第144回・日商簿記検定2級 第5問(単純総合原価計算)の過去問分析

第5問 B原料と正常仕損品の処理がポイント!20点満点を狙いましょう!

第5問の難度アンケート結果

 第5問は【単純総合原価計算】に関する問題でした。

 本問は「工程を通じて平均的に投入しているB原料」および「正常仕損品の処分価額20,000円」の2点ををきちんと処理できれば、短い解答時間で20点満点を狙える問題です。

 受験生アンケートでも「かなり簡単だった」という回答が一番多かったです。

A原料(始点投入)

  • 月初仕掛品原価:560,000円
  • 当期製造費用:6,440,000円
  • 完成品原価:(560,000円+6,440,000円)÷(400kg+4,600kg)×4,200kg=5,880,000円
  • 月末仕掛品原価:(560,000円+6,440,000円)÷(400kg+4,600kg)×800kg=1,120,000円
第144回日商簿記検定2級 第5問 A原料の商品ボックス
第5問 A原料の商品ボックス

 A原料は始点投入なので、いつもどおり商品ボックスを作って計算するだけです。

B原料(平均投入)

  • 月初仕掛品原価:130,000円
  • 当期製造費用:3,090,000円
  • 完成品原価:(130,000円+3,090,000円)÷(200kg+4,400kg)×4,200kg=2,940,000円
  • 月末仕掛品原価:(130,000円+3,090,000円)÷(200kg+4,400kg)×400kg=280,000円
第144回日商簿記検定2級 第5問 B原料の商品ボックス
第5問 B原料の商品ボックス

 B原料は平均投入なので、商品ボックスの数量は加工費と同様に完成品換算量になります。

加工費

  • 月初仕掛品原価:400,000円
  • 当期製造費用:9,260,000円
  • 完成品原価:(400,000円+9,260,000円)÷(200kg+4,400kg)×4,200kg=8,820,000円
  • 月末仕掛品原価:(400,000円+9,260,000円)÷(200kg+4,400kg)×400kg=840,000円
第144回日商簿記検定2級 第5問 加工費の商品ボックス
第5問 加工費の商品ボックス

 加工費は、いつもどおり商品ボックスを作って計算するだけです。

完成品総合原価と完成品単位原価

  • 完成品総合原価:5,880,000円+2,940,000円+8,820,000円-20,000円17,620,000円
  • 完成品単位原価:17,620,000円÷4,000kg4,405円/kg

 完成品総合原価を計算するさいは、正常仕損品の処分価額20,000円を差し引きます。この20,000円を引き忘れたり、逆に足してしまうと完成品単位原価もズレてしまうので気をつけてください。

 また、完成品単位原価は、完成品総合原価を完成品4,000kgで割って金額を求めます。正常仕損品を含めた4,200kgで割らないように気をつけてください。



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