第150回日商簿記検定3級 第4問(伝票会計)の過去問分析

第4問 スタンダードな伝票会計。短い解答時間で10点満点を狙いましょう!

第4問の難度アンケート結果

 第4問は【伝票会計】の問題でした。

 (2)の顧客負担の送料の処理が少し難しかったかもしれませんが、全体的な難度は平均レベル以下の問題です。短い解答時間で10点満点を狙いましょう。

 受験生アンケートでも、50%以上の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。

模範解答

模範解答
仕入 400,000 出金 売掛金 550,000

(1)の仕入取引

(1)の仕訳
(借)仕入 400,000
 (貸)現金 100,000
 (貸)買掛金 300,000

 出金伝票の「買掛金」から、いったん現金支払額も含めて掛け仕入として処理したうえで、現金支払額分だけ買掛金を現金に振り替える方法(擬制法)を採用していることが分かります。

 よって、いったん400,000円の掛け仕入を振替伝票に記入したうえで、現金支払分の100,000円を出金伝票に記入しましょう。

振替伝票
(借)仕入 400,000
 (貸)買掛金 400,000
出金伝票
(借)買掛金 100,000
 (貸)現金 100,000

(2)の売上取引

(2)の仕訳
(借)売掛金 554,000
 (貸)売上 550,000
 (貸)現金 4,000

 仕訳の借方には売掛金しかないため、(1)のような擬制法ではなく取引を「掛け売上」と「送料の立て替え」の2つに分解して処理する方法(分解法)を採用していることが分かります。

 よって、掛け売上の内容を振替伝票に、送料の立て替えを出金伝票に記入しましょう。

振替伝票
(借)売掛金 550,000
 (貸)売上 550,000
出金伝票
(借)売掛金 4,000
 (貸)現金 4,000


ページの先頭へ