第149回日商簿記3級 難易度アンケート

 第149回日商簿記3級を受験された皆様、お疲れ様でした。簿記検定ナビでは難易度アンケートを実施しておりますので、ぜひご協力いただければ幸いです。

 アンケートは各問題ごとに分かれており、投票せずに結果だけ見ることも可能です。結果だけご覧になりたい方は、投票ボタンの下の「結果を見る」をクリックまたはタップしてください。

 なお、試験の感想や質問はページの一番下のコメント欄に気軽に書き込んでください。ひとことでも長文でも構いません。受験生の皆様のコメントをお待ちしております。

アンケートの投票受付を終了いたしました。投票いただいた皆様、本当にありがとうございました!

第1問(仕訳問題)の難易度は?

  • かなり簡単だった 368票・27% )
  • やや簡単だった 396票・29% )
  • 普通ぐらいだった 322票・24% )
  • やや難しかった 198票・15% )
  • かなり難しかった 60票・4% )

総投票数: 1,344

Loading ... Loading ...

第2問(勘定記入)の難易度は?

  • かなり簡単だった 135票・11% )
  • やや簡単だった 127票・10% )
  • 普通ぐらいだった 267票・21% )
  • やや難しかった 507票・39% )
  • かなり難しかった 248票・19% )

総投票数: 1,284

Loading ... Loading ...

第3問(合計残高試算表)の難易度は?

  • かなり簡単だった 359票・28% )
  • やや簡単だった 374票・29% )
  • 普通ぐらいだった 409票・32% )
  • やや難しかった 86票・7% )
  • かなり難しかった 46票・4% )

総投票数: 1,274

Loading ... Loading ...

第4問(語群選択)の難易度は?

  • かなり簡単だった 341票・27% )
  • やや簡単だった 323票・26% )
  • 普通ぐらいだった 291票・23% )
  • やや難しかった 237票・19% )
  • かなり難しかった 66票・5% )

総投票数: 1,258

Loading ... Loading ...

第5問(財務諸表)の難易度は?

  • かなり簡単だった 258票・20% )
  • やや簡単だった 275票・21% )
  • 普通ぐらいだった 318票・25% )
  • やや難しかった 277票・22% )
  • かなり難しかった 157票・12% )

総投票数: 1,285

Loading ... Loading ...

全体の難易度は?

  • かなり簡単だった 189票・14% )
  • やや簡単だった 420票・32% )
  • 普通ぐらいだった 389票・30% )
  • やや難しかった 251票・19% )
  • かなり難しかった 63票・5% )

総投票数: 1,312

Loading ... Loading ...



第149回日商簿記3級 解答速報まとめ

各社の模範解答(解答速報)

 一番左の列の「会社名」をクリックまたはタップすると、各社の模範解答案内ページが別窓で開きます。また、「公開中」をクリックまたはタップすると、各社の模範解答(PDFファイル)が別窓で開きます。

模範解答の公開状況
簿記3級 簿記2級 簿記1級
TAC 公開中 公開中 公開中
大原 公開中 公開中 公開中
NS 公開中 公開中 公開中
LEC 公開中 公開中 公開中
クレアール 公開中 公開中 商会 工原
大栄 公開中 公開中 公開中
メイプル 公開中 公開中

試験問題・解答・解説の無料冊子のご案内

解答解説集

 資格の学校TAC・資格の大原が、2018年6月10日に実施された第149回日商簿記検定3級・2級・1級の全問題と解答および解説を一冊にした「問題・解答集」を無料で郵送してくれるサービスを行っています。

 この無料冊子には問題・解答・解説だけでなく答案用紙も付いており、過去問対策用の教材としても使える優れモノですので、第150回以降の受験を考えていらっしゃる方もぜひ無料請求してみてください。

 無料請求したら電話やDMで講座に勧誘されるのでは…?と不安を感じる方もいると思いますが、私が知るかぎりではそのような勧誘は一切ありません。むしろ、もうちょっと勧誘してもいいのでは…と思うくらいです。安心して無料請求してください。




第149回日商簿記3級 試験問題の概要

おすすめ解答順序と大問別の難度・時間配分

1問→第2問→第4問→第5問→第3

 ボリュームがやや大きい第3問を、一番最後にもってきましょう。その他の4問についてはどのような順番で解いても構いませんが、なるべく第3問に多くの時間が使えるようにうまく調整してください。

