書籍概要

  1. 第149回をあてるTAC直前予想 日商簿記2級

    教材種別:
    予想問題集
    出版社:
    TAC出版
    問題数:
    4回分
    ページ数:
    208ページ
    サイズ:
    29.7 × 21 × 2 cm
    価格:
    1,620円(税込)

     第149回日商簿記2級対策用の予想問題集です。4回分の試験問題(第1予想・第2予想・第3予想・プラスワン予想)の他に、切り離して使える仕訳カード(全50問)が付いています。

     また、第149回試験の大問別の出題予想、集中学習論点シート、過去の出題傾向と対策など…独学者にとって有益な情報が多数掲載されています。

    管理人のレビュー

     TACの予想問題集の一番のウリは「解説が充実している」点です。

     「合格る(うかる)タイムライン」では、時間配分や各問題ごとの解答ポイントが分かりやすくまとめられており、「合格る(うかる)下書用紙」では、各問題の下書きの書き方が数ページにわたって詳細にまとめられています。解説がここまで詳しい予想問題集は他にありません。

    合格る(うかる)タイムライン
    合格る(うかる)タイムライン

    合格る(うかる)下書用紙
    合格る(うかる)下書用紙

     また、全ての問題について「解き方レクチャー(TAC無敵のプレミアム講義)」という無料の解説動画が用意されています。プロ講師による解説講義を気軽に受けられるのは、独学受験生にとっては嬉しいサービスではないでしょうか。

    解き方レクチャーの案内(15ページ下)
    解き方レクチャーの案内(15ページ下)

    TAC無敵のプレミアム講義の案内
    TAC無敵のプレミアム講義の案内

     第148回試験の的中実績や新出題区分の情報、第149回試験の出題予想なども掲載されています。

    前回の的中実績はこんな感じです
    前回の的中実績はこんな感じです

    新出題区分の情報と出題予想
    新出題区分の情報と出題予想

     本体の最後のほうに綴じられている問題用紙・答案用紙・計算用紙(白紙)は、水色の紙を残してグッと引き抜くと簡単に取り外すことができます。

     今回も全ての問題を解きましたが、全体的に難しめに作られていると感じました。特に「第1予想の第2問・第3問」「第2予想の第3問」「第3予想の第2問・第3問」は、日頃から簿記の問題を作っている私でも難しく感じたので、受験生の方が解くのは大変だと思います。

     よって、1回目は制限時間内に終わらなくても気にする必要はありません。また、合格点が取れなくても心配不要です。あなただけでなく、ほとんどの受験生が同じ状態です。2回目で合格点が取れるように、きちんと復習しておきましょう。

    青紙を残してグッと引っ張りましょう
    青紙を残してグッと引っ張りましょう

    最初から4回分に分けられています
    最初から4回分に分けられています

     最後に付録の仕訳カードをご紹介いたします。

     「左上のリングを通す部分」や「各仕訳カードの境界線」にミシン目加工が入っているので、簡単にカードを切り離してリング穴を作ることができます。紙質もしっかりしているので使いやすいです。

     なお、問題集にリングは付いていません。仕訳カード50枚を重ねると結構な厚みになるので、なるべく輪の直径が大きいリングをご用意ください(※私は100均で購入しました)。

    仕訳カード1
    こんな感じで綴じられています

    仕訳カード2
    本体から切り離します

    仕訳カード3
    リングを通すとこんな感じです

    仕訳カード4
    重要度(AorB)で色分けされています

    仕訳カード5
    仕訳だけでなく空欄補充問題もあります

    仕訳カード6
    工業簿記の仕訳も確認できます

     予想問題集の価格は1,620円(税込)です。なお、TACの直販サイト「CyberBookStore」では定価の10%~15%オフ&送料無料で購入することができます。

    直販で購入(1,458円)

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    楽天で購入(1,620円)

無敵の簿記(直前対策本)との違いは?

  1. 無敵の簿記2級 第149回直前総まとめ
    教材種別:
    直前対策本
    出版社:
    TAC出版
    問題数:
    1回分
    ページ数:
    240ページ
    サイズ:
    25.7 × 18.2 × 2 cm
    価格:
    1,620円(税込)

    予想問題集と直前対策本の違い

     第149回日商簿記2級対策用の直前対策本です。一発的中予想問題(1回分)の他に、誌上講義や全国のTAC講師による「出題予想ランキング」、各問題ごとの攻略法を分かりやすくまとめた「日商2級出た順マスター」などが収載されています。

     受験生の方から「TACの予想問題集と直前対策本の違いはなんですか?」という質問をよくいただきますが、予想問題集は主に本試験で出題が予想される問題をたくさん解くために使う教材なのに対し、直前対策本は主に本試験に関する幅広い情報を効率的に収集するために使う教材です。

     確かに「出題予想や予想問題が付いている」などの共通点もありますが、出題予想の切り口も違いますし、収載されている予想問題も内容が異なりますので、可能であれば両方を使って勉強することをおすすめします。

     なお、直販サイトでは「予想問題集と無敵の簿記の2冊セット」を定価の15%~20%オフ&送料無料で購入することができるので、ネットで購入する場合は直販サイトの利用をおすすめします。

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    直販でセット購入(2,754円)




管理人が実際に問題を解いてみました!

