書籍概要

  1. 第148回をあてるTAC直前予想 日商簿記2級

    教材種別:
    予想問題集
    出版社:
    TAC出版
    問題数:
    4回分
    ページ数:
    224ページ
    サイズ:
    29.7 × 21 × 2 cm
    価格:
    1,620円(税込)

     第148回日商簿記検定2級対策用の予想問題集です。4回分の試験問題の他に、切り離して使える仕訳カード(全50問)が付いています。

     また、第148回試験の大問別の出題予想(第1予想~第3予想+プラスワン予想)、集中学習論点シート、過去の出題傾向と対策など…独学者にとって有益な情報が多数掲載されています。

    管理人のレビュー

     TACの予想問題集の一番のウリは「解説が充実している」点です。

     「合格る(うかる)タイムライン」では時間配分や各問題ごとの解答ポイントが分かりやすくまとめられていますし、「合格る(うかる)下書用紙」では、各問題の下書きの書き方が数ページにわたって詳細にまとめられています。解説がここまで詳しい予想問題集は他にありません。

    合格る(うかる)タイムライン
    合格る(うかる)タイムライン

    合格る(うかる)下書用紙
    合格る(うかる)下書用紙

     また、全ての問題について「解き方レクチャー(TAC無敵のプレミアム講義)」という無料の解説動画が用意されています。

     プロ講師による解説講義を気軽に受けられるのは、独学受験生にとっては嬉しいサービスです。

    解き方レクチャーの案内(左ページ)
    解き方レクチャーの案内(左ページ)

    TAC無敵のプレミアム講義の案内
    TAC無敵のプレミアム講義の案内

     第147回試験の的中実績や新出題区分の情報、第148回試験の出題予想なども掲載されています。

    前回の的中実績はこんな感じです
    前回の的中実績はこんな感じです

    新出題区分の情報と出題予想
    新出題区分の情報と出題予想

     問題用紙・答案用紙・計算用紙はこんな感じで綴じられています。水色の紙を残してグッと引き抜くと簡単に取り外すことができます。

     今回も全ての問題を解きましたが、全体的に難しめに作られていると感じました。特に「第1予想の第3問」「第2予想の第2問・第4問」「第3予想の第3問・第4問」などは、日頃から簿記の問題を作っている私でも難しく感じたので、受験生の方が解くのは大変だと思います。

     よって、1回目は制限時間内に終わらなくても気にする必要はありません。また、合格点が取れなくても心配不要です。あなただけでなく、ほとんどの受験生が同じ状態です。2回目で合格点が取れるように、きちんと復習しておきましょう。

    問題用紙・答案用紙が綴じられています
    問題用紙・答案用紙が綴じられています

    青紙を残してグッと引っ張りましょう
    青紙を残してグッと引っ張りましょう

    最初から4回分に分けられています
    最初から4回分に分けられています

    色分けされた問題用紙と答案用紙
    色分けされた問題用紙と答案用紙

     最後に付録の仕訳カードを紹介します。

     「左上のリングを通す部分」や「各仕訳カードの境界線」にミシン目加工が入っているので、簡単にカードを切り離してリング穴を作ることができます。紙質もしっかりしているので使いやすいです。

     なお、問題集にリングは付いていません。仕訳カード50枚を重ねると結構な厚みになるので、なるべく輪の直径が大きいリングをご用意ください。

    仕訳カード1
    こんな感じで綴じられています

    仕訳カード2
    本体から切り離します

    仕訳カード3
    リングを通すとこんな感じです

    仕訳カード4
    工業簿記の仕訳も確認できます

     価格は1,620円(税込)です。なお、TACの直販サイト「CyberBookStore」では定価の10%~15%オフ&送料無料で購入することができます。

    直販で購入(1,458円)

    Amazonで購入(1,620円)

    楽天で購入(1,620円)

無敵の簿記(直前対策本)との違いは?

  1. 無敵の簿記2級 第148回直前総まとめ
    教材種別:
    直前対策本
    出版社:
    TAC出版
    問題数:
    1回分
    ページ数:
    228ページ
    サイズ:
    25.7 × 18.2 × 2 cm
    価格:
    1,512円(税込)

    予想問題集と直前対策本の違い

     TACは予想問題集(あてる)の他に、無敵の簿記という直前対策本を制作・販売していますが、受験生の方から「予想問題集と直前対策本の違いってなんですか?両方やる必要ってありますか?」という質問をよくいただきます。

     なんとなく、どちらも試験前の直前期にやるものなのかな?と思われるかもしれませんが、予想問題集は主に本試験で出題が予想される問題をたくさん解くために使う教材なのに対し、直前対策本は主に本試験に関する幅広い情報を効率的に収集するために使う教材です。

     確かに「出題予想や予想問題が付いている」などの共通点もありますが、出題予想の切り口も違いますし、収載されている予想問題も内容が異なりますので、可能であれば両方を使って勉強することをおすすめします。

     なお、直販サイトでは「予想問題集と無敵の簿記の2冊セット」を定価の15%~20%オフ&送料無料で購入することができるので、ネットで購入する場合は直販サイトの利用をおすすめします。

    直販で単品購入(1,361円)

    直販でセット購入(2,662円)




管理人が実際に問題を解いてみました!

