日商簿記検定3級 第152回総評(過去問分析)

第1問 簡単な仕訳問題。ケアレスミスに気をつけて満点を狙いましょう!

第1問の難度アンケート結果

 第1問は今回も【仕訳問題】でした。

 問4の「設立時の新株発行」は新論点からの出題でしたが、丁寧な指示が入っていたので初見でもじゅうぶん対応できたと思います。その他の4問はいずれも過去問類似問題です。

 難易度アンケートでも、70%以上の受験生が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。仕訳対策をしていた方は、短い解答時間で20点満点が取れたのではないでしょうか。

第2問 よくあるタイプの補助簿の選択問題。固定資産台帳が簿記3級に初登場!

第2問の難度アンケート結果

 第2問は【補助簿の選択】に関する問題です。

 難度・ボリュームともに易しいレベルで、難易度アンケートでも、80%以上のの受験生が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。

 第1問の仕訳問題と同様に、短い解答時間で10点満点を狙いたい問題です。

第3問 オーソドックスな試算表作成問題。T勘定を使ってサクッと解きましょう。

第3問の難度アンケート結果

 第3問は【残高試算表】の作成問題です。

 ややボリュームが大きいものの、ひとつひとつの処理は難しくないので、きちんと時間をかけて丁寧に解答すれば高得点が狙える問題です。

 難易度アンケートでも、約70%の受験生が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。初見でも8割以上(24点以上)は取りたい問題です。

第4問 出題形式がワンパターンの伝票会計は、過去問対策が超効果的です!

第4問の難度アンケート結果

 第4問は【伝票会計】に関する問題です。

 伝票会計は過去に何度も出題されている&出題形式が毎回ワンパターンなので、きちんと過去問対策をすれば短い解答時間で満点が狙える論点です。

 今回の難易度アンケートでも、70%近くの受験生が「かなり簡単だった」と回答しています。

第5問 平均レベルの財務諸表作成問題。勘定科目と表示科目の違いに気をつけて!

第5問の難度アンケート結果

 第5問は【財務諸表】の作成問題でした。

 難度・ボリュームともに平均レベルなので、きちんと時間をかけて丁寧に解答すれば高得点が狙える問題だと思います。

 難易度アンケートでも、50%以上の受験生が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。初見でも7割以上(21点以上)は取りたい問題です。

まとめ

全体的な難度に関するアンケート結果

 第152回日商簿記検定3級は全体的に、かなり簡単~やや簡単レベルの問題が多かったです。過去問や予想問題を使ってきちんと勉強していれば、余裕をもって合格できる試験回だったと思います。

 難易度アンケートでも、70%以上の受験生が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。このまとめを書いている時点ではまだ合格発表が始まっていませんが、かなり高め(50%~55%)の合格率になりそうです。

問題を解く順番について

 日商簿記検定に限らず、資格試験の問題は簡単な問題・自分の得意な問題から優先的に解くのが鉄則です。試験開始の合図とともにすぐに問題を解き始めるのではなく、まず全ての問題をチェックして、簡単な問題・自分の得意な問題から順番に解いてください。

第153回試験の対策について

 第1問の仕訳問題に関しては、今回と同じように過去問類似問題をベースとした出題が予想されますが、1問か2問は難度の高い問題が出題される可能性もあります。

 このような問題が出題された場合は、問題に列挙されている勘定科目や問題文の指示などをヒントにしてなんとか解答仕訳を考えましょう。テンパってしまって解答時間を浪費しないように気をつけてください。

 第3問は試算表作成問題が鉄板ですが、今回よりも難度の高い&分量の多い問題が出題される可能性が高いです。過去問や予想問題を何度も解いて処理スピードのアップを図っておきましょう。

 第5問の最近の出題状況は以下のとおりです。精算表作成問題よりも財務諸表作成問題がよく出題されています。

 第153回は、順番的には精算表作成問題になりますが、ここ最近の出題頻度を勘案しますと…3回連続で財務諸表作成問題が出題される可能性もじゅうぶんあります。どちらが出題されても対応できるように万全の対策をしておきましょう。



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