第141回・日商簿記検定3級 第4問(語句記入)の過去問分析

第4問 語群のヒントがない語句記入問題。(イ)の繰越試算表は少し難しかったかも。

第4問の難度アンケート結果

 第4問は【語句記入】に関する問題でした。

 直近では第132回・第136回試験でも、本問と同じように文章の空欄部分を答えさせる問題が出題されていますが、第132回・第136回試験が語群から選んで解答する形式だったのに対し、今回は自分で語句を考えて解答する形式(語群のヒント無し)だったので、少し難しく感じたかもしれません。

 受験生アンケートでも、「普通ぐらいだった」「やや難しかった」という回答が多く、全体的にはあまり出来が良くないようですが、合格するためには最低でも3問(10点中6点)は取りたい問題です。

ア・貸借対照表

 簿記3級で学習する財務諸表は以下の2つです。

  • 損益計算書(P/L):一企業における一会計期間の収益・費用の発生状況をまとめた表
  • 貸借対照表(B/S):一企業における一時点の資産・負債・純資産の状態をまとめた表

イ・繰越試算表

 本問は、決算振替仕訳(以下の4と5の作業)を行ったうえで、各勘定を締め切った後に作る繰越試算表を答えさせる問題でした。

 受験簿記では繰越試算表について問われることがほとんどないので難しかったと思います。「合計試算表」「残高試算表」と書いてしまう受験生が多かったようです。

 なお、決算期末に行う作業は以下のとおりです。参考までにご確認ください。

  1. 試算表を作成する
  2. 決算整理仕訳を行う
  3. 財務諸表(P/L、B/S)を作成する
  4. 収益・費用の各勘定の残高を損益勘定に振り替える
  5. 当期純利益(または当期純損失)を資本金勘定に振り替える
  6. 各勘定を締め切る
  7. 最後に繰越試算表を作成する

ウ・損益 エ・資本金

 上述のとおり、決算整理仕訳を行って財務諸表を作成した後、収益・費用の各勘定の残高を損益勘定に振り替え、さらに損益勘定を資本金勘定に振り替えます。本問は、この流れの中に登場する損益勘定資本金勘定を答えさせる問題でした。

オ・振替伝票

 3伝票制は、以下の3種類の伝票を使います。

  • 入金伝票:入金に関する(=現金勘定が増加する)取引を処理する伝票
  • 出金伝票:出金に関する(=現金勘定が減少する)取引を処理する伝票
  • 振替伝票:上記2つ以外の取引を処理する伝票


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