管理人の解答時間
第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 合計
第1予想 7分 12分 26分 8分 11分 64分
第2予想 9分 14分 15分 12分 7分 57分
第3予想 4分 14分 28分 18分 4分 68分
プラスワン予想 6分 6分 10分 6分 6分 34分

第1予想

 第1問は、仕訳問題5問です。

 問1の現金過不足は、決算において帳簿残高と実際有高の不一致を修正しているので、現金過不足勘定を使わずに処理します。

  • 期中に修正する場合:現金過不足で処理しておいて、決算で原因不明分を雑損・雑益に振り替える
  • 期末に修正する場合:現金過不足を経由せずに、原因不明分を雑損・雑益で処理する

 問2の連結会計は、親子会社間の期中売上額および債権の期末残高を相殺します。なお、本試験では「売掛金に対する貸倒引当金の相殺」まで問われる可能性があるので、仕訳を確認しておきましょう。

参考・貸倒引当金を相殺する仕訳
(借)貸倒引当金 ***
 (貸)貸倒引当金繰入 ***

 問3の固定資産の割賦購入は、購入時の仕訳を考えたうえで解答仕訳を考えましょう。なお、購入時に利息相当額を支払利息で処理するパターンもあるので、念のために処理方法を確認しておきましょう。

  • 購入時に利息相当額を前払利息で処理する場合:支払時または決算時に(支払い対応分を)前払利息から支払利息に振り替える
  • 購入時に利息相当額を支払利息で処理する場合:決算時に(次期以降に属する分を)支払利息から前払利息に振り替える

 問4のリース会計は、問題文の「リース料に含まれている利息相当額については、毎期均等額をリース料の支払時に支払利息として計上する」から、利子抜き法を採用していることが分かります。

 よって、見積現金購入価額125,000円を取得原価相当額とし、まず購入時の仕訳を考えたうえで、本問で問われている1回目の支払時の仕訳を考えましょう。

 問5の固定資産の修繕は、資本的支出を建物の増加として処理するとともに、収益的支出を修繕費(※修繕引当金がある場合はまず取崩し)で処理しましょう。


 第2問は、リース会計&課税所得の計算に関する問題です。

 問1のリース会計では、利子抜き法利子込み法の勘定記入が問われています。「購入時」「1回目のリース料支払時」「決算時(減価償却)」の各仕訳を考えたうえで、答案用紙の解答欄を埋めていきましょう。

 問2の課税所得の計算は、語群選択形式の問題です。日商が公表しているサンプル問題にも、穴埋形式・○×形式の問題が入っているので、本問のような形式で問われる可能性もじゅうぶんあります。

 問われている内容はごく基本的なことばかりなので、間違えてしまった方はテキストに戻って「会計上の利益」と「税法上の利益」の違いを再度確認しておきましょう。


 第3問は、財務諸表(貸借対照表)の作成問題です。

 本問は、資料Ⅱの決算整理事項等のボリュームが大きいので、解答するのはかなり大変だと思います。1回目で点数が取れなくても気にする必要はないので、2回目で満点が取れるようにきちんと復習しておきましょう。

 決算整理事項等1の「銀行勘定調整表の処理」は、未記帳・未渡小切手・誤記入の②④⑤の仕訳を考えましょう。時間外預入(①)と未取付小切手(③)は銀行側の修正事項なので、企業側が修正する必要はありません。

 決算整理事項等2の「定期預金」は、決算日の翌日から起算して1年以内に満期日が到来するかチェックしましょう。本問の定期預金は1年以内に満期日が到来しないので、現金預金を長期性預金(固定資産)に振り替えます。

 本問にかぎらず、第3問の貸借対照表作成問題では必ずと言っていいほど定期預金・貸付金・借入金の1年基準による長短分類が問われるので、きちんと分類できるように準備しておきましょう。

  • 定期預金
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に満期日が到来するもの:現金預金など(流動資産)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて満期日が到来するもの:長期性預金(固定資産)
  • 貸付金
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に返済日が到来するもの:短期貸付金(流動資産)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて返済日が到来するもの:長期貸付金(固定資産)
  • 借入金
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に返済日が到来するもの:短期借入金(流動負債)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて返済日が到来するもの:長期借入金(固定負債)

