日商簿記検定3級 第139回総評(過去問分析)

第1問 今回も仕訳!5問とも簡単なので20点満点を狙いましょう!

第1問の難度アンケート結果

 第1問は今回も【仕訳】問題でした。受験生アンケートでは、90%以上の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しており、簿記検定ナビで無料配布している仕訳問題対策できちんと過去問対策していれば、短い解答時間で20点満点を取れる問題だったと思います。

第2問 各帳簿の記録から仕訳を推定する問題。第136回試験・第2問の類題です!

第2問の難度アンケート結果

 第2問は【帳簿組織】に関する問題でした。具体的には、当座預金出納帳・売上帳・買掛金元帳から仕訳を類推するという問題でしたが、似たような問題が第136回の第2問で出題されていたので、過去問対策をきちんとやっていた方にとってはボーナス問題だったと思います。

 受験生アンケートでも、90%近くの方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。

第3問 二重仕訳が発生しない簡単な試算表作成問題。20点満点を狙いましょう!

第3問の難度アンケート結果

 第3問は予想通り【試算表作成問題】でした。難度・ボリュームともに平均レベル以下だったので、きちんと過去問対策していた方にとってはボーナス問題だったと思います。受験生アンケートでも約85%の方が、「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。

第4問 間接法→直接法の簡単な勘定記入問題。簿記ナビ模試が大的中です!

第4問の難度アンケート結果

 第4問は【勘定記入】に関する問題でした。具体的には、間接法で記帳した備品・備品減価償却累計額勘定から、直接法で記帳した場合の備品勘定の勘定科目・金額を解答する問題でしたが、簿記ナビ模試で出題した問題とほとんど同じだったので、きちんと問題を解いて復習していた方にとってはボーナス問題だったと思います。

 受験生アンケートでは、約60%の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答していますが、「普通ぐらいだった」と回答した受験生も多く、全体的な出来はあまり良くないようです。

第5問 一部空欄推定の非常に簡単な精算表作成問題!狙いましょう、満点を!

第5問の難度アンケート結果

 第5問は、簡単な【精算表作成問題】でした。問3の試算表作成問題と同様、難度・ボリュームともに平均レベル以下でしたので、きちんと過去問対策していた方にとってはボーナス問題だったと思います。

 受験生アンケートでも90%弱の方が、「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。合格するためには最低でも24点(8割)は取りたいところです。

まとめ

全体的な難度に関するアンケート結果

 第139回日商簿記検定3級は、5問とも全て過去問類似問題&各問題の難度も「やや易しい」レベルだったので、過去問対策をきちんとやっていれば余裕で合格点を取れる試験回だったと思います。

 受験生アンケートでも90%以上の方が「かなり簡単だった」「やや簡単だった」と回答しています。最終的な合格率はまだ公表されていませんが、おそらく50%前後ぐらいの高い数字になると予想されます。

 簿記3級は、過去に出題された問題が(金額や条件等を少しいじって)何度も繰り返し出題されることが多いので過去問対策が非常に有効です。

 市販されている過去問題集を1冊購入し、問題を覚えてしまうぐらいまで何度も解き直してください。対策の目安は3回転~5回転ぐらいで、「収載されている全ての問題を、制限時間の80%以内の解答時間で、90点以上取れるまで」やれば、かなりの確率で1発合格できると思います。

 なお、過去問を解くさいには「必ず時間を計ってやること」「なるべく少ない下書きで正解が導き出せるように毎回工夫すること」の2点に気をつけてください。計測した解答時間は毎回メモるようにして、回数を重ねるごとに短縮できているかチェックします。

 また、下書き用紙については捨てずに全て保管しておいて「回数を重ねるごとにムダを削ぎ落とすことができているか」をチェックしましょう。不必要な下書きはケアレスミスの原因になるので、出来るかぎりシンプルな下書きになるように工夫してください。



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