 私の解答時間は以下のとおりです。

 こうやって数字を並べますと…同じ20点の配点にもかかわらず、問題によって解答時間に大きな差があることが分かります。

 本試験では「得意な問題or点数の取りやすい問題」から優先的に解くのが鉄則なので、簿記2級に関しては第1問の仕訳問題や第4問・第5問の工業簿記から解答したほうが得点効率が良さそうです。

管理人の解答時間
第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 合計
第1予想 9分 11分 20分 9分 5分 54分
第2予想 6分 7分 18分 11分 4分 46分
第3予想 9分 13分 21分 10分 6分 59分
プラスワン予想 5分 8分 11分 9分 6分 39分

第1予想

 第1問は、仕訳問題5問です。

 問2の研究開発費は、かねて購入していた機械装置の代金の処理がポイントです。購入時に貸方に計上した未払金(購入代価+据付費)を借方に振り替えます。うっかり研究開発費で処理しないように気をつけましょう。

参考・購入時の仕訳
(借)研究開発費 16,794,000 ※1
 (貸)未払金 16,794,000

※1 15,990,000円+804,000円=16,794,000円

解答・代金支払時の仕訳
(借)未払金 16,794,000
 (貸)当座預金 16,794,000

 問3の売上戻りは、売上時の仕訳を考えたうえで解答仕訳を考えると分かりやすいです。

参考・売上時の仕訳
(借)売掛金 5,160,000 ※2
 (貸)売上 5,160,000
(借)売上原価 3,300,000 ※3
 (貸)商品 3,300,000

※2 @258,000円×20個=5,160,000円

※3 @165,000円×20個=3,300,000円

 返品時の仕訳は、売上時の仕訳の勘定科目の貸借が逆になるとともに、金額は20分の3(20個売り上げたうちの3つが戻ってきた)になります。

解答・返品時の仕訳
(借)売上 774,000 ※4
 (貸)売掛金 774,000
(借)商品 495,000 ※5
 (貸)売上原価 495,000

※4 @258,000円×3個=774,000円

※5 @165,000円×3個=495,000円


 第2問は、固定資産&リース取引・課税所得の計算&税効果会計に関する問題です。

問1(固定資産&リース取引の勘定記入)

 備品は直接法で記帳されているため、備品勘定の「前期繰越」および「次期繰越」の金額は帳簿価額(=取得原価-減価償却累計額)になります。取得原価を記入しないように気をつけてください。

 車両Yは前期の期首に契約されたものなので、1年分のリース料の支払い&減価償却費を計算するだけです。車両Zは当期の期中に契約されたものなので、当期にかかる利息および減価償却費を月割りで計算する必要があります。

問2(課税所得の計算&税効果会計)

 (1)の課税所得と(2)の未払法人税等は、税引前当期純利益に加算・減算調整を加えて課税所得を計算するだけです。この2つは絶対に落としてはいけません。

  • 損金算入:損金になる→その分だけ課税所得が減る
  • 損金不算入:損金にならない→その分だけ課税所得が増える
  • 益金算入:益金になる→その分だけ課税所得が増える
  • 益金不算入:益金にならない→その分だけ課税所得が減る
  • 税引前当期純利益:495,000円(問題資料より)
  • 課税所得:税引前当期純利益-損金算入額+損金不算入額-益金不算入額=495,000円-13,500円+16,200円+43,200円-32,400円=508,500円
  • 法人税等:508,500円×40%=203,400円
  • 仮払法人税等:117,000円(問題資料より)
  • 未払法人税等:203,400円-117,000円=86,400円

 (3)の法人税等調整額と(4)の繰延税金資産は、問題資料から、当期中に将来減算一時差異が45,900円(=59,400円-13,500円)増加していることが分かるので、その40%分だけ繰延税金資産を追加計上します。

  • 将来減算一時差異:差異が解消されるときに課税所得&法人税等が減算されるような差異→税金を前払いしていると考える→この差異が増えた場合は繰延税金資産を追加計上
  • 将来加算一時差異:差異が解消されるときに課税所得&法人税等が加算されるような差異→税金が未払いになっていると考える→この差異が増えた場合は繰延税金負債を追加計上
  • 法人税等調整額:(59,400円-13,500円)×40%=18,360円
  • 繰延税金資産:59,400円×40%=23,760円