 決算整理事項等5の「売上原価の算定」は、13ページの解説では仕訳が紹介されていますが、実際に問題を解くさいには仕訳は不要です。

 まず、棚卸減耗損・商品評価損を計算したうえで、以下のような商品ボックスを書いて期首商品棚卸高・当期商品仕入高・売上原価・期末商品棚卸高・期末実地棚卸高を把握しましょう。

第1予想・第3問の商品ボックス
第1予想・第3問の商品ボックス

 決算整理事項等6の「有価証券」は、売買目的有価証券とその他有価証券を時価評価し、満期保有目的債券には償却原価法を適用して評価替えします。子会社株式は時価評価しません。

 なお、満期保有目的債券の半年分(平成28年10月1日~平成29年3月31日)の利息は、期中(3月31日)に既に受け取っているので、決算整理で二重に計上しないように気をつけましょう(※資料Ⅰの残高試算表の「有価証券利息 5,400」参照)。

 決算整理事項等7の「前払費用」は、1年基準による長短分類がポイントです。

  • 保険料
    • 当期に属する分:保険料(費用処理)
    • 決算日の翌日から起算して1年以内のもの前払費用(流動資産)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えるもの長期前払費用(固定資産)
  • 本問に当てはめると…
    • 平成28年12月1日から平成29年3月31日までの4か月分:保険料(費用処理)
    • 平成29年4月1日から平成30年3月31日までの12か月分:前払費用(流動資産)
    • 平成30年4月1日から平成30年11月30日までの8か月分:長期前払費用(固定資産)

 決算整理事項等9の「リース会計」では、利子抜き法による処理が問われています。本試験では利子込み法が問われる可能性もじゅうぶんあるので、この機会に両者の処理の違いをきちんと押さえておきましょう。

 なお、1回目のリース料の支払いに関しては期中(3月31日)に既に支払い済みなので、決算整理で二重に処理しないように気をつけましょう(※資料Ⅰの残高試算表の「リース債務 864,000」参照)。

リース契約時の仕訳(利子抜き法)
(借)リース資産 1,080,000
 (貸)リース負債 1,080,000
リース料支払時の仕訳(利子抜き法)
(借)リース負債 216,000
(借)支払利息 21,600
 (貸)現金など 237,600
減価償却の仕訳(利子抜き法)
(借)減価償却費 216,000
 (貸)リース資産減価償却累計額 216,000
リース契約時の仕訳(利子込み法)
(借)リース資産 1,188,000
 (貸)リース負債 1,188,000
リース料支払時の仕訳(利子込み法)
(借)リース負債 237,600
 (貸)現金など 237,600
減価償却の仕訳(利子込み法)
(借)減価償却費 237,600
 (貸)リース資産減価償却累計額 237,600

 なお、リース債務に関しては1年基準による長短分類が必要になります(※考え方は借入金と同じです)。

  • リース債務の分類
    • 決算日の翌日から起算して1年以内に支払日が到来するもの:リース債務 (流動負債)
    • 決算日の翌日から起算して1年を超えて支払日が到来するもの:長期リース債務(固定負債)
  • 本問に当てはめると…
    • 平成29年度末に支払日が到来する216,000円リース債務 (流動負債)
    • 平成30年度末・31年度末・32年度末に支払日が到来する648,000円長期リース債務(固定負債)

 決算整理事項等10の「ソフトウェア」は、問題文の「前期の期首に取得したもの」から、前期末(平成28年3月31日)時点で1年分(平成27年4月~平成28年3月)の償却が済んでいることが分かります。

 よって、残りの償却期間4年で、決算整理前残高試算表のソフトウェアの金額72,000円を均等償却します。

繰越利益剰余金の取り扱い

 答案用紙の繰越利益剰余金の金額は、損益計算書を自作して「決算整理前の繰越利益剰余金+当期純利益」を計算するか、貸借対照表の貸借差額で計算する必要があります。

 ただ、決算整理事項等の処理をひとつでも間違えると金額が合わなくなるので、ここは最初から捨ててしまっても構いません(いわゆる「捨て問」です)。

解答時のちょっとしたテクニック

 解答の流れは、まず資料Ⅱの決算整理事項等の仕訳を下書きし、答案用紙の貸借対照表を完成させる形が一般的かと思いますが、下書きが完成した時点で損益計算書に関する勘定科目には打ち消し線を引いて集計から除外しましょう。

 本問は貸借対照表のみを作成する問題なので、損益計算書に関する勘定科目の増減は関係ありません。貸借対照表に関する勘定科目のみを効率よく集計するために、また集計漏れを防ぐために、集計作業に先立って損益計算書に関する勘定科目を除外しておくことをおすすめします。


