第144回日商簿記検定3級対策 予想問題集の解答時間

 先日、以下の3冊の予想問題に収載されている問題を時間を計って解きました。

 各予想問題の解答時間のデータは以下のとおりです(解答時間は適宜四捨五入しています)。なお、第2問以降の配点は問題によって多少前後しますが、計算の便宜上、第2問と第4問の配点を10点、第3問と第5問の配点を30点として計算しています。

各予想問題の解答時間(第144回3級)
予想問題集 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 合計
TAC 第1予想 5分 2分 28分 4分 9分 48分
第2予想 5分 2分 9分 3分 5分 24分
第3予想 4分 7分 13分 2分 9分 35分
プラスワン予想 4分 4分 18分 3分 6分 35分
一発的中予想 4分 4分 17分 2分 6分 33分
NS 第1予想 5分 4分 24分 3分 12分 48分
第2予想 7分 3分 15分 2分 6分 33分
第3予想 6分 8分 11分 1分 11分 37分
ウラ予想 5分 3分 16分 2分 10分 36分
解答時間の合計(分) 45分 37分 151分 22分 74分 329分
解答時間の平均(分) 5.0分 4.1分 16.8分 2.4分 8.2分 36.6分
予想配点 20点 10点 30点 10点 30点 100点
1点取るために必要な時間(秒) 15.0秒 24.6秒 33.6秒 14.4秒 16.4秒 22.0秒

1点取るために必要な時間とは?

 これらのデータからはいろいろなことが分かりますが、一番下の「1点取るために必要な時間(秒)」に着目してください。これは、解答時間の平均を予想配点で割った数字で、この数字が小さければ小さいほど短い解答時間で効率よく点数が取れることを意味します。

 私の場合は「第4問<第1問<第5問<<第2問<<<第3問」という結果になりました。同じような配点の第2問と第4問(8点~10点)、第3問と第5問(30点~32点)でも結構な違いがあることが分かります。特に第3問と第5問は倍以上の開きがあります。おじさん、ちょっとびっくりやに(←三重弁かわいい)

私にぴったりの解答順序は?

 上記の結果を元に「効率よく点数が取れる問題から順番に解いていく」という試験の鉄則に当てはめて考えると、私の基本的な解答順序は「第4問→第1問→第5問→第2問→第3問」になりそうです。

 簿記3級の問題は第1問・第3問・第5問の配点が大きいので、これらの問題を優先して解くことがセオリーになっていますが、「1点取るために必要な時間(秒)」というまた別の切り口で解答順序を考えてみるのも面白いと思います。

 なお、私は(奇跡的に)ノーミスで全問を解答することができたので、予想配点=実際の平均得点と仮定して上記の計算をしましたが、受験生の皆さんが同じように「1点取るために必要な時間(秒)」を計算する場合は、解答時間の平均を実際の平均得点で割ってみてください。




第144回日商簿記検定2級対策 予想問題集の解答時間

 3級同様、以下の3冊の予想問題に収載されている問題を時間を計って解きました。

 各予想問題の解答時間のデータは以下のとおりです(解答時間は適宜四捨五入しています)。なお、TACの第1予想のデータは記録し忘れてしまったので、今回の計算からは除外しています。

各予想問題の解答時間(第144回2級)
予想問題集 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 合計
TAC 第1予想 記録ミスにより不明です…ごめんなさい。 -分
第2予想 8分 3分 20分 7分 5分 43分
第3予想 5分 4分 28分 10分 10分 57分
プラスワン予想 9分 13分 25分 5分 7分 59分
一発的中予想 4分 6分 13分 13分 9分 45分
NS 第1予想 5分 7分 22分 4分 7分 45分
第2予想 7分 4分 13分 11分 5分 40分
第3予想 6分 7分 14分 5分 7分 39分
ウラ予想 6分 9分 14分 9分 3分 41分
解答時間の合計(分) 50分 53分 149分 64分 53分 369分
解答時間の平均(分) 6.3分 6.6分 18.6分 8.0分 6.6分 46.1分
予想配点 20点 20点 20点 20点 20点 100点
1点取るために必要な時間(秒) 18.9秒 19.8秒 55.8秒 24.0秒 19.8秒 27.7秒

1点取るために必要な時間とは?

 これらのデータからはいろいろなことが分かりますが、一番下の「1点取るために必要な時間(秒)」に着目してください。これは、解答時間の平均を予想配点で割った数字で、この数字が小さければ小さいほど短い解答時間で効率よく点数が取れることを意味します。

 私の場合は「第1問<第2問=第5問<第4問<<<<第3問」という結果になりました。各問とも同じ配点(各20点)にもかかわらず、一番数字が小さかった第1問(18.9秒)と一番数字が大きかった第3問(55.8秒)では約3倍の開きがあります。おじさん、またもやびっくりたい(←博多弁もいい!)

私にぴったりの解答順序は?

 上記の結果を元に「効率よく点数が取れる問題から順番に解いていく」という試験の鉄則に当てはめて考えると、私の基本的な解答順序は「第1問→第2問→第5問→第4問→第3問」になりそうです。

 ここ最近の簿記2級の問題は、商業簿記が難しくて工業簿記が簡単という傾向が続いているので、工業簿記の問題を優先して解くことがセオリーになっていますが、第2問の難度によっては工業簿記よりも先に解くという選択肢もアリだと思います。

第2問が簡単そうな問題の場合の解答順序

  • 第1問→第2問→第5問→第4問→第3問

第2問が難しそうな問題の場合の解答順序

  • 第1問→第5問→第4問→第3問→第2問

 なお、私の場合はほぼノーミス(←お察しください)で全問を解答することができたので、予想配点=実際の平均得点と仮定して上記の計算をしましたが、受験生の皆さんが同じように「1点取るために必要な時間(分)」を計算する場合は、解答時間の平均を実際の平均得点で割ってみてください。

あなたにぴったりの解答順序は?

 まずは、市販の過去問題集または予想問題集をご用意ください。TACやネットスクールの直販サイトでは簿記教材を定価の10%~20%オフで購入できるのでおすすめです。

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 問題を解くさいは、各問題ごとの解答時間を記録しておきましょう。私はiPhoneに標準で付いているストップウォッチ機能を使って、各問題のラップタイムを計測しました(押し忘れにご注意ください!)。

 収載されている問題をすべて解いたら、解答時間と平均得点のデータを一覧表にまとめましょう。そのうえで、「(各問題の)解答時間の平均」を「(各問題の)実際の平均得点」で割って、1点取るために必要な時間を算定し、数字の小さい順に並べてみると…新しい発見があるかもしれません。