大問別の配点・難度・時間配分
出題論点 配点 難易度 管理人の
解答時間
おすすめの
時間配分
準備 5分
1 仕訳 20点 簡単 4分 15分
2 勘定記入 10点 普通 4分 15分
3 合計残高試算表 30点 普通 22分 40分
4 語群選択 10点 簡単 1分 5分
5 財務諸表 30点 普通 10分 30分
見直し 10分

 第1問の仕訳問題は、いずれも過去問類似問題です。過去問対策をきちんとやっていた方は、短い解答時間で20点満点が取れたのではないでしょうか。

 第2問は、保険料に関する勘定記入の問題です。10%値上げされた今年の支払額をきちんと処理できたかどうかがポイントになります。

 第3問は、合計残高試算表の作成問題です。ややボリュームが多いものの、ひとつひとつの処理は難しくないので、きちんと時間をかけて解答すれば高得点が狙える問題だったと思います。

 第4問の語群選択はいずれも簡単な内容なので、5分ぐらいの短い解答時間で10点満点を狙いたい問題です。なお、記号ではなく語句そのもので解答した場合は、内容が合っていても不正解になってしまいます。じゅうぶんご注意ください。

 第5問は、財務諸表の作成問題です。難度・ボリュームともに平均レベルの問題ですので、過去問対策をきちんとやっていた方は、短い解答時間で満点に近い点数が取れたのではないでしょうか。

予想合格率

 今回は第1問・第4問がかなり簡単で、その他の第2問・第3問・第5問も普通ぐらいの難度でしたので、合格率は平均よりもやや高めの数字(45%前後)になりそうです。

直近の試験の合格率の推移
第144回 第145回 第146回 第147回 第148回 第149回
45.08% 47.37% 50.95% 40.31% 48.88%



第149回日商簿記3級 管理人の解説速報

  1. 仕訳問題
  2. 勘定記入
  3. 合計残高試算表
  4. 語群選択
  5. 財務諸表

 上記リンクをクリックまたはタップすると、解説箇所にスクロールします。第1問から順番にご覧になりたい場合は、そのまま下にスクロールしてお進みください。

第1問・仕訳問題(配点20点)

  1. 手形貸付金
  2. 売上取引
  3. 債権の貸倒れ
  4. 広告費の支払い
  5. 固定資産の売却

 上記リンクをクリックまたはタップすると、解説箇所にスクロールします。問1から順番にご覧になりたい場合は、そのまま下にスクロールしてお進みください。

問1 手形貸付金

模範解答
(借)手形貸付金 600,000
 (貸)受取利息 6,000
 (貸)普通預金 594,000 ※1

※1 600,000円-6,000円=594,000円

 手形貸付金に関する問題です。

 問題文の「同額の約束手形を受け取り」から、借用証書による貸し付けではなく約束手形による貸し付け(手形貸付金)と判断しますが、仮にこの時点で気づかなかったとしても、問題に列挙されている勘定科目で判断できたと思います。

  • 借用証書による貸し付け:貸付金で処理
  • 約束手形による貸し付け:手形貸付金で処理

問2 売上取引

模範解答
(借)売掛金 490,000 ※2
 (貸)売上 480,000
 (貸)現金 10,000

※2 480,000円+10,000円=490,000円

 売上取引に関する問題です。

 得意先負担の諸掛りを立て替えて支払った場合は、立替金で処理するか、売掛金に含めて処理します。

 本問は、問題文に「この分は掛代金に含めることとした」という指示があるので、売掛金に含めて処理します。

  • 仕入時の諸掛り
    • 当店負担:仕入原価に含めて処理
    • 仕入先負担:立替金で処理or買掛金から差し引いて処理
  • 売上時の諸掛り
    • 当店負担:発送費などで費用処理
    • 得意先負担:立替金で処理or売掛金に含めて処理

問3 債権の貸倒れ

模範解答
(借)貸倒引当金 50,000
(借)貸倒損失 80,000 ※3
 (貸)売掛金 130,000

※3 130,000円-50,000円=80,000円

 債権の貸倒れに関する問題です。

 前期に発生した売掛金が貸し倒れた場合、まずは貸倒引当金を取り崩して処理し、足りない分は貸倒損失で費用処理します。

  • 前期に発生した債権が貸倒れた場合:引当金を設定済み→貸倒引当金をの取り崩して処理する(足りない分は貸倒損失で費用処理)
  • 当期に発生した債権が貸倒れた場合:引当金は未設定→全額を貸倒損失で費用処理