 第4問は、個別原価計算に関する問題です。

 解説21ページで紹介されているような原価計算表を自作し、あとはゴリゴリ計算していく問題です。ケアレスミスに気をつけて高得点を狙いましょう。


 第5問は、工程別総合原価計算に関する問題です。

 本問は、正常減損を適切に処理できるかどうかがポイントになります。この機会に仕損・減損の処理パターンを確認しておきましょう。

  • 月末仕掛品の加工進捗度≧仕損・減損の発生ポイント:両者負担
  • 月末仕掛品の加工進捗度<仕損・減損の発生ポイント:完成品のみ負担本問の第1工程
  • 仕損・減損の発生ポイントが不明:両者負担本問の第2工程

第1工程から第2工程に振り替える個数について

 過去の本試験では、第1工程完了品(本問の場合は600個)のすべてではなく一部のみを第2工程に振り替える問題が出題されたことがあります。

 本問は、問題文に「第1工程完了品はすべて第2工程に振り替えられており」とあるので大丈夫ですが、工程別総合原価計算の問題を解くさいには、第1工程から第2工程に振り替えられる個数のチェックを忘れないように気をつけましょう。

★第1予想の「各問題の難度」と「解答時間の目安」
準備 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 見直し
普通 普通 難しい 普通 簡単
5分 10分 20分 40分 15分 20分 10分

第2予想

 第1問は、仕訳問題5問です。

 問1の外貨建取引は、先に当座預金・買掛金の金額を埋めたあとに貸借差額で為替差損益の金額を計算するのがポイントです。

 問2の有価証券の購入は、証券会社に対する手数料73,500円を取得原価に含めて処理しましょう。

 問3の社会保険料の支払いは、会社負担の社会保険料を法定福利費で費用処理します。

福利厚生費と法定福利費の違いについて

 福利厚生費と法定福利費は、「福利厚生費=法定福利費+法定外福利費」という関係式で表すことができます。福利厚生費という大きい袋の中に、法定福利費という小さい袋が入っているイメージです。

  • 法定福利費:社会保険料の会社負担分(→法律で決まっている)
  • 法定外福利費:社員旅行の費用、住宅手当など(→企業が任意に設定する)

 第1問の仕訳問題では、「勘定科目は、次の中から最も適当と思われるものを選ぶこと」という指示があるので、本問は福利厚生費ではなく法定福利費で処理します。

 問4の課税所得の計算は、税引前当期純利益に損金算入額・損金不算入額を加減して課税所得を計算し、それに法定実効税率を乗じて法人税等の金額を計算しましょう。

 問5の固定資産の買い替えは、36ページの解説のように「旧備品の売却」と「新備品の購入」の仕訳を分けて考え、最後に2本の仕訳をまとめて解答を導き出しましょう。

 なお、本問は決算日が「9月30日(年1回)」になっています。月割計算のさいにケアレスミスをしないように気をつけてください。


 第2問は、有価証券の一連の処理に関する問題です。

 TACの解説では日付順に仕訳を考えていますが、個人的には有価証券ごとに考えたほうが分かりやすいと思います。どちらで解いても構いませんので、参考までに私の解説もご確認ください。

X社株式(その他有価証券)

期首仕訳(再振替仕訳)
(借)その他有価証券評価差額金 100,000 ※1
 (貸)その他有価証券 100,000

※1(@880円-@780円)×1,000株=100,000円

期中仕訳1(追加取得)
(借)その他有価証券 2,520,000 ※2
 (貸)未払金 2,520,000

※2 @830円×3,000株+30,000円=2,520,000円

期中仕訳2(売却)
(借)未収入金 1,800,000 ※3
 (貸)その他有価証券 1,650,000 ※4
 (貸)投資有価証券売却益 150,000 ※5

※3 @900円×2,000株=1,800,000円

※4(780,000円+2,520,000円)×2,000株/(1,000株+3,000株)=1,650,000円

※5 貸借差額

期末仕訳(評価替え)
(借)その他有価証券 50,000 ※6
 (貸)その他有価証券評価差額金 50,000

※6(@850円-@825円)×2,000株=50,000円

 X社株式の処理のポイントは、「期首に再振替仕訳をする点」と「購入時に購入手数料を取得原価に含めて処理する点」の2点がポイントです。

Y社株式(関連会社株式→子会社株式)

期中仕訳(追加取得)
(借)子会社株式 3,450,000 ※7
 (貸)未払金 3,450,000
(借)子会社株式 3,840,000 ※8
 (貸)関連会社株式 3,840,000

※7 @2,270円×1,500株+45,000円=3,450,000円

※8 @1,920円×2,000株=3,840,000円

 Y社株式の処理のポイントは、「購入時に購入手数料を取得原価に含めて処理する点」と「追加取得時に期首保有分(2,000株)を子会社株式に振り替える点」の2点がポイントです。

 なお、Y社株式は子会社株式に分類されるため、決算期末において時価に評価替えをする必要はありません。

Z社社債(満期保有目的債券)

