第152回日商簿記3級 難易度アンケート

 第152回日商簿記3級を受験された皆様、お疲れ様でした。簿記検定ナビでは難易度アンケートを実施しておりますので、ぜひご協力いただければ幸いです。

 アンケートは各問題ごとに分かれており、投票せずに結果だけ見ることも可能です。結果だけご覧になりたい方は、投票ボタンの下の「結果を見る」をクリックまたはタップしてください。

 なお、試験の感想や質問はページの一番下のコメント欄に気軽に書き込んでください。ひとことでも長文でも構いません。受験生の皆様のコメントをお待ちしております。

第1問(仕訳問題)の難易度は?

  • かなり簡単だった 411票・43% )
  • やや簡単だった 263票・28% )
  • 普通ぐらいだった 176票・19% )
  • やや難しかった 65票・7% )
  • かなり難しかった 32票・3% )

総投票数: 947

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第2問(補助簿の選択)の難易度は?

  • かなり簡単だった 459票・52% )
  • やや簡単だった 262票・30% )
  • 普通ぐらいだった 102票・12% )
  • やや難しかった 30票・3% )
  • かなり難しかった 26票・3% )

総投票数: 879

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第3問(残高試算表)の難易度は?

  • かなり簡単だった 384票・44% )
  • やや簡単だった 220票・25% )
  • 普通ぐらいだった 164票・19% )
  • やや難しかった 72票・8% )
  • かなり難しかった 41票・5% )

総投票数: 881

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第4問(伝票会計)の難易度は?

  • かなり簡単だった 584票・67% )
  • やや簡単だった 147票・17% )
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  • やや難しかった 29票・3% )
  • かなり難しかった 30票・3% )

総投票数: 866

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第5問(財務諸表)の難易度は?

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  • やや簡単だった 189票・21% )
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  • やや難しかった 123票・14% )
  • かなり難しかった 98票・11% )

総投票数: 897

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全体の難易度は?

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  • やや簡単だった 279票・32% )
  • 普通ぐらいだった 144票・16% )
  • やや難しかった 55票・6% )
  • かなり難しかった 35票・4% )

総投票数: 873

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解答速報まとめ&難易度アンケート
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第152回日商簿記3級 解答速報まとめ

各社の模範解答(解答速報)

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第152回日商簿記3級 試験問題の概要

おすすめ解答順序と大問別の難度・時間配分

1問→第2問→第3問→第4問→第5

 特に難しい問題はないため、どのような順番で解いても構いません。私は第1問から順番に解きました。

大問別の配点・難度・時間配分
出題論点 配点 難易度 管理人の
解答時間
おすすめの
時間配分
準備 5分
1 仕訳問題 20点 簡単 5分 10分
2 補助簿の選択 10点 簡単 5分 15分
3 残高試算表 30点 普通 12分 40分
4 伝票会計 10点 簡単 3分 10分
5 財務諸表 30点 普通 10分 30分
見直し 10分

 第1問の仕訳問題は、問4の設立時の新株発行が新論点からの出題でした。5問とも先日アップした重要仕訳TOPページ100で取り上げていた論点ですので、きちんと対策していた方は短い解答時間で20点満点が取れたと思います。目標は20点です。

 第2問は、補助簿の選択に関する問題です。難度・ボリュームともに易しいレベルの問題ですが、細かいひっかけポイントがいくつかありますので、10点満点を取るのは意外と難しいかもしれません。目標は8点です。

 第3問は、難度・ボリュームともに平均レベルの残高試算表作成問題です。クレジット売掛金と差入保証金が新論点からの出題でしたが、その他はよくあるパターンの取引ばかりです。目標は24点です。

 第4問は、伝票会計に関する問題です。過去に何度も出題されているタイプの問題ですので、過去問対策をきちんとやっていた方は短い解答時間で10点満点が取れたと思います。目標は10点です。

 第5問は、難度・ボリュームともに平均レベルの財務諸表作成問題です。消費税の決算処理が新論点からの出題でしたが、その他はよくあるパターンの取引ばかりです。目標は24点です。