 第3問は、財務諸表(貸借対照表)の作成問題です。

 本問は、資料Ⅱの決算整理事項等のボリュームが大きいので、解答するのはかなり大変だと思います。1回目で点数が取れなくても気にする必要はないので、2回目で満点が取れるようにきちんと復習しておきましょう。

 決算整理事項等1の「銀行勘定調整表の処理」は、未記帳・未渡小切手・誤記入の②④⑤の仕訳を考えましょう。未取立・未提示の小切手(①③)と時間外預け入れ(⑥)は銀行側の修正事項なので、企業側が修正する必要はありません。

 決算整理事項等3の「定期預金」は、決算日の翌日から起算して1年以内に満期日が到来するかチェックしましょう。本問の定期預金は1年以内に満期日が到来しないので、現金預金を長期性預金(固定資産)に振り替えます。

 第3問で貸借対照表作成問題が出題される場合は必ずと言っていいほど定期預金・貸付金・借入金の1年基準による長短分類が問われるので、きちんと分類できるように準備しておきましょう。

  • 定期預金
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に満期日が到来するもの:現金預金など(流動資産)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて満期日が到来するもの:長期性預金(固定資産)
  • 貸付金
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に返済日が到来するもの:短期貸付金(流動資産)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて返済日が到来するもの:長期貸付金(固定資産)
  • 借入金
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に返済日が到来するもの:短期借入金(流動負債)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて返済日が到来するもの:長期借入金(固定負債)

 決算整理事項等7の「有価証券」は、売買目的有価証券とその他有価証券を時価評価し、満期保有目的債券には償却原価法を適用して評価替えします。子会社株式は時価評価しません。

 なお、その他有価証券は、問題文に「時価評価による評価差額について税効果会計を適用する」とあるので、税効果会計の処理(2本目の仕訳)を忘れないように気をつけましょう。

参考・その他有価証券の時価評価に関する仕訳
(借)その他有価証券評価差額金 2,800
 (貸)その他有価証券 2,800
(借)繰延税金資産 1,120
 (貸)その他有価証券評価差額金 1,120

 また、満期保有目的債券の半年分(平成29年10月1日~平成29年3月31日)の利息は、期中(3月31日)に既に受け取っているので、決算整理で二重に計上しないように気をつけましょう(※資料Ⅰの残高試算表の「有価証券利息 2,100」参照)。

 決算整理事項等9の「ソフトウェア」は、問題文の「前期の期首に取得したもの」から、前期末(平成29年3月31日)時点で1年分(平成28年4月~平成29年3月)の償却が済んでいることが分かります。

 よって、残りの償却期間4年で、決算整理前残高試算表のソフトウェアの金額14,000円を均等償却します。

 決算整理事項等10の「リース会計」では、利子抜き法による処理が問われています。本試験では利子込み法が問われる可能性もじゅうぶんあるので、この機会に両者の処理の違いをきちんと押さえておきましょう。

 なお、1回目のリース料の支払いに関しては期中(3月31日)に既に支払い済みなので、決算整理で二重に処理しないように気をつけましょう(※資料Ⅰの残高試算表の「リース債務 168,000」参照)。

リース契約時の仕訳(利子抜き法)
(借)リース資産 210,000
 (貸)リース負債 210,000
リース料支払時の仕訳(利子抜き法)
(借)リース負債 42,000
(借)支払利息 4,200
 (貸)現金など 46,200
減価償却の仕訳(利子抜き法)
(借)減価償却費 42,000
 (貸)リース資産減価償却累計額 42,000
リース契約時の仕訳(利子込み法)
(借)リース資産 231,000
 (貸)リース負債 231,000
リース料支払時の仕訳(利子込み法)
(借)リース負債 46,200
 (貸)現金など 46,200
減価償却の仕訳(利子込み法)
(借)減価償却費 46,200
 (貸)リース資産減価償却累計額 46,200

 なお、リース債務に関しては1年基準による長短分類が必要になります(※考え方は借入金と同じです)。

  • リース債務の分類
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に支払日が到来するもの:リース債務 (流動負債)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて支払日が到来するもの:長期リース債務(固定負債)
  • 本問に当てはめると…
    • 平成30年度末に支払日が到来する42,000円リース債務 (流動負債)
    • 平成31・32・33年度末に支払日が到来する126,000円長期リース債務(固定負債)

 決算整理事項等12の「保険料」は、1年基準による長短分類がポイントです。

  • 保険料
    • 当期に属する分:保険料(費用処理)
    • 決算日の翌日から起算して1年以内のもの前払費用(流動資産)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えるもの長期前払費用(固定資産)
  • 本問に当てはめると…
    • 平成29年12月1日から平成30年3月31日までの4か月分:保険料(費用処理)
    • 平成30年4月1日から平成31年3月31日までの12か月分:前払費用(流動資産)
    • 平成31年4月1日から平成31年11月30日までの8か月分:長期前払費用(固定資産)