期中仕訳1(取得)
(借)満期保有目的債券 579,600 ※9
(借)有価証券利息 3,780 ※10
 (貸)普通預金 583,380 ※11

※9 600,000円×@96.60円/@100円=579,600円

※10 600,000円×3.65%×63日/365日=3,780円

※11 貸借差額

期中仕訳2(利息の受け取り)
(借)普通預金 10,950 ※12
 (貸)有価証券利息 10,950

※12 600,000円×3.65%×6か月/12か月=10,950円

期末仕訳(評価替え&利息の見越し)
(借)満期保有目的債券 4,200 ※13
 (貸)有価証券利息 4,200
(借)未収有価証券利息 5,475 ※14
 (貸)有価証券利息 5,475

※13(600,000円-579,600円)×7か月/34か月=4,200円

※14 600,000円×3.65%×3か月/12か月=5,475円

 決算期末において、3か月分の利息を見越計上するのがポイントです。うっかり忘れないように気をつけてください。なお、Z社社債は満期保有目的債券に分類されるため、決算期末において時価に評価替えをする必要はありません。

参考・有価証券の表示区分まとめ

 貸借対照表上の有価証券は、以下のように区分されます。参考までにご確認ください。

  • 流動資産
    • 有価証券
      • 売買目的有価証券
      • 満期日まで1年以内の満期保有目的債券
      • 満期日まで1年以内のその他有価証券(公社債)
  • 固定資産
    • 投資有価証券
      • 満期日まで1年超の満期保有目的債券 ← Z社社債
      • 満期日まで1年超のその他有価証券(公社債)
      • その他有価証券(株式) ← X社株式
    • 関係会社株式
      • 子会社株式 ← Y社株式
      • 関連会社株式

 第3問は、サービス業に関する財務諸表(損益計算書)の作成問題です。

 次に損益計算書の作成問題が出題される場合、本問のようなサービス業の問題になる可能性が高いと言われています。本問を使って役務収益・役務原価の処理をきちんと押さえておきましょう。

 決算整理事項等1の「現金過不足」は、通貨代用証券の処理がポイントです。

 本問に出てくる「送金小切手・配当金領収書」の他には、「他人振出小切手・期限到来済みの公社債利札・郵便為替証書」などがあります。この機会に5つの代表的な通貨代用証券を覚えてしまいましょう。

 決算整理事項等6の「満期保有目的債券」は、問題文の「前期の期首に発行と同時に取得した」から、前期末に償却原価法により評価替えをしたことが分かります。

 よって、残りの償還期間4年で3,200円(=200,000円-196,800円)を均等償却します。

 決算整理事項等8の「リース取引」の処理は、1年分のリース料の金額を自分で計算しなければいけないのでかなり難しいです。46ページの解説では1本の解答仕訳しか書かれていませんが、問題を解くさいは前期のリース契約時まで遡って解答仕訳を考えましょう。

参考・リース契約時の仕訳(平成27年12月1日)
仕訳なし
参考・前期末の仕訳(平成28年3月31日)
(借)支払リース料 4か月分のリース料
 (貸)未払費用 4か月分のリース料
参考・当期首の仕訳(平成28年4月1日)
(借)未払費用 4か月分のリース料
 (貸)支払リース料 4か月分のリース料
参考・リース料支払時の仕訳(平成28年11月30日)
(借)支払リース料 12か月分のリース料
 (貸)未払費用 12か月分のリース料

 この結果、問題資料Ⅰの決算整理前残高試算表に計上されている「支払リース料 8,000」というのは、8か月分(=12か月分-4か月分)の金額ということになるので、8,000を8で割って1か月あたりのリース料1,000円を算定します。

 1か月あたりのリース料を算定できたら、当期末に見越計上する仕訳を考えましょう。この仕訳の金額については今までのように「~か月」という形ではなくて、1か月あたりのリース料1,000円を元に計算した金額を記入します。

 具体的には、4か月分(12月1日~翌3月31日)を見越計上するので、1か月あたりのリース料1,000円×4か月=4,000円と計算します。

解答・当期末の仕訳(平成29年3月31日)
(借)支払リース料 4,000
 (貸)未払費用 4,000

解答時のちょっとしたテクニック

 解答の流れは、まず資料Ⅲの決算整理事項等の仕訳を下書きし、答案用紙の損益計算書を完成させる形が一般的かと思いますが、下書きが完成した時点で貸借対照表に関する勘定科目には打ち消し線を引いて集計から除外しましょう。

 本問は損益計算書のみを作成する問題なので、貸借対照表に関する勘定科目の増減は関係ありません。損益計算書に関する勘定科目のみを効率よく集計するために、また集計漏れを防ぐために、集計作業に先立って貸借対照表に関する勘定科目を除外しておくことをおすすめします。


 第4問は、費目別計算に関する問題です。

 本問は、「購入原価=購入代価+外部材料副費+内部材料副費」をきちんと計算できるかどうかがポイントです。

 外部材料副費は引取費用支払額を加算するだけなので簡単ですが、内部材料副費は「購入代価の5%を予定配賦」という指示があるので、まず購入時の購入代価を求めたうえで、5%を乗じて金額を計算しましょう。