 本問は、貸し倒れた債権が130,000円、貸倒引当金の残高が50,000円なので、まずは貸倒引当金50,000円を取り崩したうえで、足りない80,000円(=130,000円-50,000円)分を貸倒損失で費用処理します。

問4 広告費の支払い

模範解答
(借)広告宣伝費 35,000
(借)支払手数料 300
 (貸)普通預金 35,300

 広告費の支払いに関する問題です。

 振込手数料300円は支払手数料で処理します。広告宣伝費に含めないように気をつけてください。

問5 固定資産の売却

模範解答
(借)備品減価償却累計額 560,000
(借)未収入金 20,000
(借)固定資産売却損 120,000 ※4
 (貸)備品 700,000

※4 700,000円-560,000円-20,000円=120,000円

 固定資産の売却に関する問題です。

 期首売却なので、当期の減価償却費を考慮する必要はありません。また、売却額20,000円の代金はまだ受け取っていないので、未収入金で処理します。

第2問・勘定記入(配点10点)

模範解答
(イ) (ロ) (ハ) (a) (b)
前払保険料 損益 次期繰越 14,000 15,400

 保険料に関する勘定記入の問題です。

 10%値上げされた今年の支払額の処理がやや難しかったかもしれませんが、問題形式自体は過去に何度も出題されているパターンです。

 本問はまず、昨年までの支払額と今年の支払額の1か月あたりの金額を求めましょう。問題資料で与えられている1年分の保険料を12か月で按分してください。

  • 昨年までの支払額(月額):24,000円÷12か月=@2,000円
  • 今年の支払額(月額):26,400円÷12か月=@2,200円
12月31日の仕訳(前期)
(借)前払保険料 14,000 ※1
 (貸)保険料 14,000

※1 @2,000円×7か月=14,000円

 前期末において、当期に属する7か月分(1月1日~7月31日)が前払計上されています。計算に使う単価は、昨年までの支払額(月額)の@2,000円です。

1月1日の仕訳(当期)
(借)保険料 14,000
 (貸)前払保険料 14,000

 当期首において再振替仕訳が行われています。仕訳自体は、前期末に切った仕訳の逆仕訳になります。

8月1日の仕訳(当期)
(借)保険料 26,400 ※2
 (貸)現金 26,400

※2 問題資料「今年の支払額は10%アップして ¥ 26,400 となった」より

 1年分(当期の8月1日~次期の7月31日まで)の保険料を支払ったさいの仕訳です。金額は10%アップ後の26,400円になります。

12月31日の仕訳(当期)
(借)前払保険料 15,400 ※3
 (貸)保険料 15,400

※3 @2,200円×7か月=15,400円

 当期末において、次期に属する7か月分(1月1日~7月31日)を前払計上します。計算に使う単価は、今年の支払額(月額)の@2,200円です。

1月1日の仕訳(次期)
(借)保険料 15,400
 (貸)前払保険料 15,400

 翌期首においても、当期首と同様に再振替仕訳が行われます。仕訳自体は、当期末に切った仕訳の逆仕訳になります。

第3問・合計残高試算表(配点30点)

 合計残高試算表の作成問題です。

 ややボリュームが多いものの、ひとつひとつの処理は難しくないので、きちんと時間をかけて丁寧に解答すれば高得点が狙える問題です。

解答方法について

 試算表の解答方法は、4月中の取引に関する仕訳を下書きしたうえで集計する方法と、下書用紙にT勘定を設定して解く方法の2種類があります。

 本問は、資料2が日付別で与えられているため、二重仕訳を考慮する必要がありません。よって、T勘定を使った解法で解くことをおすすめします。

T勘定を使った解法の解答手順について

 頻出する8勘定(現金・当座預金・受取手形・売掛金・支払手形・買掛金・仕入・売上)についてT勘定を設定して集計しましょう。その他の勘定科目は「その他」勘定に記入・集計します。

 まず、下書用紙に8つの勘定+その他勘定を書きます。

第3問の下書き1
第3問の下書き1(PDF版

 次に、平成30年3月末時点の各勘定の「借方に計上されている金額」および「貸方に計上されている金額」を記入します。金額自体は、問題資料1の合計試算表からひっぱってくるだけなので簡単です。

