第140回・日商簿記検定2級 第5問(等級別総合原価計算)の過去問分析

第5問 非常に簡単な等級別総合原価計算の問題!満点を取らなきゃダメです。

第5問の難度アンケート結果

 第5問は【等級別総合原価計算】に関する問題でした。第128回試験の問題にそっくりでしたし、簿記ナビ模試でも等級別の難しい問題を出題していたので、きちんと対策していた方にとってはスーパーボーナス問題だったと思います。

 受験生アンケートでも、約90%の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。合格するためには、短い解答時間で満点を取らなければいけない問題です。

第5問・等級別総合原価計算の下書き
第5問・等級別総合原価計算の下書き

 私は、上の画像のようなシンプルな下書きを書いて各金額を求めました。等価係数は、与えられた数字(A:200、B:400、C:800)をそのまま使いましたが、Aを基準にして(A:1、B:2、C:4)にしても構いません。

 本問は、等級製品A、B、Cの完成品総合原価が問われています。間違って完成品単位原価で解答してしまうと、それだけでマイナス12点(=4点×3か所)になってしまうのでご注意ください。

 本問だけでなく総合原価計算の問題を解くさいは、総合原価を問われているのか、単位原価を問われているのか、必ず確認するクセをつけてください。

直接材料費と加工費の計算

  • 直接材料費の月末仕掛品原価:160,000円(=5,120,000円÷6,400個×200個)
  • 直接材料費の完成品総合原価:5,520,000円(=560,000円+5,120,000円-160,000円)
  • 加工費の月末仕掛品原価:120,000円(=7,920,000円÷6,600個×100個)
  • 加工費の完成品総合原価:7,980,000円(=180,000円+7,920,000円-120,000円)
  • 当月の月末仕掛品原価:280,000円(=160,000円+120,000円)
  • 当月の完成品総合原価:13,5000,000円(=5,520,000円+7,980,000円)

積数(完成数量×等価係数)の計算

  • 製品A:4,000個×200=800,000
  • 製品B:1,500個×400=600,000
  • 製品C:500個×800=400,000

完成品原価の按分計算

  • 製品A:13,500,000円×800,000/1,800,000=6,000,000円
  • 製品B:13,500,000円×600,000/1,800,000=4,500,000円
  • 製品C:13,500,000円×400,000/1,800,000=3,000,000円


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