  • 8月3日の購入原価:2,376,000円
    • 購入代価:@7,200円×300個=2,160,000円
    • 外部材料副費:108,000円(問題資料の引取費用支払額)
    • 内部材料副費:2,160,000円×5%=108,000円(購入代価×5%)
  • 8月11日の購入原価:4,968,000円
    • 購入代価:@7,560円×600個=4,536,000円
    • 外部材料副費:205,200円(問題資料の引取費用支払額)
    • 内部材料副費:4,536,000円×5%=226,800円(購入代価×5%)

 なお、(1)を解答するさいには仕訳を下書きする必要はありません。解説50ページに掲載されているような材料元帳を下書きし、材料勘定の各金額を求めましょう。


 第5問は、組別総合原価計算に関する問題です。

 本問は原料X・Y・Zをきちんと処理できるかどうかがポイントです。

 A組製品に投入される原料Xは、始点で投入されています。よって、A組製品の個数で按分計算します。

 A組製品に投入される原料Yは、加工進捗度50%の時点で投入されています。よって、加工進捗度20%の月初仕掛品80個には投入されていませんが、加工進捗度80%の月末仕掛品60個には投入されていると判断します。

 B組製品に投入される原料Zは、始点から終点まで平均的に投入されています。よって、加工費と同様に完成品換算量で按分計算します。

★第2予想の「各問題の難度」と「解答時間の目安」
準備 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 見直し
普通 難しい 普通 難しい 簡単
5分 15分 30分 25分 20分 15分 10分

第3予想

 第1問は、仕訳問題5問です。

 問1の未渡小切手は、消耗品代金の未払いなので未払金で処理します。

  • 買掛金に関する未渡小切手 → 貸方は買掛金
  • 買掛金以外に関する未渡小切手 → 貸方は未払金

 問2の連結会計は、お決まりの連結修正仕訳(未実現利益の消去)をするだけです。連結修正仕訳はパターンが決まっているので、各仕訳のひな型をきちんと覚えましょう。

 問3では収益費用の認識基準が問われていますが、どのタイミングで売上・仕入を計上するのか今一度確認しておきましょう。

  • 売上時
    • 出荷基準:商品を出荷した時点で売上を認識する
    • 検収基準:得意先が検収を完了した時点で売上を認識する
  • 仕入時
    • 入荷基準:商品を入荷した時点で仕入を認識する
    • 検収基準:当社が商品の検収を完了した時点で売上を認識する

 本問の場合は、売上収益の計上基準は検収基準を採用しているものの、期中は出荷基準で処理しておいて、期末に調整を加えることにより「出荷基準による売上高→検収基準による売上高」に修正しています。

 よって、商品を出荷したさいに計上した売上172,000円から、売上値引の10,000円を調整します。


 第2問は、連結会計に関する仕訳問題です。

 支配獲得1年目だけでなく2年目の仕訳も問われていますが、各処理の難度はテキストの確認問題レベルです。第148回ではこれぐらいの難度の問題が出題される可能性もじゅうぶんあるので、万全の対策をしておきましょう。

 なお、問題資料で与えられている語群の中には2行になっているものがありますが、解答時には1行で解答しても構いません。


 第3問は、財務諸表(損益計算書・株主資本等変動計算書・貸借対照表)の作成問題です。

 本問は、決算整理事項だけでなく期中取引も処理する必要があり、かつ、損益計算書・株主資本等変動計算書・貸借対照表の3つを作成しなければいけないので、解答するのにかなり時間がかかると思います。予想問題でこのボリュームというのは…さすがに詰め込みすぎではないでしょうか。

 ただ、損益計算書・株主資本等変動計算書・貸借対照表がどのようにつながっているかを確認するためには良い問題だと思いますので、時間を計って解いたあと、もう一度、時間を計らずにじっくり解くことをおすすめします。

 期中取引のその他の資料の②の「手形の割引き」は、問題文の「割引手形のうち ¥ 317,000 が当期に決済されている」にご注意ください。

 70ページの解説にも書かれていますが、割引手形の決済時には仕訳不要です。うっかり手形の金額を動かさないように気をつけましょう。

 また、決算整理事項の1.の「売上原価の算定」は、棚卸減耗損と商品評価損の処理がポイントです。

 問題文に「棚卸減耗損および商品評価損は、売上原価に算入する」とあるので、損益計算書では販売費ではなく売上原価に含めます。

 なお、71ページの解説では仕訳が紹介されていますが、実際に問題を解くさいには仕訳は不要です。

 まず、棚卸減耗損・商品評価損を計算したうえで、以下のような商品ボックスを書いて期首商品棚卸高・当期商品仕入高・売上原価・期末商品棚卸高・期末実地棚卸高を把握しましょう。