第3問の下書き2
第3問の下書き2(PDF版

 さらに、問題資料2の各日の取引を頭の中で仕訳して、8つの勘定+その他勘定に記入していきます。

第3問の下書き3
第3問の下書き3(PDF版

 最後に8つの勘定+その他勘定を締め切ります。

 なお、本問は合計残高試算表を作成する問題なので、各勘定を締め切るさいにはいったん借方合計額・貸方合計額を計算したあとに残高の金額を求めるのがポイントです。

第3問の下書き4
第3問の下書き4(PDF版

 問題資料2の各取引は量が多くて面倒なものの、ひとつひとつの難度は高くないです。ケアレスミスに気をつけて解答しましょう。

参考・平成30年4月中の取引の仕訳

4月2日の仕訳
(借)売上 10,000
 (貸)売掛金 10,000

 売上戻りです。仕訳は、売上時の逆仕訳になります。

4月3日の仕訳
(借)未払金 86,000
 (貸)現金 86,000
4月4日の仕訳
(借)仕入 182,000
 (貸)前払金 30,000
 (貸)買掛金 150,000
 (貸)現金 2,000

 当店負担の引取運賃は、仕入原価に含めて処理します。

  • 仕入時の諸掛り
    • 当店負担:仕入原価に含めて処理
    • 仕入先負担:立替金で処理or買掛金から差し引いて処理
  • 売上時の諸掛り
    • 当店負担:発送費などで費用処理
    • 得意先負担:立替金で処理or売掛金に含めて処理
4月5日の仕訳
(借)現金 3,000
(借)旅費交通費 12,000
 (貸)仮払金 15,000

 旅費の概算額15,000円と旅費の残金3,000円の差額12,000円を、旅費交通費として費用処理します。

4月6日の仕訳
(借)所得税預り金 13,000
 (貸)現金 13,000
4月10日の仕訳
(借)現金 50,000
(借)売掛金 200,000
 (貸)売上 250,000
4月12日の仕訳
(借)仕入 120,000
 (貸)支払手形 120,000
4月13日の仕訳
(借)租税公課 3,000
 (貸)現金 3,000

 収入印紙と切手の購入時の仕訳はよく問われます。「収入印紙→租税公課」「切手→通信費」と押さえておきましょう。

4月16日の仕訳
(借)買掛金 57,000
 (貸)支払手形 57,000
4月18日の仕訳
(借)受取手形 200,000
 (貸)売上 200,000
4月20日の仕訳
(借)給料 100,000
 (貸)所得税預り金 8,000
 (貸)当座預金 92,000
4月24日の仕訳
(借)当座預金 175,000
 (貸)売掛金 175,000
4月25日の仕訳
(借)水道光熱費 73,000
(借)通信費 9,000
 (貸)当座預金 82,000
4月26日の仕訳
(借)備品 354,000
 (貸)未払金 354,000

 設置費用や運送費など、固定資産の購入にともない発生した費用(付随費用)は、取得原価に含めて処理します。

固定資産の取得原価=350,000円+4,000円=354,000円

4月27日の仕訳
(借)支払手形 80,000
 (貸)当座預金 80,000
4月30日の仕訳
(借)借入金 200,000
(借)支払利息 1,000
 (貸)当座預金 201,000

第4問・語群選択(配点10点)

模範解答
1 2 3 4 5

 語群選択の問題です。いずれも簡単な内容なので、短い解答時間で10点満点を狙いたい問題です。

 なお、本問は「ア~シの記号で答えなさい」という指示があるので、記号ではなく語句そのもので解答した場合は、内容が合っていても不正解になってしまいます。じゅうぶんご注意ください。


1. 貸倒引当金は受取手形や売掛金に対する評価勘定である。

 特定の資産項目をマイナスするために貸方に計上される勘定を「評価勘定」といいます。受取手形や売掛金などの売上債権に対する「貸倒引当金」、建物や備品などの有形固定資産に対する「減価償却累計額」は評価勘定の一種です。