 決算整理事項等14の「法人税等」は、課税見込額179,200円をそのまま「法人税、住民税および事業税」に計上するとともに、仮払法人税等70,000円との差額を未払法人税等で処理します。仮払法人税等を考慮し忘れないように気をつけてください。

 決算整理事項等15の「税効果会計」は、問題資料から将来減算一時差異が11,760円(=175,200円-163,440円)増加していることが分かるので、その40%分だけ繰延税金資産を追加計上します。

繰越利益剰余金の取り扱い

 答案用紙の繰越利益剰余金の金額は、損益計算書を自作して「決算整理前の繰越利益剰余金+当期純利益」を計算するか、貸借対照表の貸借差額で計算する必要があります。

 ただ、決算整理事項等の処理をひとつでも間違えると金額が合わなくなるので、ここは最初から捨ててしまっても構いません(いわゆる「捨て問」です)。

解答時のちょっとしたテクニック

 解答の流れは、まず資料Ⅱの決算整理事項等の仕訳を下書きし、答案用紙の貸借対照表を完成させる形が一般的かと思いますが、下書きが完成した時点で損益計算書に関する勘定科目には打ち消し線を引いて集計から除外しましょう。

 本問は貸借対照表のみを作成する問題なので、損益計算書に関する勘定科目の増減は関係ありません。貸借対照表に関する勘定科目のみを効率よく集計するために、また集計漏れを防ぐために、集計作業に先立って損益計算書に関する勘定科目を除外しておくことをおすすめします。


 第4問は、部門別個別原価計算に関する問題です。

 本問は、予定配賦率の計算がポイントになりますが、それさえクリアできればあとはパズル感覚で金額を埋めていくだけです。短い解答時間で20点満点を狙いましょう。

  • 工場全体の年間製造間接費予算:88,648,000円+187,432,000円+11,200,000円+26,320,000円=313,600,000円
  • 工場全体の年間予定直接作業時間:5,500時間+2,500時間=8,000時間
    • 工場全体の総括配賦率:313,600,000円÷8,000時間=@39,200円
  • A製造部の年間製造間接費予算:88,648,000円+8,400,000円+9,212,000円=106,260,000円
  • A製造部の年間予定直接作業時間:5,500時間
    • A製造部の予定配賦率:106,260,000円÷5,500時間=@19,320円
  • B製造部の年間製造間接費予算:187,432,000円+2,800,000円+17,108,000円=207,340,000円
  • B製造部の年間予定直接作業時間:2,500時間
    • B製造部の予定配賦率:207,340,000円÷2,500時間=@82,936円

 第5問は、工程別総合原価計算に関する問題です。

 本問は、第1工程・第2工程で発生している減損を適切に処理できるかどうかがポイントになります。この機会に仕損・減損の処理パターンを確認しておきましょう。

  • 月末仕掛品の加工進捗度≧仕損・減損の発生ポイント:両者負担
  • 月末仕掛品の加工進捗度<仕損・減損の発生ポイント:完成品のみ負担本問の第2工程
  • 仕損・減損の発生ポイントが不明(途中発生):両者負担本問の第1工程

第1工程から第2工程に振り替える金額について

 本問は、問題文の「当月の第1工程完成品のうち一部を半製品として外部に売却し、残りを次工程に振り替えている」から、半製品が発生していることが分かります。

 よって、第1工程完成品総合原価3,780,000円のうち、第2工程に振り替えられるのは3,150,000円(=3,780,000円×1,500個/1,800個)です。全額を振り替えないように気をつけましょう

★第1予想の「各問題の難度」と「解答時間の目安」
準備 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 見直し
普通 難しい 難しい 普通 普通
5分 15分 20分 40分 20分 10分 10分

第2予想

 第1問は、仕訳問題5問です。

 問1の外貨建取引は、為替予約をした時点で支払額が確定するので、「帳簿価額」と「予約時の為替相場で換算した金額」との差額を為替差損益で処理します。

  • 帳簿価額:@100円×6,500ドル=650,000円
  • 予約時の為替相場で換算した金額:@105円×6,500ドル=682,500円
    • 為替差損益:682,500円-650,000円=32,500円

 なお、問題文末尾の「本日の為替相場は1ドル ¥ 107 であった」はダミーデータです。引っかからないように気をつけましょう。

 問2の固定資産の割賦購入は、購入時の仕訳を考えたうえで解答仕訳を考えましょう。

 なお、購入時に利息相当額を支払利息で処理するパターンもあるので、念のために処理方法を確認しておきましょう。

  • 購入時に利息相当額を前払利息で処理する場合:支払時または決算時に(支払い対応分を)前払利息から支払利息に振り替える
  • 購入時に利息相当額を支払利息で処理する場合:決算時に(次期以降に属する分を)支払利息から前払利息に振り替える