第3予想・第3問の商品ボックス
第3予想・第3問の商品ボックス

 決算整理事項4.の「減価償却」は、旧備品の改定償却率による均等償却がポイントです。かなり応用的な論点ですが、計算自体は帳簿価額に改定償却率を乗じるだけなので簡単です。

  • 帳簿価額:265,000円-207,760円=57,240円
  • 改定償却率:0.500
  • 平成28年度の減価償却費:57,240円×0.500=28,620円

 第4問は、本社工場会計に関する問題です。

 本社工場会計は、直近では第141回・第147回で出題されていますが、どちらも問題文に「工場会計を独立させている」という文言があったので、工場側に設定されていない勘定科目は本社勘定で処理すればOKでした。

 ただ、本問の問題文には「工場会計は独立させずに処理を行っている」という指示があるので、問題に列挙されている本社元帳勘定を使うことはできません(※本社元帳勘定はダミーデータです)。

 この点に気づくことが出来るかどうかが本問のポイントになりますが、過去にもほとんど出題されていないパターンの問題なので、初見で対応するのはなかなか難しいと思います。

 よって、1回目でひどい点数を取ってしまっても落ち込む必要はありません(みんな取れません)。きちんと復習をしておけばOKです。

材料費・労務費・経費の分類

 6.の外注加工賃は直接経費になるので、支払額を仕掛品に計上します。

 材料費・労務費・経費の分類は、工業簿記の頻出論点のひとつです。紛らわしいものが多いので、きちんと確認しておきましょう。

  • 分類がややこしい経費一覧
    • 買入部品:直接材料費
    • 外注加工賃:直接経費
    • 特許権使用料:直接経費
    • 燃料:間接材料費
    • 工場消耗品費:間接材料費
    • 消耗工具器具備品費:間接材料費
    • 法定福利費:間接労務費
    • 工場事務用消耗品費:間接経費
    • 棚卸減耗損:間接経費
    • 工員募集費:間接経費
    • 工員訓練費:間接経費
    • 工場従業員厚生費:間接経費
    • 福利施設負担額:間接経費

 第5問は、直接原価計算に関する問題です。

 非常に簡単な問題です。短い解答時間で20点満点を狙いましょう。

 なお、設問2・4・5の解説では販売数量をXと置いて計算していますが、これは売上をSと置いて計算することもできます。参考までにご確認ください。

設問2

 1個あたりの販売価格16,000円と1個あたりの変動費9,600円(=8,000円+1,600円)から変動費率0.6(=9,600円÷16,000円)を計算したうえで、売上高をSと置いたときの「貢献利益-固定費=営業利益」という1次方程式を作り、Sの金額を求めます。

  • 売上高:S
  • 変動費:0.6S
  • 貢献利益:0.4S(=S-0.6S)
  • 月間固定費:12,800,000円
  • 営業利益:0円
  • 0.4S-12,800,000円=0円
  • S=32,000,000円
  • 32,000,000円÷@16,000円=2,000個

設問4

  • 売上高:S
  • 変動費:0.6S
  • 貢献利益:0.4S(=S-0.6S)
  • 月間固定費:12,800,000円
  • 営業利益:0.15S
  • 0.4S-12,800,000円=0.15S
  • S=51,200,000円
  • 51,200,000円÷@16,000円=3,200個

設問5

  • 売上高:0.85S(=S-0.15S)
  • 変動費:0.6S
  • 貢献利益:0.25S(=0.85S-0.6S)
  • 月間固定費:12,800,000円
  • 営業利益:3,200,000円
  • 0.25S-12,800,000円=3,200,000円
  • S=64,000,000円
  • 64,000,000円÷@16,000円=4,000個
★第3予想の「各問題の難度」と「解答時間の目安」
準備 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 見直し
簡単 普通 難しい 難しい 簡単
5分 10分 20分 40分 25分 10分 10分

プラスワン予想

 第1問は、仕訳問題5問です。

 問1の外貨建取引は、為替予約をした時点で差損益の金額が確定するので、「帳簿価額」と「予約時の為替相場で換算した金額」との差額を為替差損益で処理します。

  • 帳簿価額:@100円×4,800ドル=480,000円
  • 予約時の為替相場で換算した金額:@105円×4,800ドル=504,000円

 なお、問題文末尾の「本日の為替相場は1ドル ¥ 103 であった」はダミーデータです。引っかからないように気をつけましょう。

 問2の研究開発費は、かねて購入していた機械装置の代金の処理がポイントです。購入時に貸方に計上した未払金を借方に振り替えます。うっかり研究開発費で処理しないように気をつけましょう。

 問4の固定資産の圧縮記帳は、模範解答の1段目が購入に関する仕訳、2段目が圧縮に関する仕訳です。1段目と2段目は別の取引なので、解答の建物勘定は相殺せずに借方・貸方にそれぞれ計上します。