予想合格率

 今回の試験から試験範囲に追加された論点がいくつか出題されましたが、全体的に解きやすい問題だったと思います。今回の合格率は50%前後を予想しています。

直近の試験の合格率の推移
第147回 第148回 第149回 第150回 第151回 第152回
40.31% 48.88% 44.31% 43.80% 55.13%



第152回日商簿記3級 管理人の解説速報

  1. 仕訳問題
  2. 補助簿の選択
  3. 残高試算表
  4. 伝票会計
  5. 財務諸表

 上記リンクをクリックまたはタップすると、解説箇所にスクロールします。第1問から順番にご覧になりたい場合は、そのまま下にスクロールしてお進みください。

第1問 仕訳問題(配点20点)

  1. 固定資産税の納付
  2. 手形借入金
  3. 仮払金の精算
  4. 設立時の新株発行
  5. 固定資産・消耗品の購入

 上記リンクをクリックまたはタップすると、解説箇所にスクロールします。問1から順番にご覧になりたい場合は、そのまま下にスクロールしてお進みください。

問1 固定資産税の納付

模範解答
(借)租税公課 500,000
 (貸)当座預金 500,000

 固定資産税の納付に関する問題です。

 固定資産税は納付書を受け取った時に「未払金を計上する方法」と「未払金を計上しない方法」の2パターンの処理があります。

 本問は、問題文に「未払金に計上することなく」とあるので、未払金を使わずに租税公課・当座預金で処理しましょう。

問2 手形借入金

模範解答
(借)手形借入金 1,000,000
 (貸)当座預金 1,000,000

 手形借入金に関する問題です。

 問題文の「かねて手形を振り出して借り入れていた」から、手形借入金の処理が問われていることが分かります。なお、本問には利息に関するデータが載っていないので、手形代金のみを処理しましょう。

  • 借用証書による借り入れ:借入金で処理
  • 約束手形による借り入れ:手形借入金で処理

問3 仮払金の精算

模範解答
(借)旅費交通費 75,000 ※1
 (貸)仮払金 50,000
 (貸)未払金 25,000

※1 50,000円+25,000円=75,000円

 仮払金の精算に関する問題です。

 仮払いしていた50,000円を旅費交通費に振り替えるとともに、従業員に立て替えてもらった不足分25,000円を旅費交通費・未払金で処理します。

解答①(予め仮払いしていた分)
(借)旅費交通費 50,000
 (貸)仮払金 50,000
解答②(従業員が立て替えた分)
(借)旅費交通費 25,000
 (貸)未払金 25,000

 以上、①②の仕訳をまとめると解答仕訳になります。

問4 設立時の新株発行

模範解答
(借)普通預金 1,500,000
 (貸)資本金 1,500,000

 設立時の新株発行に関する問題です。

 会社の設立にあたって株式を新たに発行した場合は、発行価額の全額を資本金に計上します。

問5 固定資産・消耗品の購入

模範解答
(借)備品 550,000
(借)消耗品費 5,000
 (貸)普通預金 555,000 ※2

※2 550,000円+5,000円=555,000円

 固定資産・消耗品の購入に関する問題です。

 事務用のオフィス機器550,000円は備品、コピー用紙は消耗品費で処理します。

第2問 補助簿の選択(配点10点)

問1 補助簿の記入

 問題資料の×1年5月中の取引から仕訳を考え、記入される補助簿を選びましょう。

 なお、問2で16日に取得した土地の売却にかかる売却損益の金額が問われているので、実際に問題を解くさいは16日の仕訳のあとに売却の仕訳もあわせて処理しておくと効率的です。


2日の仕訳
(借)買掛金 20,000
 (貸)仕入 20,000

 仕入戻しに関する処理が問われています。

 仕訳に勘定科目が出てくる買掛金元帳(仕入先元帳)・仕入帳はすぐに分かると思いますが、商品有高帳を忘れてしまいがちです。返品により在庫の数量が動いているので商品有高帳にも記入します。

