第136回・日商簿記検定3級 第4問(語句記入)の過去問分析

第4問 意表をついた語句記入の問題。部分点狙いでいきましょう!

第4問の難度アンケート結果

 第4問は【語句記入】問題でした。似たような問題が第132回試験でも出題されていますが、このたぐいの問題は「語群の勘定科目を使って解答する」「配点が少ないので満点狙いではなく部分点でOK」の2点に気をつけて解いてください。

 受験生アンケートでは、約4割の方が「やや難しかった」と回答しており、出来はあまり良くなかったようです。本問は、知っているか知らないかだけの問題なので、あまり時間をかけずに空欄を埋めて、配点の多い第3問・第5問になるべく多くの時間を割きましょう。

1.仕入先元帳について

 仕入先元帳(買掛金元帳)は、仕入先ごとの買掛金の増減を記録する補助簿です。仕入の増減ではないので、間違えないように気をつけてください。

 なお、補助簿には仕入先元帳や商品有高帳などの補助元帳と、現金出納帳や仕入帳、受取手形記入帳などの補助記入帳の2種類があります。

帳簿組織のまとめノート
帳簿組織のまとめノート

2.試算表について

 簿記の流れを簡単にまとめると、「取引が発生する→仕訳をする→総勘定元帳に転記をする→試算表を作成する→決算整理をする→貸借対照表と損益計算書を作成する→各勘定を締め切る」になります。

 試算表は、ひとつ前の手続き(総勘定元帳への転記)が正しく行われたかどうかを確認するため、また、ひとつ後ろの手続き(決算整理)を円滑に行うために作成する表です。

3.減価償却の記帳方法について

 建物の減価償却額を「減価償却費勘定の借方」と「建物減価償却累計額勘定の貸方」に記入する方法を間接法といいます。一方、「減価償却費勘定の借方」と「建物勘定の貸方」に記入する方法を直接法といいます。

直接法による勘定記入
直接法による勘定記入

4.貸倒引当金のB/S表示について

 特定の資産を間接的に控除するために貸方に計上する勘定を評価勘定といいます。売上債権(受取手形・売掛金)にかかる貸倒引当金や、有形固定資産にかかる減価償却累計額が該当します。

5.固定資産の購入時の付随費用について

 取得した土地を利用できるようにするために支払った費用は付随費用なので、土地の取得原価に含めて処理します。費用処理しないように気をつけてください。

【例題】500,000円の土地を購入し、整地費用20,000円とともに現金で支払った。
(借)土地 520,000
 (貸)現金 520,000


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