第149回日商簿記検定3級 第4問(語群選択)の過去問分析

第4問 簡単な語群選択問題。1問あたり1分以内でサクッと解答しましょう!

第4問の難度アンケート結果

 第4問は【語群選択】の問題でした。

 いずれも簡単な内容なので、短い解答時間で10点満点を狙いたい問題です。受験生アンケートでも、50%以上の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。

模範解答

1 2 3 4 5

 本問は「ア~シの記号で答えなさい」という指示があるので、記号ではなく語句そのもので解答した場合は、内容が合っていても不正解になってしまいます。じゅうぶんご注意ください。

問1 貸倒引当金

1. 貸倒引当金は受取手形や売掛金に対する評価勘定である。

 特定の資産項目をマイナスするために貸方に計上される勘定を「評価勘定」といいます。

 受取手形や売掛金などの売上債権に対する「貸倒引当金」、建物や備品などの有形固定資産に対する「減価償却累計額」は評価勘定の一種です。

問2 帳簿組織

2. 買掛金元帳は、仕入先ごとの買掛金の増減を記録する補助簿である。

 帳簿の分類に関しては、以下の内容をきちんと押さえておきましょう。

  • 主要簿(必ず作成しなければならない帳簿)
    • 仕訳帳
    • 総勘定元帳
  • 補助簿(必要に応じて作成する帳簿)
    • 補助元帳(特定の勘定について項目別に記録する帳簿)
      • 商品有高帳
      • 売掛金元帳(得意先元帳)
      • 買掛金元帳(仕入先元帳)
    • 補助記入帳(特定の取引の明細を記録する帳簿)
      • 現金出納帳
      • 当座預金出納帳
      • 小口現金出納帳
      • 仕入帳
      • 売上帳
      • 受取手形記入帳
      • 支払手形記入帳

問3 固定資産の修繕

3. 建物の修繕によってその機能が向上し価値が増加した場合、建物勘定で処理する。

 固定資産の修繕のために支出した費用は、「資本的支出」と「収益的支出」に分類して処理します。

  • 資本的支出:耐用年数を延長させたり、その価値を高めるような支出 → 固定資産の増加として処理
  • 収益的支出:定期修繕など固定資産の諸機能を維持するための支出 → 修繕費・修繕引当金で処理

 本問の場合、修繕によってその機能が向上し価値が増加しているので、建物の増加として処理します。

問4 伝票会計

4. 3伝票制を採用している場合、入金伝票と出金伝票の他に、通常振替伝票が用いられる。

 3伝票制は、必要に応じて入金伝票・出金伝票・振替伝票の3つの伝票を使います。

  • 入金伝票:現金が入ってきたときに作成する伝票
  • 出金伝票:現金が出ていったときに作成する伝票
  • 振替伝票:現金の増減に関係しない取引があったときに作成する伝票

問5 商品有高帳

5. 商品有高帳の払出欄の単価欄には商品の原価が記入される。

 商品有高帳は、商品の在庫を管理するために作成される帳簿です。受入欄・払出欄・残高欄ともに、商品の原価が記入されます。うっかり「払出欄→売上→売価」と考えないように気をつけてください。



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