第136回・日商簿記検定2級 第2問(伝票会計)の過去問分析

第2問 きちんと過去問対策していれば余裕で満点が取れる伝票会計の問題!

第2問の難度アンケート結果

 第2問は【伝票会計】からの出題でした。仕訳日計表と総勘定元帳(受取手形と支払手形)、得意先元帳(横浜商店・大阪商店)を作成する問題で、過去に何度も出題されているおなじみのパターン問題です。

 受験生アンケートでも8割近くの受験生が「かなり簡単だった」と回答しており、本問は単に満点を取るだけでなく、なるべく短い解答時間で満点を取ることが合格へのカギになります。


 それでは早速、問題を見ていきましょう。本問は「伝票の空欄部分をうめ、答案用紙の総勘定元帳・得意先元帳を完成する→伝票をもとに仕訳を書きだす→仕訳日計表を完成する」という流れで考えていきます。

伝票の空欄部分をうめ、答案用紙の総勘定元帳・得意先元帳を完成する

 No.101、No.203、No.301、No.302、No.501、No.503が空欄になっているので、答案用紙の総勘定元帳と得意先元帳から各空欄の金額を推定します。

  • No.101:横浜商店の入金伝票の貸方の金額(57,000)
  • No.203:支払手形勘定の仕訳日計表の借方の金額(27,000)
  • No.301:支払手形勘定の仕訳日計表の貸方の金額(28,000)
  • No.302:受取手形勘定の仕訳日計表の借方の金額(50,000)
  • No.501:横浜商店の売上伝票の借方の金額(135,000)
  • No.503:大阪商店の売上伝票の貸方の金額(1,500)

 また、あわせて総勘定元帳と得意先元帳の金額も推定し、答案用紙に金額を記入してしまいましょう。特に得意先元帳に関しては、仕訳の前に記入を済ませておくと売掛金を商店ごとに把握する必要がなくなるので、解答時間の短縮につながります。

伝票をもとに仕訳を書きだす→仕訳日計表を完成する

 この作業については特に問題ないと思います。私が問題を解く際に書いた下書きを載せておくので参考にしてください。

 なお、上にも書きましたが、得意先元帳に関してはこの時点で完成済みですし、仕入先元帳の記入はそもそも問われていないので、売掛金・買掛金を商店別に分けて把握する必要はありません

第2問・伝票会計の下書き
第2問・伝票会計の下書き

 下書きの書き方は千差万別で絶対的な正解はありませんが、出来るかぎりシンプルにまとめることをおすすめします。ちなみに、上記の「ゲ」は「現金」の、「S」は「売上」の略語です。

 簿記検定ナビでは勘定科目を省略して書いたり、金額の下3桁が「000」のときは「-」で代用するなど、「塵も積もれば山となる」的なテクニックを勘定科目の省略パターン一覧表ページで紹介しているので、興味のある方はぜひ一度ご覧ください。


 なお、第2問で出題される伝票会計については、第133回のように各伝票の金額が全て埋まっている問題と、第130回や本問のように一部の金額を推定する問題の2つのパターンがありますが、どちらも過去問に類似した問題が何度も繰り返し出題されるので、過去問対策が非常に効果的です。

 最後に、伝票会計に関しては下の画像の内容をきちんと理解できているか確認してください。この画像は管理人が実際に作ったまとめノートの一部ですが、この画像の内容を確実に理解しておけば、たいていの伝票会計の問題に対応できるはずです。

伝票会計のまとめノート1
伝票会計のまとめノート1
伝票会計のまとめノート2
伝票会計のまとめノート2


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