第152回日商簿記検定3級 第4問(伝票会計)の過去問分析

第4問 出題形式がワンパターンの伝票会計は、過去問対策が超効果的です!

第4問の難度アンケート結果

 第4問は【伝票会計】に関する問題です。

 伝票会計は過去に何度も出題されている&出題形式が毎回ワンパターンなので、きちんと過去問対策をすれば短い解答時間で満点が狙える論点です。

 今回の難易度アンケートでも、70%近くの受験生が「かなり簡単だった」と回答しています。

模範解答

入金 50,000 売掛金 仕入 270,000

 本問のような「各伝票の空欄を埋める問題」は、先に仕訳を下書きしたうえで、問題資料の各伝票に予め記入されている勘定科目・金額をヒントにして起票方法を判断しましょう。

(1)の仕訳

(借)現金 50,000
(借)売掛金 450,000
 (貸)売上 500,000

 売上にかかる一部現金取引が問われています。

 振替伝票の金額「売上 500,000」から、全額を掛取引として起票する方法を採用していることが分かります。よって、いったん全額を掛け売上で処理し、現金回収分だけ売掛金から現金に振り替えます。

  • 振替伝票の売上の金額が500,000円の場合:全額を掛取引として起票する方法
  • 振替伝票の売上の金額が450,000円の場合:取引を分解して起票する方法
(1)の振替伝票
(借)売掛金 500,000
 (貸)売上 500,000
(1)の入金伝票
(借)現金 50,000
 (貸)売掛金 50,000

(2)の仕訳

(借)仕入 300,000
 (貸)現金 30,000
 (貸)買掛金 270,000

 仕入にかかる一部現金取引が問われています。

 出金伝票の科目「仕入」から、取引を分解して起票する方法を採用していることが分かります。よって、取引を現金仕入と掛け仕入に分解して処理します。

  • 出金伝票の科目欄が買掛金の場合:全額を掛取引として起票する方法
  • 出金伝票の科目欄が仕入の場合:取引を分解して起票する方法
(2)の出金伝票
(借)仕入 30,000
 (貸)現金 30,000
(2)の振替伝票
(借)仕入 270,000
 (貸)買掛金 270,000


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