第140回・日商簿記検定3級 第4問(伝票会計)の過去問分析

第4問 3伝票制の伝票会計!超簡単な問題なので、10点満点を狙いましょう!

第4問の難度アンケート結果

 第4問は【伝票会計】に関する問題でした。取引全体の仕訳を書きだした上で3伝票制の各伝票の空欄を埋める簡単な問題で、受験生アンケートでも80%以上の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。

3伝票制のポイントまとめ

 3伝票制は入金に関する取引は入金伝票で、出金に関する取引は出金伝票で、現金が出てこない取引を振替伝票で処理する方法です。3つの伝票を使うので「3伝票制」と呼ばれています。

(1)売上取引・商品券

 まずは取引の仕訳を書きだしてみましょう。仕訳自体は簡単なので特に問題ないと思います。

(1)の取引全体の仕訳
(借)商品券 10,000
 (貸)売上 9,500
 (貸)現金 500

 仕訳を書き出したら、答案用紙を確認しましょう。勘定科目・金額欄が空欄の出金伝票と振替伝票があるので、現金払いした500円を出金伝票で、残りの9,500円を振替伝票で処理します。

★出金伝票
商品券 500
★振替伝票
(借)商品券 9,500
 (貸)売上 9,500

(2)配当金の受け取り

 まずは取引の仕訳を書きだしてみましょう。送られてきた配当金領収証は通貨代用証券なので、現金勘定の増加として処理します。

(2)の取引全体の仕訳
(借)現金 20,000
 (貸)受取配当金 20,000

 仕訳を書き出したら、答案用紙を確認しましょう。勘定科目・金額欄が空欄の入金伝票があるので、20,000円全額を入金伝票で処理します。

★入金伝票
受取配当金 20,000

(3)前払金

 まずは取引の仕訳を書きだしてみましょう。問題文の「仕入先に商品100,000円の注文を行い」はダミーデータなので、ひっかからないように気をつけてください。

(3)の取引全体の仕訳
(借)前払金 15,000
 (貸)当座預金 15,000

 仕訳を書き出したら、答案用紙を確認しましょう。勘定科目・金額欄が空欄の振替伝票があるので、前払いした15,000円全額を振替伝票で処理します。

★振替伝票
(借)前払金 15,000
 (貸)当座預金 15,000


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