2日の取引の解答
現金 当座預金 商品有高 売掛金 買掛金 仕入 売上 固定資産
2日

16日の仕訳
(借)土地 5,598,000
 (貸)当座預金 5,400,000
 (貸)現金 198,000

 整地費用や登記費用、仲介手数料など、土地を購入するさいに発生する費用(付随費用)は取得原価に含めて処理します。

土地の取得原価:購入代価+付随費用

 本問は、問題文に「整地費用 ¥ 198,000 は現金で支払った」とあるので、整地費用198,000円は土地の取得原価に含めて処理します。

土地の取得原価:180㎡×@30,000円+198,000円=5,598,000円

 なお、固定資産にかかる取引は固定資産台帳に記入します。

16日の取引の解答
現金 当座預金 商品有高 売掛金 買掛金 仕入 売上 固定資産
16日

18日の仕訳
(借)前受金 40,000
(借)売掛金 413,000
 (貸)売上 450,000
 (貸)現金 3,000

 得意先負担の諸掛りを立て替えて支払った場合は、立替金で処理するか、売掛金に含めて処理します。

 本問は、問題文に「この分は掛代金に含めることとした」という指示があるので、売掛金に含めて処理します。

  • 仕入時の諸掛り
    • 当店負担:仕入原価に含めて処理
    • 仕入先負担:立替金で処理or買掛金から差し引いて処理
  • 売上時の諸掛り
    • 当店負担:発送費などで費用処理
    • 得意先負担:立替金で処理or売掛金に含めて処理

 なお、仕訳に勘定科目が出てくる現金出納帳・売掛金元帳(得意先元帳)・売上帳はすぐに分かると思いますが、商品有高帳を忘れてしまいがちです。商品の販売により在庫の数量が動いているので商品有高帳にも記入します。

18日の取引の解答
現金 当座預金 商品有高 売掛金 買掛金 仕入 売上 固定資産
18日

25日の仕訳
(借)貸倒引当金 160,000
(借)貸倒損失 210,000
 (貸)売掛金 370,000

 前期に発生した売掛金が貸し倒れた場合、まずは貸倒引当金を取り崩して処理し、足りない分は貸倒損失で費用処理します。

  • 前期に発生した債権が貸倒れた場合:引当金を設定済み→貸倒引当金をの取り崩して処理する(足りない分は貸倒損失で費用処理)
  • 当期に発生した債権が貸倒れた場合:引当金は未設定→全額を貸倒損失で費用処理

 本問は、貸し倒れた債権が370,000円、貸倒引当金の残高が160,000円なので、まずは貸倒引当金を取り崩したうえで、足りない210,000円(=370,000円-160,000円)を貸倒損失で費用処理します。

25日の取引の解答
現金 当座預金 商品有高 売掛金 買掛金 仕入 売上 固定資産
25日

問2 固定資産の売却

売却に関する仕訳
(借)未収入金など 6,480,000
 (貸)土地 5,598,000
 (貸)固定資産売却益 882,000

 取得時に発生した整地費用198,000円を土地の取得原価に含めて売却差額を計算しましょう。

  • 取得原価:180㎡×@30,000円+198,000円=5,598,000円
  • 売却価額:180㎡×@36,000円=6,480,000円
  • 売却差額:6,480,000円-5,598,000円=882,000円(売却益)

第3問 残高試算表(配点30点)

 残高試算表の作成問題です。

 ややボリュームが大きいものの、ひとつひとつの処理は難しくないので、きちんと時間をかけて丁寧に解答すれば高得点が狙える問題です。

解答方法について

 試算表の解答方法は、9月中の取引に関する仕訳を下書きしたうえで集計する方法と、下書用紙にT勘定を設定して解く方法の2種類があります。

 本問は、資料2が日付別で与えられているため、二重仕訳を考慮する必要がありません。よって、T勘定を使って解くことをおすすめします。

T勘定を使った解法の解答手順について

 頻出する8勘定(現金・当座預金・受取手形・クレジット売掛金・支払手形・買掛金・仕入・売上)についてT勘定を設定して集計しましょう。その他の勘定科目は「その他」勘定に記入・集計します。