 問5の配当金の処理は、源泉所得税を仮払法人税等で処理する点がポイントです。


 第2問は、本支店会計に関する問題です。

 本支店会計は、試験範囲の改定により「未達事項・内部利益の処理」が試験範囲外となったため、第1問の仕訳問題以外で出題される可能性は低いと言われています。

 ただ、本問のような形で出題される可能性もゼロではないので、保険的な位置づけで損益・本店・支店勘定の一連の流れを押さえておきましょう。

 ちなみに、私の解答手順は…パズル感覚で①→②→③→⑭→⑮→⑯→⑰→⑱という順番で勘定科目・金額を埋めたうえで、以下の純損益の振り替えの仕訳を考えました。

 なお、⑰の勘定科目は少し難しかったかもしれませんが、問題文の「本店の損益勘定で本支店合併の純損益を計算し、繰越利益剰余金勘定へ振り替えている」から、繰越利益剰余金が入ると判断しましょう。

【支店側】支店の純損益の振り替え
(借)損益 16,000
 (貸)本店 16,000
【本店側】支店の純損益の振り替え
(借)支店 16,000
 (貸)損益 16,000

 上記の仕訳を踏まえたうえで、⑨→⑩→⑪→⑫→⑬→④→⑤→⑥→⑦→⑧という順番で残りの勘定科目・金額を埋めました。解答手順がよく分からない方はこの順番で考えてみてください。


 第3問は、連結会計に関する問題です。

 第148回で連結会計が問われるとしたら…おそらくこれぐらいのレベルになるかと思いますので、本問を使って万全の対策をしておきましょう。

 なお、連結精算表は必ず損益計算書→株主資本等変動計算書→貸借対照表の順番に金額を埋めていきます。連結修正仕訳もパターンが決まっているので、仕訳の勘定科目がすぐに出てこない方は、割り切って暗記しましょう。


 第4問は、標準原価計算に関する問題です。

 標準原価計算はシングルプラン・パーシャルプランのどちらが出題されてもおかしくありません。本問を使って、両者の処理の違いを改めて確認しておきましょう。

 なお、問1・問2には「不要な( )は空欄のままでよい」、問3には「不要な方に二重線を引くこと」という指示があるので、ケアレスミスに気をつけて解答しましょう。


 第5問は、等級別総合原価計算に関する問題です。

 本問はB材料の処理がポイントです。工程の60%の時点で投入されているので、加工進捗度80%の月初仕掛品250個には投入されていますが、加工進捗度40%の月末仕掛品150個には投入されていません。

 また、最後の設問で丙製品の単位原価が問われていますが、これは丙製品総合原価384,000円を完成品の個数100個で除して計算します。うっかり重量や積数で除さないように気をつけましょう。

★プラスワン予想の「各問題の難度」と「解答時間の目安」
準備 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 見直し
普通 簡単 簡単 簡単 簡単
5分 15分 20分 30分 20分 20分 10分

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 本書に収載されている全ての問題を解いている&問題が手元にあるので、ご質問に対してすぐに回答できると思います。お気軽にご利用ください。

仕訳問題に関するQ&A

自分の解答と模範解答の勘定科目の上下が逆になっていました。不正解になりますか?
 仕訳は上下が逆になっていても正解です。

 本書ですと…例えば、第1予想の問1の模範解答では現金・通信費・雑損の順番に並んでいますが、この3つは上下が入れ替わっても構いません。他の問題も同様です。

勘定科目の漢字を間違えた場合、部分点はもらえますか?
 部分点はもらえません。

 勘定科目の漢字を間違えた場合は不正解になりますので、ケアレスミスにご注意ください。また、問題に列挙されていない勘定科目を使って解答した場合も不正解になります。

金額にカンマを付けないと不正解になりますか?
 不正解にはなりません。

 ただ、実務においてカンマを付けるのは当たり前のことですし、省略したからといって解答時間の短縮にはなりません。それどころか、見直しの時に見にくいだけです。

 このようにカンマを付けないメリットはなにもありませんので、金額には必ずカンマを付けましょう。

管理人さんの仕訳問題の解き方を教えてください。
 私はまず、問題に列挙されている勘定科目群に線を入れて「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」「その他」などに分けて見やすくします。そのさいに気になる勘定科目があったらマルで囲んで目立たせておきます。

 次に、問題文を読んで重要そうなところにアンダーラインを入れます。

 上記の準備をしたうえで解答仕訳を考えますが、答案用紙にいきなり仕訳を書くのではなく、まずは問題用紙の余白部分に仕訳をメモ書きして勘定科目のチェックをしてから答案用紙に書きます。

 ひと手間を加えるだけでケアレスミスをなくすことができますので、ぜひ参考にしてください。