

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