 まず、下書用紙に8つの勘定+その他勘定を書きます。

第3問の下書き1
第3問の下書き1(PDF版

 次に、×1年8月31日時点の各勘定の「借方に計上されている金額」または「貸方に計上されている金額」を記入します。金額自体は、問題資料1の残高試算表からひっぱってくるだけです。

第3問の下書き2
第3問の下書き2(PDF版

 さらに、問題資料2の各日の取引を頭の中で仕訳して、8つの勘定+その他勘定に記入していきます。

 たまに仕訳を下書きしたうえでT勘定に記入する方がいらっしゃいますが、それではT勘定を使って解答する意味がありません。最初は難しいかもしれませんが、頭の中で仕訳を考えてT勘定にダイレクトに記入していきましょう。

第3問の下書き3
第3問の下書き3(PDF版

 最後に8つの勘定を締め切って、その他勘定の金額とともに答案用紙に記入していきます。

 なお、本問は残高試算表を作成する問題なので、各勘定を締め切るさいには借方残高または貸方残高を記入しましょう。

第3問の下書き4
第3問の下書き4(PDF版

参考・×1年9月中の取引の仕訳

1日の仕訳
(借)当座預金 303,000 ※2
 (貸)貸付金 300,000
 (貸)受取利息 3,000 ※1

※1 300,000円×4%×3か月/12か月=3,000円

※2 300,000円+3,000円=303,000円(貸借差額)

 問題の指示に従って、貸し付けにかかる利息を月割りで計算しましょう。


2日の仕訳
(借)仕入 240,000
 (貸)前払金 75,000
 (貸)買掛金 165,000 ※3

※3 240,000円-75,000円=165,000円(貸借差額)


3日の仕訳
(借)クレジット売掛金 576,000 ※5
(借)支払手数料 24,000 ※4
 (貸)売上 600,000

※4 600,000円×4%=24,000円

※5 600,000円-24,000円=576,000円(貸借差額)

 クレジット販売は先に信販会社に支払う手数料を計算し、貸借差額でクレジット売掛金の金額を求めましょう。


5日の仕訳
(借)買掛金 180,000
 (貸)支払手形 180,000

6日の仕訳
(借)所得税預り金 20,000
 (貸)現金 20,000

8日の仕訳
(借)差入保証金 320,000
(借)支払手数料 160,000
 (貸)当座預金 480,000

 賃貸借契約にかかる保証金(敷金)は差入保証金で、不動産会社に対する仲介手数料は支払手数料で処理します。


12日の仕訳
(借)仕入 390,000
 (貸)支払手形 390,000

13日の仕訳
(借)受取手形 200,000
 (貸)売上 200,000

16日の仕訳
(借)支払手形 250,000
 (貸)当座預金 250,000

19日の仕訳
(借)当座預金 780,000
 (貸)クレジット売掛金 780,000

20日の仕訳
(借)給料 300,000
 (貸)所得税預り金 15,000
 (貸)当座預金 285,000 ※6

※6 300,000円-15,000円=285,000円(貸借差額)


21日の仕訳
(借)当座預金 470,000
 (貸)受取手形 470,000

22日の仕訳
(借)水道光熱費 77,000
(借)支払家賃 360,000
 (貸)当座預金 437,000 ※7

※7 77,000円+360,000円=437,000円(貸借差額)


26日の仕訳
(借)買掛金 220,000
 (貸)当座預金 220,000

27日の仕訳
(借)前払金 40,000
 (貸)現金 40,000

第4問 伝票会計(配点10点)

模範解答
入金 50,000 売掛金 仕入 270,000
(1)の仕訳
(借)現金 50,000
(借)売掛金 450,000
 (貸)売上 500,000

 振替伝票の金額「売上 500,000」から、全額を掛取引として起票する方法を採用していることが分かります。よって、いったん全額を掛け売上で処理し、現金回収分だけ売掛金から現金に振り替えます。