 問3のその他有価証券の売却は、売却時の帳簿価額がポイントです。期首に再振替仕訳を行っているので、売却時の帳簿価額は取得原価になります。

 問5の配当金の処理は、源泉所得税を仮払法人税等で処理する点がポイントです。

 なお、源泉所得税を控除後の金額が1,000,000円なので、貸方に計上する受取配当金の金額は1,250,000円(=1,000,000円+250,000円)になります。


 第2問は、現金・預金(銀行勘定調整表)に関する問題です。

 資料Ⅰの現金に関しては、通貨代用証券の処理がポイントです。本問に出てくる「期限到来済みの公社債利札」「郵便為替証書」の他には、「他人振出小切手」「送金小切手」「配当金領収書」などがあります。この機会に5つの通貨代用証券を覚えてしまいましょう。

 資料Ⅳの定期預金に関しては、1年基準による長短分類がポイントです。この機会に定期預金・貸付金・借入金の1年基準による長短分類を改めて確認しておきましょう。

  • 定期預金
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に満期日が到来するもの:現金預金など(流動資産)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて満期日が到来するもの:長期性預金(固定資産)
  • 貸付金
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に返済日が到来するもの:短期貸付金(流動資産)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて返済日が到来するもの:長期貸付金(固定資産)
  • 借入金
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に返済日が到来するもの:短期借入金(流動負債)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて返済日が到来するもの:長期借入金(固定負債)

 また、問2では銀行残高基準法による銀行勘定調整表を作成する必要がありますが、まず両者区分調整法による銀行勘定調整表を自作すると分かりやすいです。

 解答するさいは、解説43ページに掲載されている両者区分調整法による銀行勘定調整表をサクッと下書きしましょう。この表をきちんと書けるかどうかが、本問の1番のポイントです。

  1. 「両者区分調整法による銀行勘定調整表」を自作する
  2. 調整後の当座預金の金額を把握する(本問は1,243,200円)
  3. 1.を参考にして、答案用紙の「銀行残高基準法による銀行勘定調整表」を完成する

 なお、問3の空欄補充問題は、問題文に「記号で答えなさい」という指示があるので、記号で解答する必要があります。語句で解答した場合、内容が合っていても不正解になるのでご注意ください。


 第3問は、サービス業に関する財務諸表(損益計算書)の作成問題です。

 次に損益計算書の作成問題が出題される場合、本問のようなサービス業の問題になる可能性が高いと言われています。本問を使って役務収益・役務原価の処理をきちんと押さえておきましょう。

 決算整理事項等2~4の「役務収益・役務原価の処理」は指示に従って処理するだけですが、役務原価は「人件費」と「その他」に分けて把握する必要があるので、仕訳を下書きするさいには「役原(人)」「役原(他)」などのように勘定科目を使い分けましょう。

 決算整理事項等5の「現金過不足」は、決算整理事項等2で減額した現金を忘れずに加味しましょう。

 決算整理事項等8の「減価償却」は、あまり見かけない形ですが指示に従って処理するだけなので簡単です。この辺はノーミスで解答したいところです。

 決算整理事項等10の「ソフトウェア」は、取得原価を自分で計算する必要があります。取得原価を★と置いて「取得原価-5か月分の減価償却費=帳簿価額(残高試算表の金額)」という1次方程式を作って、★の金額を求めましょう。

  • 取得原価:★
  • 5か月分の減価償却費:0.2×★×5か月/12か月
  • 帳簿価額:2,475,000円
  • ★-0.2×★×5か月/12か月=2,475,000円
  • ★=2,700,000円
  • 3月分の減価償却費:2,700,000円×0.2×1か月/12か月=45,000円

 決算整理事項等13の「税効果会計」は、問題資料から将来減算一時差異が133,200円(=899,100円-765,900円)増加していることが分かるので、その40%分だけ繰延税金資産を追加計上します。

解答時のちょっとしたテクニック

 解答の流れは、まず資料Ⅲの決算整理事項等の仕訳を下書きし、答案用紙の損益計算書を完成させる形が一般的かと思いますが、下書きが完成した時点で貸借対照表に関する勘定科目には打ち消し線を引いて集計から除外しましょう。

 本問は損益計算書のみを作成する問題なので、貸借対照表に関する勘定科目の増減は関係ありません。損益計算書に関する勘定科目のみを効率よく集計するために、また集計漏れを防ぐために、集計作業に先立って貸借対照表に関する勘定科目を除外しておくことをおすすめします。