2. 買掛金元帳は、仕入先ごとの買掛金の増減を記録する補助簿である。

 帳簿の分類に関しては、以下の内容をきちんと押さえておきましょう。

  • 主要簿(必ず作成しなければならない帳簿)
    • 仕訳帳
    • 総勘定元帳
  • 補助簿(必要に応じて作成する帳簿)
    • 補助元帳(特定の勘定について項目別に記録する帳簿)
      • 商品有高帳
      • 売掛金元帳(得意先元帳)
      • 買掛金元帳(仕入先元帳)
    • 補助記入帳(特定の取引の明細を記録する帳簿)
      • 現金出納帳
      • 当座預金出納帳
      • 小口現金出納帳
      • 仕入帳
      • 売上帳
      • 受取手形記入帳
      • 支払手形記入帳

3. 建物の修繕によってその機能が向上し価値が増加した場合、建物勘定で処理する。

 固定資産の修繕のために支出した費用は、「資本的支出」と「収益的支出」に分類して処理します。

  • 資本的支出:耐用年数を延長させたり、その価値を高めるような支出 → 固定資産の増加として処理
  • 収益的支出:定期修繕など固定資産の諸機能を維持するための支出 → 修繕費・修繕引当金で処理

 本問の場合、修繕によってその機能が向上し価値が増加しているので、建物の増加として処理します。


4. 3伝票制を採用している場合、入金伝票と出金伝票の他に、通常振替伝票が用いられる。

 3伝票制は、必要に応じて入金伝票・出金伝票・振替伝票の3つの伝票を使います。

  • 入金伝票:現金が入ってきたときに作成する伝票
  • 出金伝票:現金が出ていったときに作成する伝票
  • 振替伝票:現金の増減に関係しない取引があったときに作成する伝票

5. 商品有高帳の払出欄の単価欄には商品の原価が記入される。

 商品有高帳は、商品の在庫を管理するために作成される帳簿です。受入欄・払出欄・残高欄ともに、商品の原価が記入されます。うっかり「払出欄→売上→売価」と考えないように気をつけてください。

第5問・財務諸表(配点30点)

 難度・ボリュームともに平均レベルの財務諸表作成問題です。

 過去問対策をきちんとやっていた方は、短い解答時間で満点に近い点数が取れたのではないでしょうか。

決算整理事項等1
(借)通信費 800
(借)雑損 200 ※1
 (貸)現金過不足 1,000

※1 1,000円-800円=200円

 決算期末において、現金過不足のうち原因が判明したものは適当な勘定科目に振り替え、原因が判明しなかったものは雑損または雑益に振り替えます。

決算整理事項等2
(借)売上 20,000
 (貸)前受金 20,000

 本来、前受金として処理すべき仕訳を売上で処理していたことが判明した場合は、売上を前受金に振り替えて修正します。

決算整理事項等3
(借)備品 120,000
 (貸)仮払金 120,000

 仮払金を備品に振り替えます。

決算整理事項等4
(借)貸倒引当金繰入 7,000 ※2
 (貸)貸倒引当金 7,000

※2 360,000円×2%-200円=7,000円

 決算整理で売掛金や貸倒引当金の金額は動いていないので、決算整理前残高試算表の金額を使って貸倒引当金の繰入額を求めましょう。

決算整理事項等5
(借)仕入 180,000
 (貸)繰越商品 180,000
(借)繰越商品 203,000
 (貸)仕入 203,000

 解答にあたっては、上記の仕訳を考える必要はありません。以下のような商品ボックスをササッと書いて、売上原価の金額を把握しましょう。

商品ボックスの下書き
商品ボックスの下書き

決算整理事項等6
(借)減価償却費 255,000 ※3
 (貸)備品減価償却累計額 255,000

※3 (2,000,000円÷8年)+(120,000円÷8年×4か月/12か月)=255,000円

 旧備品は1年分の減価償却費を計上するだけですが、新備品は9月1日に購入しているので4か月分(9月1日~12月31日)の減価償却費を月割りで計算しましょう。

決算整理事項等7
(借)前払家賃 15,000
 (貸)支払家賃 15,000
決算整理事項等8
(借)受取手数料 30,000
 (貸)前受手数料 30,000

 受取手数料は、2月1日に向こう1年分を受け取っているので、次期に属する1か月分(1月1日~1月31日)の手数料を前受処理します。

決算整理事項等9
(借)支払利息 3,500 ※4
 (貸)未払利息 3,500

※4 200,000円×3%×7か月/12か月=3,500円

 当期の6月1日に借り入れを行っているので、当期に属する7か月分(6月1日~12月31日)の利息を未払計上します。


解答速報まとめ&難易度アンケート
簿記3級 簿記2級 簿記1級