日商簿記検定3級 第140回総評(過去問分析)

第1問 今回もやっぱり仕訳!勘定科目に気をつけて満点を狙いましょう!

第1問の難度アンケート結果

 第1問は今回も【仕訳】問題でした。受験生アンケートでは、約90%の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しており、簿記検定ナビで無料配布している仕訳問題対策できちんと過去問対策していれば、短い解答時間で20点満点を取れる問題だったと思います。

第2問 パズルみたいな勘定記入問題!帳簿名を答えるのは少し難しかったかも。

第2問の難度アンケート結果

 第2問は【帳簿記入】に関する問題でした。帳簿名を解答する①②はやや難しかったかもしれませんが、③~⑩はパズル感覚で勘定科目や金額を埋めていけたのではないでしょうか。

 受験生アンケートでは60%以上の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しました。個人的には半分ちょっと(10点満点中6点~7点)ぐらい取れれば十分だと思います。

第3問 二重仕訳がない簡単な試算表作成問題。資料の見落としに気をつけて!

第3問の難度アンケート結果

 第3問は予想通り【試算表作成問題】でした。(1)の合計残高試算表の作成は、難度・ボリュームともに平均レベル以下だったので、きちんと過去問対策していた方にとってはボーナス問題だったと思います。

 (2)のA商品の数量、単価および金額を答える問題は、なんとなく難しそう(というか面倒くさそう)に見えたかもしれませんが、ボックス図を書いて簡単に答えを求めることができます。

 受験生アンケートでは約60%の方が、「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。合格するためには最低でも8割(30点満点中24点)は取りたいところです。

第4問 3伝票制の伝票会計!超簡単な問題なので、10点満点を狙いましょう!

第4問の難度アンケート結果

 第4問は【伝票会計】に関する問題でした。取引全体の仕訳を書きだした上で3伝票制の各伝票の空欄を埋める簡単な問題で、受験生アンケートでも80%以上の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。

第5問 毎度おなじみの精算表作成問題!現金過不足の処理が少し難しいかも。

第5問の難度アンケート結果

 第5問は、簡単な【精算表作成問題】でした。未処理事項1の現金過不足の処理が少し難しかったかもしれませんが、それ以外は難度・ボリュームともに平均レベル以下でしたので、きちんと過去問対策していた方にとってはボーナス問題だったと思います。

 受験生アンケートでも80%弱の方が、「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。合格するためには最低でも24点(8割)は取りたいところです。

まとめ

全体的な難度に関するアンケート結果

 第140回日商簿記検定3級は、第2問以外は過去問類似問題&各問題の難度も「やや易しい」レベルでしたし、第2問も特に難しい問題ではなかったので、過去問や予想問題を使ってきちんと勉強していれば余裕で合格点を取れる試験回だったと思います。

 受験生アンケートでも80%以上の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。最終的な合格率はまだ公表されていませんが、おそらく平均合格率(約40%)よりも少し高い…40%~50%ぐらいの高い数字になると予想されます。

過去問対策について

 簿記3級は、過去に出題された問題が(金額や条件等を少しいじって)何度も繰り返し出題されることが多いので過去問対策が非常に有効です。

 市販されている過去問題集を1冊購入し、問題を覚えてしまうぐらいまで何度も解き直してください。対策の目安は3回転~5回転ぐらいで、「収載されている全ての問題を、制限時間の80%以内の解答時間で、90点以上取れるまで」やれば、かなりの確率で1発合格できると思います。

 なお、過去問を解くさいには「必ず時間を計ってやること」「なるべく少ない下書きで正解が導き出せるように毎回工夫すること」の2点に気をつけてください。計測した解答時間は毎回メモるようにして、回数を重ねるごとに短縮できているかチェックします。

 また、下書き用紙については捨てずに全て保管しておいて「回数を重ねるごとにムダを削ぎ落とすことができているか」をチェックしましょう。不必要な下書きはケアレスミスの原因になるので、出来るかぎりシンプルな下書きになるように工夫してください。



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