 第4問は、標準原価計算に関する問題です。

 標準原価計算はここ最近、第4問・第5問の両方でよく出題されています。第149回試験に関しても、シングルプラン・パーシャルプランのどちらが出題されてもおかしくない状況です。設問1を使って、両者の処理の違いを改めて確認しておきましょう。

  • シングルプラン:各費目別の勘定で原価差異を求める(→仕掛品勘定に原価差異は計上されない)
  • パーシャルプラン:仕掛品勘定で原価差異を求める

 なお、問題文に「記入不要の欄がある場合には、( )内に-線を記入すること」という指示があるので、各差異の金額欄には-線を記入しましょう。

 設問3・4・5の各差異の分析は、問題資料で与えられているヒントを使って金額を計算するだけです。ボックス図やシュラッター図を下書きし、分かるところから数字・金額を埋めていきましょう。

 なお、問題文に「答案用紙の金額のあとに( )書きで示されている正しいほうの語句を◯で囲みなさい」という指示があるので、ケアレスミスに気をつけて解答しましょう。


 第5問は、直接原価計算&CVP分析の問題です。

 問1で問われている直接原価計算による損益計算書については、分かるところからどんどん金額を埋めていきましょう。

 まず、「売上」については全部原価計算でも直接原価計算でも変わらないので、問題資料の「全部原価計算による売上高:7,840,000円」をそのままひっぱってくるだけです。

 次に「変動費」については、問1の問題文に「貢献利益率が35%になるものとして」とあるので、7,840,000円に65%を乗じて変動費の金額を、7,840,000円に35%を乗じて貢献利益の金額を求めましょう。

 さらに、問題文の「当期の期末製品の製品原価に含まれる固定費は126,000円であった」から、文字どおり期末製品の製品原価に含まれる固定費の金額が分かるので、簿記の語呂「全直末首(ぜんちょくまっしゅ)」の関係式に金額を当てはめて、直接原価計算による営業利益を求めましょう。

部原価計算による営業利益-接原価計算による営業利益=期製品に含まれる固定製造間接費の金額-期製品に含まれる固定製造間接費の金額

861,000円-接原価計算による営業利益=126,000円-0円

接原価計算による営業利益=735,000円

 最後に残った「固定費」は、貢献利益と営業利益の差額で求めましょう。

 問1の損益計算書をきちんと作れれば、問2の3つのCVP分析は簡単です。ケアレスミスに気をつけてサクッと解答しましょう。

★第2予想の「各問題の難度」と「解答時間の目安」
準備 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 見直し
簡単 簡単 難しい 普通 普通
5分 15分 20分 35分 20分 15分 10分

第3予想

 第1問は、仕訳問題5問です。

 問1の外貨建取引は、先に前払金・買掛金の金額を埋めたあとに貸借差額で仕入の金額を計算するのがポイントです。

 問2の社会保険料の支払いは、社会保険料の会社負担分を法定福利費で費用処理します。

福利厚生費と法定福利費の違いについて

 福利厚生費と法定福利費は、「福利厚生費=法定福利費+法定外福利費」という関係式で表すことができます。福利厚生費という大きい袋の中に、法定福利費という小さい袋が入っているイメージです。

  • 法定福利費:社会保険料の会社負担分(→法律で決まっている)
  • 法定外福利費:社員旅行の費用、住宅手当など(→企業が任意に設定する)

 問3の固定資産の買い替えは、解説70ページのように「旧備品の売却」と「新備品の購入」の仕訳を分けて考え、最後に2本の仕訳をまとめて解答を導き出しましょう。

 問4の剰余金の配当・処分は、準備金の積み立てがポイントです。

 まず、4分の1規定の積立可能額1,200,000円(=30,000,000円÷4-4,500,000円-1,800,000円)を把握したうえで、その他資本剰余金を財源として配当する1,500,000円については資本準備金を150,000円(=1,500,000円×10%)積み立て、繰越利益剰余金を財源として配当する6,000,000円については利益準備金を600,000円(=6,000,000円×10%)積み立てます。


 第2問は、連結会計に関する仕訳問題です。

 設問1では資本連結(支配獲得2年目の仕訳)が問われていますが、各処理の難度はテキストの確認問題レベルです。問題に列挙されている勘定科目を使って確実に解答しましょう。

 設問2の成果連結は資料の読み取りがポイントです。

 ①は内部取引高の27,500,000円を相殺・消去するだけなので簡単ですが、②の債権債務および③の貸倒引当金の修正は、期末時点で残っている3,000,000円(=27,500,000円-24,500,000円)が相殺・消去の対象になります。この処理はやや難しかったかもしれません。

 ④は2018年度から試験範囲に追加されたアップストリームの処理が問われています。消去した未実現利益200,000円(=5,200,000円-5,000,000円)のうち、非支配株主にかかる分40,000円(=200,000円×20%)を非支配株主持分に振り替えます。