  • 振替伝票の売上の金額が500,000円の場合:全額を掛取引として起票する方法
  • 振替伝票の売上の金額が450,000円の場合:取引を分解して起票する方法
(1)の振替伝票
(借)売掛金 500,000
 (貸)売上 500,000
(1)の入金伝票
(借)現金 50,000
 (貸)売掛金 50,000

(2)の仕訳
(借)仕入 300,000
 (貸)現金 30,000
 (貸)買掛金 270,000

 出金伝票の科目「仕入」から、取引を分解して起票する方法を採用していることが分かります。よって、取引を現金仕入と掛け仕入に分解して処理します。

  • 出金伝票の科目欄が買掛金の場合:全額を掛取引として起票する方法
  • 出金伝票の科目欄が仕入の場合:取引を分解して起票する方法
(2)の出金伝票
(借)仕入 30,000
 (貸)現金 30,000
(2)の振替伝票
(借)仕入 270,000
 (貸)買掛金 270,000

第5問 財務諸表(配点30点)

 財務諸表の作成問題です。

 難度・ボリュームともに平均レベルなので、きちんと時間をかけて丁寧に解答すれば高得点が狙える問題です。


決算整理事項等1.の仕訳
(借)通信費 2,100
(借)雑損 1,900 ※1
 (貸)現金 4,000

※1 4,000円-2,100円=1,900円(貸借差額)

 決算において、現金の実際有高と帳簿残高にズレが生じていることが判明した場合、まずは金額のズレを調整します。帳簿残高を実際有高に合わせるのがポイントです。

  • 現金の実際有高:179,000円(問題資料2より)
  • 現金の帳簿残高:183,000円(問題資料1より)
  • ズレ(差額)=183,000円-179,000円=4,000円

 そのうえで、原因が判明したものについては適切に処理し、原因が判明しなかった残り(貸借差額)については雑損または雑益で処理します。


決算整理事項等2.の仕訳
(借)当座預金 36,000
 (貸)売掛金 36,000

 62,000円と記帳するところを誤って26,000円と記帳していたことが発覚した場合、差額の36,000円を追加計上します。


決算整理事項等3.の仕訳
(借)水道光熱費 3,500
 (貸)当座預金 3,500

 当月分の水道光熱費を費用処理するだけです。


決算整理事項等4.の仕訳
(借)貸倒引当金繰入 8,800 ※2
 (貸)貸倒引当金 8,800

※2 (491,000円-36,000円)×2%-300円=8,800円

 決算整理事項2の仕訳で売掛金が減っているので、売掛金の期末残高は455,000円(=491,000円-36,000円)になります。


決算整理事項等5.の仕訳
(借)仕入 200,000
 (貸)繰越商品 200,000
(借)繰越商品 174,000
 (貸)仕入 174,000

 解答にあたっては、上記の仕訳を考える必要はありません。以下のような商品ボックスをササッと書いて、解答に必要な売上原価の金額を把握しましょう。

商品ボックスの下書き
商品ボックスの下書き


決算整理事項等6.の仕訳
(借)減価償却費 150,000 ※3
 (貸)備品減価償却累計額 150,000

※3 1,200,000円÷8年=150,000円

 備品の取得原価1,200,000円を、耐用年数8年で除して1年分の減価償却費を計算します。


決算整理事項等7.の仕訳
(借)仮受消費税 440,000
 (貸)仮払消費税 240,000
 (貸)未払消費税 200,000 ※4

※4 440,000円-240,000円=200,000円(貸借差額)

 問題資料1に「仮払消費税 240,000」と「仮受消費税 440,000」があるので、消費税の処理にあたって両者を相殺し、貸方残の200,000円を未払消費税で処理します。


決算整理事項等8.の仕訳
(借)支払利息 8,000 ※5
 (貸)未払費用 8,000

※5 400,000円×6%×4か月/12か月=8,000円

 決算において、前回の利払日の翌日から決算日までの4か月間(12月1日~3月31日)の利息を未払計上します。


決算整理事項等9.の仕訳
(借)前払費用 25,000 ※6
 (貸)支払家賃 25,000

※6 150,000円×1か月/6か月=25,000円

 決算において、翌期に属する1か月分(×2年4月分)を前払計上します。


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