第144回・日商簿記検定2級 第4問(費目別計算)の過去問分析

第4問 直接材料費と間接材料費の分類がポイント。20点満点を狙いましょう!

第4問の難度アンケート結果

 第4問は【費目別計算】に関する問題でした。

 受験生アンケートで「普通ぐらいだった」という回答が多かったのは少し意外でしたが、第1問・第2問が難しかったことを考えますと、合格するためには20点満点を取りたい問題です。

 本問は、原料Xと消耗品Yの2つの商品ボックスを書いて材料勘定の各金額を求めましょう。

第144回日商簿記検定2級 第4問 原料Xと消耗品Yの商品ボックス
第4問 原料Xと消耗品Yの商品ボックス

 原料Xは製造指図書#1101・#1102の製造のために払い出しており、各製品と原料のひも付けが可能なので直接材料費として処理します。

 一方、消耗品Yは棚卸計算法によって消費高を計算しており、製品と消耗品とのひも付けができない(=どの製品にどれだけ使ったか分からない)ので、間接材料費として処理します。

  • 直接材料費:220,000円+295,000円=515,000円
  • 間接材料費:9,000円+32,000円+17,000円-7,000円=51,000円

 また、本問は「原料X消費高」を配賦基準として製造間接費を配賦しています。原料の消費高が配賦基準になるのは珍しいですが、やること自体はいつもと同じです。

  • 製造間接費の予定配賦率:製造間接費予算額÷基準操業度=9,600,000円÷6,000,000円=@1.6円
  • 製造間接費の予定配賦額:@1.6円×515,000円=824,000円
  • 製造間接費の実際発生額:51,000円+388,000円+425,000円=864,000円
  • 製造間接費の配賦差異:824,000円-864,000円=△40,000円(不利差異)


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