 第3問は、財務諸表(損益計算書・株主資本等変動計算書・貸借対照表)の作成問題です。

 本問は、損益計算書・株主資本等変動計算書・貸借対照表の3つを作成しなければいけないので、解答するのにかなり時間がかかると思います。正直、ちょっと詰め込み過ぎのような気もします…。

 ただ、この3つの財務諸表がどのようにつながっているかを確認するためには非常に良い問題だと思いますので、時間を計って解いたあと、復習するさいにもう一度、時間を計らずにじっくり解くことをおすすめします。

 決算整理事項等3.の「売上原価の算定」は、棚卸減耗損と商品評価損の処理がポイントです。

 問題文に「棚卸減耗損および商品評価損は、売上原価に算入する」とあるので、損益計算書では販売費及び一般管理費ではなく売上原価に含めて処理します。

 なお、解説78ページでは3本の仕訳が紹介されていますが、実際に問題を解くさいにはこれらの仕訳は不要です。

 まず、棚卸減耗損・商品評価損を計算したうえで、以下のような商品ボックスを書いて期首商品棚卸高・当期商品仕入高・売上原価・期末商品棚卸高・期末実地棚卸高を把握しましょう。

第3予想・第3問の商品ボックス
第3予想・第3問の商品ボックス

 決算整理事項等3.の「貸倒引当金の設定」は、貸倒引当金繰入を計上する場所がポイントになります。貸付金等の営業外債権にかかる貸倒引当金繰入は「営業外費用」の欄に計上しましょう。

  • 売上債権にかかる貸倒引当金繰入1,600円:損益計算書の販売費及び一般管理費の欄に計上する
  • 営業外債権にかかる貸倒引当金繰入180,000円:損益計算書の営業外費用の欄に計上する

 決算整理事項等6.の「減価償却」は、旧備品の改定償却率による均等償却がポイントです。かなり応用的な論点ですが、計算自体は帳簿価額に改定償却率を乗じるだけなので簡単です。

  • 帳簿価額:2,120,000円-1,662,080円=457,920円
  • 改定償却率:0.500
  • 平成29年度の減価償却費:457,920円×0.500=228,960円

 第4問は、費目別計算に関する問題です。

 基本的な問題なので特に解説する部分はありませんが、製造原価報告書の製造間接費の金額は、実際発生額ではなく予定配賦額になります。

 本問の場合、製造原価報告書の上段にて間接材料費・労務費・経費の実際発生額を記載したうえで、製造間接費配賦差異欄で予定配賦額になるように調整しましょう。

  • 製造間接費の実際発生額:2,331,000円
  • 製造間接費の予定配賦額:2,301,000円
  • 製造間接費配賦差異:30,000円(借方差異)

 本問の製造間接費の実際発生額は2,331,000円、製造間接費の予定配賦額は2,301,000円なので、差額の30,000円を「合計」から差し引いて「当月総製造費用」の金額を計算しましょう。

 なお、この製造間接費配賦差異(借方差異)は売上原価に賦課されているので、損益計算書では売上原価の金額に加算します。製造原価報告書と損益計算書では差異の加算・減算が逆になる点にご注意ください。


 第5問は、単純総合原価計算に関する問題です。

 工程の始点で投入される「甲材料」や、工程を通じて平均的に投入される「丙材料」は特に問題ないと思いますが、工程の80%で投入される「乙材料」の処理がポイントになります。

 「乙材料」は完成品や進捗度90%の月初仕掛品には投入されていますが、進捗度30%の仕損品や進捗度50%の月末仕掛品には投入されていないため、仕損品・月末仕掛品の数量はゼロになります。

 このポイントさえきちんと処理できれば、あとは各仕掛品の完成品原価・月末仕掛品原価をゴリゴリ計算するだけです。

★第3予想の「各問題の難度」と「解答時間の目安」
準備 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 見直し
普通 難しい 難しい 普通 普通
5分 15分 20分 35分 20分 15分 10分

プラスワン予想

 第1問は、仕訳問題5問です。

 問1の時間外預け入れは、銀行の入金処理のタイミングは関係なく預け入れた日にに処理します。しかし、わざわざタクシーを利用してまで夜間に入金する理由ってなんなんのでしょうか…ちょっと気になります。

 問3の手形の不渡りは、受取手形を不渡手形に振り替えるだけです。問題文の「貸倒引当金残高 ¥ 88,000 がある」はダミーデータなので、ひっかからないように気をつけてください。

