第145回・日商簿記検定2級 第4問(部門別計算)の過去問分析

第4問 非常に簡単な部門別計算の問題。絶対に取りこぼしてはいけません。

第4問の難度アンケート結果

 第4問は【部門別計算】に関する問題でした。非常に簡単な問題なので、短い解答時間(10分以内)で20点満点を狙いましょう。

 受験生アンケートでも、70%以上の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。

問1 補助部門費配賦表

  • 工場事務部:800,000円
    • 切削部:800,000円×10人/(10人+30人)=200,000円
    • 組立部:800,000円×30人/(10人+30人)=600,000円
  • 動力部:630,000円
    • 切削部:630,000円×600kwh/(600kwh+300kwh)=420,000円
    • 組立部:630,000円×300kwh/(600kwh+300kwh)=210,000円
  • 修繕部:350,000円
    • 切削部:350,000円×20回/(20回+15回)=200,000円
    • 組立部:350,000円×15回/(20回+15回)=150,000円
  • 切削部:300,000円+200,000円+420,000円+200,000円=1,120,000円
  • 組立部:120,000円+600,000円+210,000円+150,000円=1,080,000円

補助部門費配賦表の工場事務部費・動力部費・修繕部費の合計欄について

 補助部門費配賦表の工場事務部費・動力部費・修繕部費の合計欄は、一般的には記入しても記入しなくてもどちらでも良い(=この欄に配点はない)と言われています。

 ただ、資格の大原の公開模試(第144回試験対策)で出題された部門別計算の問題では、この合計欄にも配点があり、金額を記入していない場合は点数がもらえませんでした。

 合計欄に金額を記入するデメリットは何もありませんので、出来るかぎり合計額を記入するようにしましょう(本問の場合は、上から「800,000」「630,000」「350,000」です)。

問2 製造間接費 - 仕掛

 勘定の名称が「製造間接費 - 仕掛」というあまり見かけない形でしたが、これは「仕掛品勘定のうち、製造間接費に関する金額のみを抜き出したもの」という意味です。

 なお、問題文に「なお、今月の月初仕掛品はすべて完成品となっている」という指示があるので、月初仕掛品103,000円は完成高に含めて処理しましょう。

  • 切削部:1,120,000円
    • 完成品:1,120,000円×3,800時間/4,000時間=1,064,000円
    • 仕掛品:1,120,000円×200時間/4,000時間=56,000円
  • 組立部:1,080,000円
    • 完成品:1,080,000円×7,000時間/7,500時間=1,008,000円
    • 仕掛品:1,080,000円×500時間/7,500時間=72,000円
  • 当月実際発生額:1,120,000円+1,080,000円=2,200,000円
  • 完成高:103,000円+1,064,000円+1,008,000円=2,175,000円
  • 期末有高:56,000円+72,000円=128,000円


簿記オフ会のおしらせ
簿記オフ会

 2019年10月26日(土)の夜(18時~)と10月27日(日)の昼(13時~)から東京・渋谷で簿記検定ナビ主催の簿記オフ会を開催いたします。現在参加者募集中です!

 みんなで楽しく気分転換&情報交換しませんか?人見知りする方も管理人がなるべくフォローしますので、ぜひぜひご参加ください!

簿記教材の割引キャンペーン情報
CyberBookStore

 資格の学校TACの直販サイトでは、TAC出版の簿記教材を割引価格(定価の10%~20%オフ)&冊数に関係なく送料無料で購入することができます。

簿記検定ナビの人気コンテンツ

ページの先頭へ