第138回・日商簿記検定3級 第4問(伝票会計)の過去問分析

第4問 3伝票制の伝票会計!絶対に満点を取らなければいけない問題です!

第4問の難度アンケート結果

 第4問は【伝票会計】に関する問題でした。取引全体の仕訳を書きだした上で3伝票制の各伝票の空欄を埋める簡単な問題で、受験生アンケートでも80%以上の方が「かなり簡単だった」と回答しています。

3伝票制のポイントまとめ

 3伝票制は入金に関する取引は入金伝票で、出金に関する取引は出金伝票で、現金が出てこない取引を振替伝票で処理する方法です。3つの伝票を使うので「3伝票制」と呼ばれています。

 本問は、問題文に「いったん全額を掛取引として起票する方法と取引を分解して起票する方法のいずれを採用しているかについては、取引ごとに異なるため、各伝票の記入から各自判断すること」とあるので、まずは仕訳を書きだしてから、どちらの方法を採用しているか判断しましょう。

(1)仕入取引

 まずは(1)の仕入取引の仕訳を書きだしてみましょう。仕訳自体は簡単なので特に問題ないと思います。

(1)仕入取引の仕訳
(借)仕入 220,000
 (貸)現金 20,000
 (貸)買掛金 200,000

 仕訳を書き出したら、問題資料の出金伝票と振替伝票を確認します。振替伝票の「仕入 220,000」からいったん全額を掛取引として起票する方法を採用していることが分かりますが、実際には現金20,000円を支払っているので、買掛金を返済するために現金を支払ったことにして別途、出金伝票を起票します。

★出金伝票
(借)買掛金 20,000
 (貸)現金 20,000
★振替伝票
(借)仕入 220,000
 (貸)買掛金 220●,000

 以上より、①には「20,000」が、②には「買掛金」が入ることが分かります。

(2)売上取引

 次に(2)の売上取引を考えてみましょう。(1)と同様、まずは仕訳を書きだしますが、こちらも仕訳自体は簡単なので特に問題ないと思います。

(2)売上取引の仕訳
(借)現金 50,000
(借)売掛金 300,000
 (貸)売上 350,000

 仕訳を書き出したら、問題資料の入金伝票と振替伝票を確認します。入金伝票の「科目 売上」から取引を分解して起票する方法を採用していることが分かるので、現金売上分50,000円は入金伝票で起票し、掛け売上分300,000円は振替伝票で起票します。

★入金伝票
(借)現金 50,000
 (貸)売掛金 50,000
★振替伝票
(借)売掛金 300,000
 (貸)売上 300,000

 以上より、③には「50,000」が、④には「売掛金」が、⑤には「300,000」が入ることが分かります。



簿記オフ会のおしらせ
簿記オフ会

 2019年6月15日・22日(土)・30日(日)に、東京・渋谷で簿記検定ナビ主催の簿記オフ会を開催いたします。今回は試験的に「夜の時間帯」と「昼の時間帯」の両方を開催します。

 みんなで楽しくご飯を食べたりお茶を飲みながら、情報交換しませんか?ほとんどの方が1人で参加されますし、人見知りする方も管理人がなるべくフォローしますので、ご都合のよい日にお気軽にご参加ください!

簿記教材の割引キャンペーン情報
CyberBookStore

 資格の学校TACの直販サイトでは、TAC出版の簿記教材を割引価格(定価の10%~20%オフ)&冊数に関係なく送料無料で購入することができます。

簿記検定ナビの人気コンテンツ

ページの先頭へ