第143回・日商簿記検定2級 第5問(標準原価計算)の過去問分析

第5問 簡単な標準原価計算の問題。20点満点取らなきゃダメよ、ダメダメ!

第5問の難度アンケート結果

 第5問は【標準原価計算】に関する問題でした。前回の第142回試験の第4問に引き続き2回連続の出題になりましたが、本問は月初・月末の在庫がなく、当月の生産量3,700個を使って金額を計算するだけの簡単な問題です。

 受験生アンケートの結果は第4問と同様にきれいにバラけましたが、問題全体の難度は平均レベル以下なので、合格するためには最低でも7割(14点)は取らなければいけない問題です。

おすすめの解答手順

 仕掛品ボックスを書いたうえで、直接材料費差異と直接労務費差異は長方形のハコで、製造間接費差異はシュラッター図を書いて完成品標準原価および各差異の金額を求めましょう。

第5問の下書き
第5問の下書き

完成品標準原価:@5,800円×3,700個=21,460,000円

  • 直接材料費差異:△345,200円
    • 標準消費量:4kg/個×3,700個=14,800kg
    • 価格差異:(@800円-@820円)×14,860kg=△297,200円
    • 消費量差異:@800円×(14,800kg-14,860kg)=△48,000円
  • 直接労務費差異:△141,200円
    • 標準作業時間:0.5時間/個×3,700個=1,850時間
    • 賃率差異:(@2,200円-@2,240円)×1,880時間=△75,200円
    • 作業時間差異:@2,200円×(1,850時間-1,880時間)=△66,000円
  • 製造間接費差異:△324,000円
    • 変動費率:33,600,000円÷24,000時間=@1,400円
    • 固定費率:38,400,000円÷24,000時間=@1,600円
    • 予算差異:(@1,400円×1,880時間+3,200,000円)-5,874,000円=△42,000円
    • 能率差異:(@1,400円+@1,600円)×(1,850時間-1,880時間)=△90,000円
    • 操業度差異:@1,600円×(1,880時間-2,000時間)=△192,000円


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