 問5の株式申込証拠金は、ここ最近出題されていませんが、忘れた頃にぽろっと出題されるので以下の2本の仕訳をきちんと押さえておきましょう。

解答・別段預金に入金されたときの仕訳
(借)別段預金 6,000,000 ※1
 (貸)株式申込証拠金 6,000,000

※1 @2,000円×3,000株=6,000,000円

参考・払込期日が到来したときの仕訳
(借)当座預金など 6,000,000
 (貸)別段預金 6,000,000
(借)株式申込証拠金 6,000,000
 (貸)資本金 6,000,000

 第2問は、本支店会計に関する問題です。

 本支店会計は、試験範囲の改定により「未達事項・内部利益の処理」が試験範囲外となったため、第1問の仕訳問題以外で出題される可能性は低いと言われています。

 ただ、本問のような形で出題される可能性もゼロではないので、保険的な位置づけで一連の流れを押さえておきましょう。

 問1は、1月3日・4日・6日の仕訳を切って、支店勘定の金額を計算するだけです。

 問2・問3も、1月16日・17日・18日・20日・21日の仕訳を切って、各支店勘定の金額を計算するだけです。なお、問2と問3の違いは支店間取引だけでその他の処理は同じなので、復習するさいはなるべく少ない下書きで解答できる方法を考えましょう。

 問4では総合損益の勘定記入が問われています。資料に丁寧な指示が入っているものの、1回目で完ぺきに解ける方は少ないと思います。さっぱり分からなくて手が出なかった方も心配する必要はありません。解説101~103ページをよく読んで、勘定の流れを確認しておきましょう。


 第3問は、連結会計に関する問題です。

 本問はスタンダードな連結精算表の作成問題で、ひっかけポイントや難しい処理もないので、合格するためには短い解答時間で20点満点を取りたい問題です。スラスラ解けるようになるまで何度も繰り返し解いてください。

 なお、連結精算表は必ず損益計算書→株主資本等変動計算書→貸借対照表の順番に金額を埋めていきましょう。


 第4問は、個別原価計算に関する問題です。

 本問はまず、4月1日・4月末日の各製造指図書の進捗状況を把握しましょう。

  • 4月1日
    • No.1009:完成済み・未引き渡し(期首製品)
    • No.1010:仕掛中(期首仕掛品)
  • 4月末日
    • No.1009:完成・引き渡し済み(売上原価)
    • No.1010:完成・引き渡し済み(売上原価)
    • No.1101:完成・引き渡し済み(売上原価)
    • No.1102:完成済み・未引き渡し(期末製品)
    • No.1103:仕掛中(期末仕掛品)

 あとは解説109ページに掲載されているような原価計算表を自作してゴリゴリ計算するだけですが、通信交通費の前払に気をつけてください。また、間接経費になる電力料は当月測定額です。うっかり当月支払額を計上しないように気をつけてください。


 第4問は、等級別総合原価計算に関する問題です。

 非常に簡単な問題です。短い解答時間で20点満点を狙いましょう。

★プラスワン予想の「各問題の難度」と「解答時間の目安」
準備 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 見直し
簡単 普通 簡単 簡単 簡単
5分 15分 25分 30分 20分 15分 10分

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 本書の問題に関する質問は、簿記検定ナビ内の日商簿記検定2級に関する質問掲示板で受け付けております(もちろん無料です)。

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仕訳問題に関するQ&A

自分の解答と模範解答の勘定科目の上下が逆になっていました。不正解になりますか?
 仕訳は上下が逆になっていても正解です。

 本書ですと…例えば、第1予想の問4の模範解答では資本金・資本準備金・利益準備金・繰越利益剰余金・のれんの順番に並んでいますが、この5つは上下が入れ替わっても構いません。他の問題も同様です。

勘定科目の漢字を間違えた場合、部分点はもらえますか?
 部分点はもらえません。

 勘定科目の漢字を間違えた場合は不正解になりますので、ケアレスミスにご注意ください。また、問題に列挙されていない勘定科目を使って解答した場合も不正解になります。

金額にカンマを付けないと不正解になりますか?
 不正解にはなりません。

 ただ、実務においてカンマを付けるのは当たり前のことですし、省略したからといって解答時間の短縮にはなりません。それどころか、見直しの時に見にくいだけです。

 このようにカンマを付けないメリットはなにもありませんので、金額には必ずカンマを付けましょう。

管理人さんの仕訳問題の解き方を教えてください。
 私はまず、問題に列挙されている勘定科目群に線を入れて「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」「その他」などに分けて見やすくします。そのさいに気になる勘定科目があったらマルで囲んで目立たせておきます。

 次に、問題文を読んで重要そうなところにアンダーラインを入れます。

 上記の準備をしたうえで解答仕訳を考えますが、答案用紙にいきなり仕訳を書くのではなく、まずは問題用紙の余白部分に仕訳をメモ書きして勘定科目のチェックをしてから答案用紙に書きます。

 ひと手間を加えるだけでケアレスミスをなくすことができますので、ぜひ参考にしてください。