日商簿記検定3級 第149回総評(過去問分析)

第1問 5問とも簡単な過去問類似問題!第1問は仕訳対策が非常に効果的です。

第1問の難度アンケート結果

 第1問は今回も【仕訳問題】でした。

 5問とも過去問類似問題だったので、簿記検定ナビの仕訳問題対策等を使ってきちんと対策をしていた方は、短い解答時間で20点満点が取れたのではないでしょうか。

 受験生アンケートでも、50%以上の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。

第2問 10%値上げされた今年の支払額の処理がポイントになる勘定記入の問題!

第2問の難度アンケート結果

 第2問は、保険料に関する【勘定記入】の問題です。

 10%値上げされた今年の支払額の処理がやや難しかったかもしれませんが、その他の処理や問題形式自体は過去に何度も出題されているパターンの問題です。

 ただ、受験生アンケートでは50%以上の方が「やや難しかった」「かなり難しかった」と回答しており、全体の出来はあまり良くないようです。

第3問 毎度おなじみの試算表作成問題。T勘定を使ってサクッと解答しましょう!

第3問の難度アンケート結果

 第3問は予想通り【試算表作成問題】でした。

 ややボリュームが多いものの、ひとつひとつの処理は難しくないので、きちんと時間をかけて丁寧に解答すれば高得点が狙える問題です。

 受験生アンケートでも、50%以上の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。

第4問 簡単な語群選択問題。1問あたり1分以内でサクッと解答しましょう!

第4問の難度アンケート結果

 第4問は【語群選択】の問題でした。

 いずれも簡単な内容なので、短い解答時間で10点満点を狙いたい問題です。受験生アンケートでも、50%以上の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。

第5問 難度・ボリュームともに平均レベルの財務諸表作成問題です!

第5問の難度アンケート結果

 第5問は【財務諸表作成問題】でした。

 難度・ボリュームともに平均レベルの問題だったので、過去問対策をきちんとやっていた方は、短い解答時間で満点に近い点数が取れたのではないでしょうか。

 受験生アンケートでは「普通ぐらいだった」という回答が一番多かったですが、合格するためには最低でも8割(30点満点中24点)は取りたい問題です。

まとめ

全体的な難度に関するアンケート結果

 第149回日商簿記検定3級は、難度・ボリュームともに「平均~やや易しめ」ぐらいの問題が多かったので、過去問や予想問題を使ってきちんと勉強していれば、余裕で合格点を取れる試験回だったと思います。

 受験生アンケートでも約半数の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。このまとめを書いている時点では最終的な合格率は分かりませんが、45%前後ぐらいの高い数字になりそうです。

問題を解く順番について

 日商簿記検定に限らず、資格試験の問題は簡単な問題・自分の得意な問題から優先的に解くのが鉄則です。試験開始の合図とともにすぐに問題を解き始めるのではなく、まず全ての問題をチェックして、簡単な問題・自分の得意な問題から順番に解いてください。

第150回試験の対策について

 第1問の仕訳問題に関しては、今回と同じように過去問類似問題をベースとした出題が予想されますが、1問か2問は難度の高い問題が出題される可能性もじゅうぶんに考えられます。

 このような問題が出題された場合は、問題に列挙されている勘定科目をヒントにしてなんとか解答仕訳を考えるしかありませんが、テンパってしまって解答時間を浪費しすぎないように気をつけてください。

 第3問は試算表作成問題が鉄板ですが、今回よりも難度の高い&分量の多い問題が出題される可能性もあります。過去問や予想問題を何度も解いて処理スピードのアップを図っておきましょう。

 第5問の最近の出題状況は以下のとおりです。精算表作成問題よりも財務諸表作成問題がよく出題されています。

 第150回は、順番的には精算表作成問題になりますが、ここ最近の出題頻度を勘案しますと…3回連続で財務諸表作成問題が出題される可能性もじゅうぶんあります。どちらが出題されても対応できるように準備しておきましょう。



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